狐の王国


2006年01月01日() [過去の今日]

#1 あけましておめでとうございます

そういうわけで(JSTで)新年を迎え、さっそく近所の神社に行って初詣。

そして新年一発目のネタとして、「恋みくじ」なるものを引いてみた。普通のおみくじが200円なのに、恋みくじは300円。たっけーなーと言いつつ引いてみると以下のような内容

中吉
星座: 蟹座、牡牛座が最良運。魚座でもよい。
血液型: AB型が最もよい。A型でもよい。
年齢差: 五歳以上の差があるとよい。
十二支: 酉年生まれの人がよい。
方位: 南か東北の人がよい。北は避けたほうがよい。

……いきなり星占いですか。

ていうか蟹座か牡牛座か魚座でAB型かA型で五歳以上の差があって酉歳生まれで南か東北にいる人っていったい誰よ。そんな都合のいい人おるかー!

(@738)

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#2 Linuxでのうるう秒の処理

ほほう、NTPにうるう秒のビットがあって、それを見て処理するのか。確かにdmesgに

Clock: inserting leap second 23:59:60 UTC

とあるな。

なるほどなるほど、NTP偉大なり。

(@889)

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#3 Reply

「肝心なところ」というのは 前回記事

何故、生産したコードを利用する開発者のコードの開示まで要求するのでしょうか。
何故、既存の特許権の侵害までをも自由に含めたがるのでしょうか。

だと思いますが、 前者については私の考えとして、フリーライド抑止効果について語っておきました。もちろんGNU側は著作権法におけるソフトウェア保護への反対運動 *1 ですから、GPLが拡大し、事実上ソフトウェア著作権が行使できない、行使されても影響が無い状態に持って行きたいから、ということでしょうけども。

後者についてですが、特許についてよくわからないので何とも言えないと書きました。またGPLv3における特許対策はまだどうなるのかわからない *2 ですし、「侵害の自由」というのは誤解の産物であろうと考えています。

GPLの特許問題については、その後 参考になる記事 を見付けたので、引用します。

また、「GPLは特許に対して何の手当もできていない」と岡村氏が話すよう、特許との関係についてGPLはもろい部分がある。前述の図で言えば、GPLソフトウェアにAの著作権がもともと含まれているケースや、改変部分にBの特許が含まれるケースに関して、それを禁止する条項がない。また、第3者の特許が含まれている場合は、その特許権者はGPLの契約当事者ではないから、GPLに拘束されずに特許権を行使できる。この場合、当該GPLソフトウェアの配布を断念するか、地理的な頒布制限を加えて配布するしかない。「プロジェクト潰しなどを狙って第3者の特許を含んだコードを加えられる危険性もある」(岡村氏)

ということは、このような第三者保有の特許による攻撃や、自分の特許を埋め込んでGPLを無効化(できるのか?)するような事を防ぐための改訂作業だと私は考えます。 一部の噂にあるように、特許を無効化したり特許保有者の権利を侵害したりするような改定になるのなら、改訂作業者の間で反発が出るでしょうし、そうでなければGPLv3は社会から無視される事になるでしょう。

しかし、たとえGPLコードに含まれる特許に関して特許権を行使できないとする条項が入ったにしても、その特許のGPLでの実装にOKを出すのは特許権保有者ですから、実際には問題にならないでしょう。問題になるとしたら、ソースコードと同様の扱いを特許に対しても行うという場合でしょうが、その場合は松田さんの心配通りということでしょうね。それは私もそうならないことを祈りますし、なったら私もGNUシンパ *3 ではいられないでしょう。ことによれば、GPLv2でライセンスされたコードによるGNUシステム全体のforkが起こり得る事態だと思います。それ故にそうはならないとも思っていますが。

フリーライド抑止効果の有無:

私の例示した事例はあまりよくなかったみたいですね。しかし、フリーライドを根本的に防ぐ充分な武器とは、クローズドソースによるproprietaryな配布形態でしょう。著作権法が守ってくれますし、もっとも効果が高いと思われます。

順番でいえば、proprietary -> GPL -> Artistic -> BSDL の順番にフリーライド抑止効果が高いでしょうね。GPLはproprietaryよりもフリーライドを許容してると考えられます。そしてどこまで許容するかは、繰り返しになりますが作者自身の自由意志で決めればいいことです。他人がとやかく言うことではありません。GPLが過剰だと思うかどうかは人によるでしょう。私はシーンによっては過剰だと思いませんし、使いやすいとも思います。

しかし:

GPLを誤解してる人が多いのも事実。とあるソフトウェアなんぞ「GPL的に問題があるかもしれませんので、改変再配布はご遠慮ください」とか書かれてびっくりしたことが。

そういう意味でも、GPLを正しく理解し、メリットデメリットをきちんと把握することを助ける文書は、もっとたくさんあっていいだろうし、こういう議論が検索エンジンにひっかかることも有益だろうと思う。

リンク:

現時点でコメントしてくださってるページを紹介。

どっちが頑迷なんだ(2005年12月30日)

ライセンス変更交渉については難しい面も

(@931)


*1: 著作権保護は長すぎるので、工業権の範囲内でおさめるべきだったのは確かだろう。もっとも、工業権の保護もソフトウェアのライフサイクルから見ればやや長すぎる印象がある。
*2: 一部の噂として特許を逆攻撃、あるいは無効化するような条項が含まれるのではないかという話は聞きいてるが、実現性も含めて眉唾な話に聞こえる。実際のところは1月の会議後に出るdraftを見る必要があるだろう。
*3: もっとも、自分自身はGNUシンパというよりDebianシンパに近いと思う。GNUの思想よりDFSGのほうが好きだからだ。non-freeを許容する姿勢も現実的だし、多様性の維持という面ではGNUの考え方より優れてると思う。
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2006年01月06日(金) [過去の今日]

#1 見直しがすすむGPL(2/3)

汚し飯 でハッケソ。

むう、やっぱりソフトウェアと特許はややっこしい問題を抱えてるなあ。フリーソフトウェアの場合、商用のソフトウェアとは違って、製作者と配布者が別個であることが多いため、配布者が特許違反で訴えられる可能性があることは特に重要だろう。改変再配布者にとっても、自分の改変した部分に特許違反が無くても訴えられる可能性がある。実際に、ジャストシステムと松下の裁判では、マイクロソフトのライブラリにあった特許違反(最終的には否定されたが)をジャストシステムやそのソフトがプリインストールされてるPCを売ってたソーテックが訴えられるという、ある意味非常に深刻な状況があった。GPLソフトウェアに対して特許権侵害で訴訟を起こす相手には罰則が必要ではないかという意見もあるそうだ。

これらは次期版GPLに向けて現在議論されている問題だ。「そうした罰則を定めれば、特許武装した著作権侵害者からオープンソースコミュニティを守るのに役立つかも知れない」と、ソフトウェアに対する特許全般を声高に批判するStallmanはいう。

このストールマンの言葉に問題が集約されてるね。「特許武装した著作権侵害者」だってよ。

通常、特許で武装してたとしても、著作権を侵害することは難しいだろう。例えば「隙間風/がなる扉に/乗る雪よ」という俳句があったとして、各節の頭を切り出すと「すがの」という自分の名前になる特許があるからそれは特許侵害だ、などと言うような事はまずありえまい。

しかし、ソフトウェアは著作物でありながら工業製品としての側面を持つ(というよりむしろ本質だろう)ため、特許対象にもなり得てしまう。それゆえ著作権と特許権が衝突してしまうのだろう。これは著作権との二重保護にも問題があるし、ソフトウェア上の特許そのものにも問題があるようだ。

wikipediaのソフトウェア特許の項目 が参考にはなるが、やはり非常にわかりにくい。どうもいくつかの問題が混在してるようだが、ちょっと正確に切り分けられる自信が無い。

だが、わかったのは一つはどこまでがソフトウェア特許なのかという「範囲問題」であること。もう一つはソフトウェア特許によるコストが問題視されるほど膨大になりつつあるということ。そして三つめは、ソフトウェアは先行技術調査が難しいということだ。

要するに特許法で保護するのに不適な特性を持っているということだろう。なれば、著作権との二重保護も含めて、ソフトウェア特許に反対する充分な理由はあるということになる。

調べる過程で見付けた(というか思い出した)のだが、マイクロソフトはPC販売メーカー各社に対して、特許非係争条項をOEM契約に盛り込んでるそうだ。要するに表題記事中のBruce Perens氏の言うような、

「次期版GPLに、例えば、ある人物が特定のフリーソフトウェアに関する特許権を行使したら、その人間のフリーソフト使用権が消滅するといった、相互防衛条項が盛り込まれることを期待している」

というのは、このマイクロソフトの事例と同じことをやろうということだろう。 こういう契約自体は批判もあるようだが、現状では致し方無しということになるのだろうか。

だが、法律は変わる可能性も大きく、また批判が高まってるソフトウェア特許においてはその可能性も少ないとも言えないだろう。実際、 欧州議会はソフトウェア特許法案を否決 している。

さらにGPLを適用するためにGNUが用意してる例文には、GPLの後継バージョンが自動的に適用されることが書かれている。こういう状況においてGPLv3にそのまま特許非係争条項を盛り込むような形は、やはり望ましくないのではないか。せめて特許非係争条項付きGPLというような、別のライセンスを用意するべきではないだろうか。そうでなければUNISYSのGIF特許事件のような、後出しジャンケンになってしまわないか。

知的財産保護は重要だが、他人の知的財産や生産活動をおびやかす程の保護は悪でしかないだろう。現状の特許制度がまさにそういう性格を帯びて来ているのではないかという疑念、そしてソフトウェアライセンスにおける特許非係争条項にそういう性格が無いかという疑念、この二つはトンネルと出口と入口のように見える。これらは、両面から掘り進める必要があるだろう。

(@308)

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#2 日本のセキュリティチームのBlog

ひろの日記帳 でハッケソ。

むう、これ本物なのかな。MSのセキュリティチームのBlogなんだそうだが。

トップページ を見るとMicrosoft Communityと書いてあるし、マイクロソフト社の名前で著作権表示がされてはいる。 だがドメインをwhoisしてみると、InfoVisionとかいう会社が所持してる。一応 infovision.co.jpもexconn.netも、プライマリネームサーバが dns.microsoftkk.com だったりはするんだが、これは信頼性とはまったく関係ない *1

うーん、こういうのはちゃんと本家サイトと相互リンクして、妥当性が示せるようにしてもらいたいなあ。たぶん、内容とかどこかの紹介とかで本物と判断できるだけの材料は(探せば)あるんだろうけど、ぱっとわかるようにしておいてもらいたいと思うのは贅沢なんだろうか。

(@619)

本物らしい:

ハッケソ元のひろさんから情報提供を頂き、 MS TechNet からリンクされているとのこと。


*1: ネームサーバの指定はドメインを取った側が自由にできるので、他人のネームサーバを指定しちゃってる可能性は否定できない。
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2006年01月08日() [過去の今日]

#1 secure apt

ふむ、apt-get update で NO_PUBKEY なんてエラーが出るから何事かと思えば、そういうことか。

ということで ftp-master.debian.org から鍵ファイルを拾って来て apt-list add したのだが、ftp-master.debian.org が改竄されてたらやべえよなあ。gpgを使ってキーサーバから取得し、exportしたほうがいいのかな。

(@599)

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#2 文明の衝突

/.-j などでも話題になってるが、これは文化衝突なんてもんじゃないだろうと思う。ようは人の話を聞いてないだけじゃないか。

目的外の利用法を活用するのは悪いことじゃないが、それが迷惑行為になってる事に気付いてないのではすでに文化とは呼べやしない。某blogでガンダム話題を書いたら大量のトラックバックが送られて来て、いったいどうなってるんだと書いた人が相当震え上がってた、なんてことがあったが、アニメ感想blogコミュニティとやらのおかしなトラックバック利用法がコミュニティ外にまで漏れ出してる証拠だろう。もちろんそういう漏れ出したところから広まって行くのが文化というものだから、漏れ出す事自体はどうでもいい。だがそれを迷惑だと思う人が少なからずいることを考えていない。

迷惑行為をしたことがない人は迷惑行為について語ってはならない とまで言うサイトがあるようだが、これは論外だろう。自分の見えてる範疇で迷惑だと思う人がいないだけで、誰にも迷惑をかけてないと勘違いするという、十代の若者にありがちな思い上がりとまで言ってしまおうか。機能の利用頻度が高い人を優遇するべきだという発想もおかしい。自動車のオートマティック・トランスミッションには、アクセルを急に深く踏みこむとギアが一つ下がって急加速するキックダウンという機能が組み込まれてる。これは高速道路に入るときなど、車速を急激にあげる必要があるときに使う目的で組み込まれており、決して街中で急加速するためにあるわけではない。街中でキックダウンを頻繁に利用し、騒音を撒き散らし他者を危険に陥れながら「我々はキックダウンの頻繁な利用者だから、キックダウンをもっと発生しやすくするべきだ。目的外の利用法を差別するな」等と言うのは、おかしな話であろう。

上述の/.-jの記事に 『この件で騒いでいる方に「トラックバックセンターやリングって知ってる?」と聞いてみたい。』 というコメントがあった。正直このコメントがスコア0なのは惜しい話だと思う。キックダウンの加速を楽しみたいなら、サーキットなりなんなり人の迷惑にならないところでやればいい。それがトラックバックセンターやウェブリングであろう。

人の話を聞かず自分の都合だけで自分の視野の狭さをかばおうとするのは愚かな行為としか言いようがない。 表題記事のひろさんは『TB の仕方についてコンセンサスがない以上、自分の考えを人に押し付けようとせず、相手の希望にも配慮してほしい、ただそれだけです。』とおっしゃられるが、むしろ「コンセンサスはある」のだろう。 絵文録ことのはというサイトの記事 で「言及リンク文化圏」とされてる人たちの間では少なくともそのコンセンサスは存在し、そのコンセンサスを元にして実際のトラックバックフィルタが実装されてるわけであろう。そのコンセンサスを見てないのか見てみぬふりをしてるのか、とにかく無視している連中がいる。そういう人間の集合がある程度の規模まで増えて、一見「文化圏」に見えるため、穏健派がそういう似非文化圏に対して配慮した発言をしはじめてる、というのが現状であろう。

で、まだ例のアレを実行できないわけで:

やっぱりトラックバックは枯れてないなあというのが正直なところ。ますますトラックバック機能を載せる意欲が失われて行く。

正直、リンクの存在を根拠にトラックバックを許可するのは、あまりいいことだとも思わない。URIをHTML中に適当に埋め込んでおけば通ってしまう可能性が高いからだ。本文中であるとか、コメント外にあるかとか、そこまでparseしてはいないだろうし、ある程度してたにしても回避のしようはある。

根本的にはトラックバックは承認性にするべきだろう。そしてウェブには表示しない。記事の著者に通知するための機能なのだから、わざわざ表に出す必要は無いのではないか。出すにしても、例えばRSSにだけ記事のプロパティとして書かれるとか、そういうやり方がよいのではないだろうか(RSS規格の拡張が必要かもしれんが)。

広告媒体として都合がいいから利用されるのである。表に出にくければ利用もされまい。そして読みたいと思う人間にとっては、多少隠れてるくらいのことはどうということもないはずだ。

(@602)

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2006年01月12日(木) [過去の今日]

#1 cannadic改

似たようなことを考える人はいるもので、cannadicをメンテナンスしてる人がいるらしい。

うちはうちで shionベースの美紗緒辞書 をメンテナンスしてるわけだが、こちらはライセンスもしっかりしてるし、扱いやすいかもなあ。中身は見てないけども。

つーわけで美紗緒辞書のページに表題サイトへのリンクを追加。

(@166)

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#2 Fly me to the moon

そういや50年くらい前から歌われてる曲だよな、と思って調べたのだが、発表年は1954年らしい。これは著作権切れてるかな、と思いきや、考えたら発表後50年じゃなくて著作者の死亡後50年なんだよね。すっかり忘れてた。 著作者の Bart Howard は2004年まで生きておられたようで、あと48年ほどは保護される事になるか。米国だと保護期間が延長されてるから、68年も保護されるのか。なんだか長すぎる気がするなあ。

なんとなく日本語で歌えるバージョンが欲しくなって訳詩を作ってはあるのだが、発表はできないなあ。許可を取れればいいんだろうけど、ライセンス料をペイできるような発表手段は持ってないし。

しかし、 WikipediaのFly Me to the Moonの項目 には、MP3やMIDIへのリンクがあるな。これはどういうライセンスで出されてるものなんだろう。

オマケ:

で、その WikipediaのFly Me to the Moonの項目 なんだが、 この曲をカバーした日本人アーティスト の中に、「Coco d'Or」という見慣れない名前を見付けた。そのリンク先はなんと 元SPEEDの島袋寛子 で、この項目が面白すぎる。

童顔と成熟した肉体の組み合わせが男性ファンにとって、たまらない魅力である。

だとか

かつての同僚である上原多香子は既にセミヌード公開しているが、ネットを見る限り、実際,hiroへのヌード要望は上原よりはるかに高いだろう。hiro本人は可能性を否定しているが、是非検討すべきである。

だとか

幼い顔からくる愛くるしいイメージや依然として多く存在する女性ファンへの配慮と思われるが、抜群の肉体美の持ち主だけにもったいない。ノーブラ衣装など是非検討すべきである。

だとか、これを書いた人(たち?)のリビドーが全開すぎて笑わずにはいられない。

俺もSPEEDはけっこう好きだんだが、子供の頃のイメージが強すぎて、色っぽい姿はかえって見たくないと感じてしまう。何か自分の娘が人様の前で肌を露出してるような気分なのかね。年取ったってことかもなあ。

(@208)

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2006年01月16日(月) [過去の今日]

#1 ファイルシステムのチェック

eblookで使ってたCD辞書が引けなくなってたので、ためしにHDDにデータをコピーし直してみたら直った。ファイルが壊れてたのかな。

ファイルシステムの異常の可能性もあるかとは思うのだけども、考えてみたら今のHDDに交換した8月から、一度もfsckが走ってない気がする。前回チェックされた日付は記録されてるんだろうが、tune2fsのmanpageを見ても記録を照会する手段が見当たらない。

で、いろいろ見てたらdumpe2fsってコマンドで見るらしい。あたしゃてっきりファイルシステム自体をdumpするコマンドかと思ってたよ。

$ dumpe2fs /dev/hda1

とやるだけでごろごろ情報が出てくる。一部を抜き出すと、

Filesystem created:       Sat Aug  6 00:05:52 2005
Last mount time:          Tue Jan 10 22:52:40 2006
Last write time:          Tue Jan 10 22:52:40 2006
Mount count:              86
Maximum mount count:      23
Last checked:             Mon Aug 22 18:37:29 2005
Check interval:           15552000 (6 months)
Next check after:         Sat Feb 18 18:37:29 2006

うーん、Check intervalはまだ先だが、Mount countはとっくに越えてるなあ。なぜ自動fsckが入らないんだろう。

(@325)

むほ、解決:

/etc/fstabの6番目のフィールドが全部0になってやがった。なんで0にしたんだっけっかなあ……。fstab(5)を読みながら/を1、その他を2にして再起動。おお、ちゃんとfsckしてるな。同時にfsckが掛からないよう、パラメータをいじっとこう。

dumpe2fsいらんかった:

tune2fsの-lオプションで良かったらしい。スーパーブロックのリストってそういう意味かー。

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#2 KOU式カバラ占術

mixiの某日記でハッケソ。 俺は誕生数4(ケセド)、姓名数7(ネツァク)、パス10(隠者)だそうだ。で、以下が性格。

あなたの本当の性格と本質:

誕生数はあなたが生まれた時に、ご両親と天から与えられた純粋な性格を示します。人は性格は、永遠に生まれた時のままではありません。いろいろな経験や出会いを得て、成長しながら社会へと適応していこうとします。本来の性格の長所をそのまま成長させる人もいれば、別の人格を心の中に作って順応させようとする人もいます。カバラの誕生数は、あなたですら忘れているかもしれない、成長前のオリジナルな性格を教えてくれるのです。

誕生数4の人は「努力」の人です。この誕生数をもって生まれたすがのさんも、コツコツと階段を登っていく努力家でしょう。大きく果てしない夢をみるよりも、現実をしっかりと把握して、土壌を固めながら前進していく、石橋をたたいて渡るタイプといえます。 何事もよく考えてから行動にうつす思考型で、とても冷静でリアル重視な価値観をもっていますので、滅多に冒険的な行動はとりません。安全性を第一に考えて、荒波を渡るようなリスキー(危険)なことは避けたいと思うでしょう。勉強家で、知識への探究心が深く、納得するまで勉強するし、目的に辿り着くまで、延々と調べ続けられる程の持久力があります。あなたは、誰に言われるまでもなく、一人で黙々と精進する事ができるはずです。 思考は、論理性から入ります。そこに感情や、情緒的なものは入りません。無駄なものは無駄と、合理性を徹底的に追求します。その分、結論はいつも打算的なものになる傾向があります。豊富な知識と、多面的な思考回路は誕生数4の大きな武器ですが、自分で導き出した「答え」に独善的になってしまいます。他人の意見に興味がわかず、受け入れることができません。また、多面的な思考は、必ずと言っていい程に「最悪のケース」も想定してします。その印象が強くなると、思考がネガティブになっていきます。マイナス面が大きくなると、コミュニケーションも苦手になり、やや地味な人格になってしまいます。

性格の表層意識と成長:

姓名数は、あなたの性格の成長傾向を教えてくれます。あなたにとって人格の目標であり、憧れとなる人格像が姓名数となり現れます。また、姓名数と誕生数の要素が矛盾しない場合には、裏表のない性格になりますが、この二つが表裏の関係になりますと、本来の性格と理想の性格とのギャップから、別の人格が生まれやすくなります。

姓名数7をもつひとは、「ユニークでありたい」と考えます。他人と同じではなく、オリジナリティーを表現したいと考えます。それを実現するために、まず、様々な視点から物事を考えようとするでしょう。何かと変わったことを考えて表現するため、周囲から「変わり者」と言われやすく、その呼称も心地よかったりします。常に「少しでも違う何か」を探しているため、洞察力はかなり鍛えられていくはずです。ただ、自分が見つけた「新しい価値観」に執着しやすく、それを否定されると激しい怒りを覚えます。姓名数7の人は、心と表面意識に二面性ができやすいため、冷静を装っていても、心の底で憎悪が増したりします。また、相手の心理を洞察する力にも長(た)けていますので、安っぽいコミュニケーションは、面倒に感じてしまうでしょう。7の人は、あまりにも個性が強すぎて、交友関係が狭く、限定されてしまいがちです。姓名数7の人は、本心と表面意識が分裂しやすく、どんどん神経質になってしまう可能性があります。小さな頃は、自分の「思い」や「考え」を、誰に対しても楽しく話せていたはずです。その気持ちを思い出して、あなた自信が、会話やコミュニケーションを楽しもうとすれば、その気持ちは少しは和らぐと思います。ただ、どうしても、知識を披露したがる傾向があるので、独りよがりにならないように注意しましょう。

あなたの潜在的性格:

10番のパスはタロットカードにおける「9番、隠者」に対応しています。パスはすがのさんの性格形成において、潜在意識と表面意識の中間くらいに存在します。表面意識への影響力が強く、より心の動きに近い性格です。そのため、パスが示す性格は、重要な決断を迫られた時など、意思や倫理を介さないような、感情的な場面で表面化しやすい特徴があります。

このパスを持つあなたの本質は「孤独主義」です。誕生数や姓名数などの表面的性格、本質的性格で、その程度に差はありますが、あなたは「自分の時間と世界」がなくては生活のリズムや、精神の安定をつくり出せないタイプです。優れた思考力があり、どのような物事に対しても「考え」を張り巡らせ、哲学的な思考をします。頭の良さだけでなく、知識欲もとにかく旺盛(おうせい)ですが、他人との距離を起きたがる欠点があります。あなたの心には、独自の「絶対的世界」が在って、そこに他人が入るのをとても嫌います。姓名数が外向的な性格だと、表面上は外交的に振る舞えます。ただ、それは演技のようなものなので、結局苦痛となり、ストレスになります。華やかな場所や、にぎやかな雰囲気が苦手ですので、繁華街や人が密集する場所では、人酔いしてしまうでしょう。例えば、仲のいいグループで長期の旅行に出かけたとしても、楽しめるのは始めの数日で、ある時から、急に疲れが表面化して、その騒がしさを苦痛と感じてしまうでしょう。基本的に俗世間のことには興味が向かないので、流行(はやり)のファッションや音楽などには、影響されずに、自分のスタイルを貫くでしょう。精神的にムラがあるので、現実の自分と、潜在的な自分にギャップが開きすぎてしまうと、鬱(うつ)病になったり、精神病にかかったりしやすいので注意が必要です。

感想:

んー、なんかズバリと言い当てられた気分。どっかにトリックある?

(@361)

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2006年01月19日(木) [過去の今日]

#1 「ニセ科学」入門

/.-jのコメント でハッケソ。

一読をお勧めしておく。

通常、知識とは積み重ねであって、正確なところは専門家じゃないとわからない。しかし一般の人は健康や生活に関係することとなると正確なところを知りたがるし、かといって出された答えを追試する能力も暇もモチベーションも無い。1時間程度のTV番組をぼうっと眺めてるだけで正確な答えがわかるならそれにすがってしまうのであろう。

専門家の義務として、こういう一般に対する自分たちの知識のわかりやすい開示は必要であろう。それが果てしなく難しい作業であることは承知してるが、表題の論文にもあるように、ニセ科学をはびこらせると自身の首を締める結果になるのは間違いない。一般人の金銭及び知識欲のリソースを完全に奪われてるのである。

実際にアルカリイオン水を飲まされ、トルマリン風呂に入れさせられてる身としては、ため息の出る問題だったりもする。何とかして欲しい。

(@281)

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2006年01月20日(金) [過去の今日]

#1 「◯◯とわたし」バトン

某萌え系メイド からまわってきたので書いてみるテスト。

まわした人が「◯◯」の中身を設定するらしく、俺は料理だそうだ。

Q1. パソコンまたは本棚に入っている「料理」は?:

んなもん入れたらショートするか腐るかして大変なことになるぞ。

まあ、書棚には料理の本が1〜2冊あったりするが、ほとんど使ってない。レシピはネットで見つかるし、後はレストランとかで実際に食べてみて味を覚えて……って感じ。

Q2. 今妄想してる「料理」は?:

ずっとパスタ系ばっかやってたんだけど、そろそろ別のもやりたいなあとは思ってる。今やりたいなあと思うのは「かえし」。このかえしと出汁でそばつゆを作るんだけども、ヅケを作ったりもできるし、保存もしやすいみたい。いろいろ便利そうなのでぜひ作ろうかと。

本当に妄想の領域だと、そば打ちをやりたい。そばの香りがぷーんと香る、黒い星入りの蕎麦が理想なんだけど、なかなか理想に巡り合えないんだよね。そこまで自分でやると修行時間がとんでもないことになりそうで、できれば食わせてくれる店を見付けたいんだが。

Q3. 最初に出会った「料理」は?:

離乳食かなんかだろうか。

自分で実際に作った料理ということなら、たぶん3歳かそのくらいの頃にやらせてもらった卵焼きだろうな。卵をといて醤油を入れて、フライパンで焼くだけ。母の卵焼きというのは当時はこれだったし、とてもおいしかった覚えがある。

が、後々もう一度作ってみたら、激マズでびっくりした。思い出の味そのままなんだが、よくこんなものをおいしいと思って食ってたものだと衝撃を受けた。料理上手な親ではなかったからしょうがないが。

Q4. 特別な思い入れのある「料理」は?:

うーん、思い入れと言っていいのかわからないが、テレビで見て覚えたペスカトーレはちょっと特別かもしれない。パスタ料理に目覚めたのはこれのおかげだし、今でもよく作る。よく作ると言ってもシーフードをいつも用意できるわけじゃないし、具材はいろいろ。だから正確にはペスカトーレではなく、トマトソースだね。

いろいろ変遷もあったけど、今の作り方は以下のような感じ。

  • フライパンにオリーブオイルをしき、輪切りのニンニクとみじん切りのニンジンを極弱火で炒める。5分以上は炒める
  • その間に他の材料を切る。ペスカトーレならイカやホタテなど。ナポリタンみたいにタマネギとピーマンとハムなんてときもある。
  • 中火にして切った材料を炒め、火が通ったらホールトマトをぶちこむ。
  • トマトをへらで潰す。このときへらは縦にして、切るように潰して行く。そうしないと手前に跳ねて服に赤い点がいっぱいできる。火は中火よりちょっと強めでもOK。水分の多いホールトマトや、生トマトでやる場合はここで少し煮つめないとべちゃべちゃになっちゃう。
  • そこにゆでたてのパスタを放りこむ。パスタはかためにゆでておくこと。スパゲティなら噛んでみて芯が猫目のような形になってる時がベスト
  • トマトソースの水分をパスタに吸い込ませるような感じで炒める。水分が多ければフライパンをあおって飛ばす
  • 塩胡椒で味を整え、気分や好みでバジルやモッツァレラチーズを和えて、できあがり。

Q5. 最後にバトンを回したい5人とそれぞれのお題は?:

淳子。 「妹とわたし」

あるふぁたん。 「巫女とわたし」

でかいの。 「でかいのとわたし」

うどん。 「ラジオとわたし」

ちろる。 「やおいとわたし」

(@227)

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#2 howm

いい加減ちゃんとtodoやらメモをきちんと整理したくて、自分に合ったツールを探している。howmが俺のスタイルに合ってて、なおかつ俺の弱点をきちんとフォローしてくれそうなので、使おうと思う。

が、問題が一つ。それは書式が自由すぎるというところ。

人にもよるとは思うが、俺は書式がきちんとしてないと安心できない。かといってメモを取るのにHTMLやHNF系式を使うのもどうかと思う。作者はRDを使ってるようで、俺もPODを使っても構わないのだが、もっと気楽なものはないかと考えあぐねている。

BHL というのもあるのだが、これは使ってみていまいち納得が行かない。タブキーでタブ文字が入らないくせにタブ文字じゃないとリストとして認識してくれなかったりするし。

理想的にはwiki系式でパーサがあるものということになるのかなあ。 HikiDoc なんかはいいのかもしれんが、見出しはイコールサインじゃないとhowmにはちょっと都合が悪かったりもするかもしれん。

うーん、なかなか歯車が合わないな。

(@353)

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2006年01月22日() [過去の今日]

#1 間違った日本語のほうがおもしろい

正しい日本語(と思い込んでいるもの)より、間違った日本語のほうがおもしろい。今はネットで簡単に個人が情報を発信できるし、正しさも確認できるだけの知識リソースもあるから、作家さんにはやりにくいんじゃないだろうか。

なんてことを、とある作家がずっと「間違った」とされる表現を使い続けてたという話を聞いて思った次第。

(@087)

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#2 pukiwiki-mode

うは、すげえ。pukiwiki編集用のemacsのモードなんだが、tdiary-mode付属のhttp.elを利用してpukiwikiに直接アクセス、記事一覧からメーラーのように記事をさくさく閲覧し、直接がつがつ編集できちまう。すんげえなあ。emacsのエディタという本質を最強に思い知らせてくれるな。

で、これはhiki-modeという、hiki用のmodeのhackらしいのだが、肝心のhiki-mode本体が見つからん。なぜ?

(@568)

hiki-modeめっけた:

あんだよ、hiki本体についてんじゃん。

(@621)

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2006年01月31日(火) [過去の今日]

#1 IMAP error: no continut-req from server

なんてエラーが出てメールが送れない。Wanderlust側の不具合か? よくわからんな。

(@318)

添付ファイル:

があるとダメなのかな?

(@319)

semiが原因?:

なんとなくapt-get install semiしたら、1.14.6+0.20050510-1 から 1.14.6+0.20050614-1 になって、そしたら普通に添付ファイル付きのメールが送れた。謎。

(@325)

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Sugano "狐志庵" Yoshihisa(E) @ 美紗緒ネットワーク <koshian@misao.gr.jp>
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