狐の王国


2004年02月01日() [過去の今日]

#1 IEフリーズの脆弱性

ここんとこ続々と見付かるIEのセキュリティホールだが、また見付かった模様。そろそろビビりませんか、そこのIE利用者さん。

(@237)

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#2 人をどつく加減について

興味深い。

俺は言論は誠実であるべきだという考えに基づき、極力論理一貫性を以て話す事が多い。しかし、たまに「まるめこまれた」と言う輩がおる。こちらとして論理的に話しているのだから、そちらも論理的に反論すればよろしいではないかと思うのだが。どうやら世間一般では非論理的な対話というものが存在し、それでコミュニケーションが成り立ってるらしい。そのようなコミュニケーション手法で対話に参加し、論理的に話してはならないようなのだ。だから論理的に話すと「まるめこまれた」と言われてしまうのだろう。

もし、俺の論理的な話し方に手加減があれば、「まるめこまれた」などと言われなくても済むのだろうか。たぶんそうなのだろうが、論理に手加減という要素を持ち込む事自体がすでに理解不能だ。論理は論理としてただそこに存在するものなのに。しかし、なにかしらの手加減手法が存在するのだろう。それを探さねばならないのだろうか。

(@872)

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2004年02月03日(火) [過去の今日]

#1 政治ブログのスーパースターは15歳の政治通少年

ふうむ。インターネットの普及で早熟な才能の活躍の場が増えたってことかね。どんなすばらしい原石も、磨かれる場が無くては意味が無い。そういう機会を原石たちに与えられたということか。

しかし、こういう政治blogは俺も必要じゃないかと思うのだが、日本ではまだ出て来る様子が無いね。元の Daily Kos がどんなサイトかはよく知らないんだけど、国会と市民の架け橋を現状マスコミに頼らざるを得ないのはどう考えてもマイナスだ。住基ネットにしたって、マスコミの報道が小さすぎて多くの市民が知る頃には手遅れになってたわけだしね。blogならそういう情報を洩らす事はないだろうし、コメント機能が充実してれば議論も可能だ。

残念ながら俺は政治に疎いのでやれないが、そういう動きが出て来てくれる事を切に願う。もちろん、そういうblogが出て来れば議論には参加するつもりだ。

(@003)

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#2 Security Host Downtime

むー、security.debian.org がクラッシュしちまったらしい。「Unfortunately, it didn't react on the serial console and to a remotely issued power-cycle.」って、電源も入らなくなっちゃったってことか?

やっぱりこういうセキュリティアップデートを提供するホストは複数必要だよなあ。かといってなんか協力できることがあるわけでもないんだけども……。どっか提供してくれる人いないのかな、サーバと回線。

(@176)

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2004年02月04日(水) [過去の今日]

#1 Word の変更履歴って実は危険

Word 2003 は多人数による文書校正をサポートしてて、初心者には混乱の元だなあと思っていたのだが、なんとこんな罠があったとは。

つまり、MS-Officeで他の企業や部署と共同作業するとき、ずっと文書を開きっぱなしにしておけば、その企業なり部署なりに参加してる他の共同作業者のリストを作成可能ということかな。まあ自分自身もリストされちゃうわけだから、悪用は難しいかもだが。

しかし、すごい仕様だなあ……。他の文書の校正者まで記録するとは……。

(@015)

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#2 不正アクセスで京大研究員逮捕 警視庁

officeさん が逮捕されちゃったみたいだ……。確かにやり方はまずかったかもしれないが、こうでもしないと動かない企業の責任はどう考えるというのだ。今まで数多くのセキュリティホールを指摘し、一般消費者の利益を確保してきてくれた人なんだぞ。

セキュリティホールmemoに書かれた詳しい経緯 は、あちこちの情報へのポインタにもなってるので、よく読んでみて欲しい。

(@164)

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2004年02月05日(木) [過去の今日]

#1 mozillaの更新チェッカー

ブックマークの整理をしてたのだが、プロパティを見ると更新チェックの項目が。いつのまにこんな機能がついたのだろう。んー、とりあえず使ってみるかなあ。

(@150)

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2004年02月06日(金) [過去の今日]

#1 サンデー

むう。入れ替わりの時期か。

ロボットボーイズ:

最終回。やっとキャラが揃っておもしろくなって来たのになあ。序盤にノリきれなかったのが敗因か。ロボットが注目されてる時代だけに、もう少し続けて欲しかった。ちょっと時代が早すぎたのかもね。

ワイルドライフ:

すっかり料理漫画。ダチョウはうまいらしい。先週じゃ人懐っこい動物だとも言ってたし、場所さえあれば飼うもよし、食うもよしか。鳥インフルエンザで鶏肉代用も考えなきゃならん時期だけにタイムリーだなあ。

ってーか、懐かれたら食うのも辛そうだな……。やっぱ飼うのはよろしくなさげ。

メル:

んー、女の子はかわいいけど、相変わらず時代後れな感じ。「烈火の炎」からなんも進化してないんじゃないのか。なんでこの漫画がド真中に鎮座ましましてるのかさっぱりわからん。

きみのカケラ:

祝復活(遅) ていうか王女はどうした、王女は。

(@055)

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#2 xpm2wico

ふーん、こんなツールがあったのか。xpmをWindowsアイコン形式に変換してくれるらしい。ってこたこれでfavicon作れるなあ。

つわけで、gimpで64x64のxpmでアイコンを作り、xpm2wico favicon.xpm favicon.ico と まじないを唱えて完成。をを、我がサイトにもfaviconが付いたか。デザインだせーけど、まあいいや。

debianな人は apt-get yeah! そうでない人は GNUのFTPサイト からソースを拾ってこれるらしい。

(@326)

動作確認:

ホントはサイズ16x16らしいけど、自動で縮小してくれるみたいだね。mozilla1.6、IE6、Emacs-w3m 1.3.6で表示を確認。

(@333)

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#3 PHP4.3.3 for woody

日本語正規表現検索が必要だとかで、woody用にphp4-4.3.3のパッケージを作る事に。

まずは sidのapt-lineをいれて apt-get source php4。とりあえずphpというものをよくわかってないので、明らかにいらないimapサポートだけdebian/rulesからコメントアウト。

libcurl:

libcurlの新しいのが必要らしいので、これもsidからもってきてrebuild。

db4.1:

db4.1……なんだこりゃ。build-dependsにsablevmってのがあるんだが、sablevmがどうあがいてもrebuildできん。sablevm-1.0.9+svn20040120のBuild-Dpendsをよくみると、

Build-Depends: libffi2-dev, autotools-dev, m4, libtool, debhelper (>> 3.0.0), libltdl3-dev, libpopt-dev, libsablevm-native1 (>> 1.0.9+svn20040120), libsablevm-classlib1-java (>> 1.0.9+svn20040120)

あ? libsablevm-*って、このソースパッケージをrebuildしないと作れないんじゃないのか。しかもバージョンも自分自身以上じゃないとダメって……。

しょうがないので、 えりむ に教えてもらった Debian Backports からdb4.1のバイナリパッケージを拾って来てインストール。ぬぅ。

apache:

db4.1いれてしまったので、apacheの依存関係を修正してrebuild。

pike7.2:

どうやらwoodyのpike7.2じゃ古いらしい。sidから7.2.546をapt-get source。libgdbmg-devをlibgdbmg1-devに修正したくらいでrebuildできた。

caudium:

こいつがダダをこねたがために前述のpike7.2をアップグレードするハメになったんだよな。sidからapt-get sourceしたんだが、debhelperはすげえ新しいのが必要だし、perlは5.8.0以上? マジか?

しかし、念の為debhelperを4.0.2以上、perlを5.6.0以上にしてrebuildしてみたらあっさり通りやがんの。無意味なBuild-Dependsは勘弁して欲しいな。

libxslt:

んー、こいつは1.0.18以上が必要なのか。woodyに入ってるのは1.0.16。sidに入ってるのは1.1.2。うーん、rebuildは手間だし、こんな新しいのいらんな。

というわけでupstreamから1.0.18のソースを拾って来て、1.0.16からuupdateでGo! あっさりパッケージができた。

libpcre3:

4.xが必要らしい。sidには4.3があるのだが、パッケージ名はpcre3のまんまなのね。これもとくに問題なくsidのソースからrebuild。

php4:

いよいよ本番。Build-Dependsをwoodyに合わせ、libt1-dev -> t1lib-dev、libdb2-dev -> libdb4.1-dev(あれ? これはdb4.1をlibdb2に直して戻したんだったかな?)、libgd-xpm-dev -> delete(libgd-devに統合されてた)、libc-client-dev -> delete(imapの奴ね)、po-debconf -> delete(まあ無いもんはしょうがない)と、修正。

まあ、いろいろ試行錯誤はあったので書き洩らしもある気はするが、とりあえずこれでうまく動いた。丸一日かかっちまったい。

(@341)

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#4 「新品マックG5をウィンドウズマシンに改造」レポート掲載で大騒動

かなり乗り遅れた感はあるが、アンチマックを自称するからにはこれに反応しないわけには行かないだろう。

極一部の犯行だとか言う奴には言わせておけ。一部だろうがなんだろうがこういう荒々しい感情むき出しの行動をするような文化が、Macにはあるということだ。道具としてのコンピュータを追求した文化が、最もコンピュータを道具以上のものとして見ているってこったな。この自己矛盾がMac文化のMac文化らしいところ。

まあ、しかしもったいない事は確かだな。Windowsなんぞそうまでして欲しいかね。俺なら Debian PPC を入れて64bit環境を満喫するのだがなあ。って、PPCの64bit版はまだカーネルが対応してないかな?

(@741)

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2004年02月07日() [過去の今日]

#1 サーバ管理者、経営者に朗報! 安価で安全な新方法論 サイバーノーガード戦法!

うむ、やっぱりそういう風に考えちゃうよな。 askaccsのコンテンツ制作やってた会社 も、

現在、ASKACCSの再開に向けた作業を進めていますが、 セキュリティの専門家やセキュリティ技術に依存しないセキュリティのあり方、セキュリティに依存しない情報社会のあり方を模索していかなければならないと考えております。

と、このように 声明文 (googleキャッシュ) を発表してるしなあ(削除したみたいだが)。セキュリティに依存しないということは、セキュリティをかけないということで、まさしくノーガード戦法を実践しますよと宣言したわけだ。

さてさて恐ろしい世の中になってきたな。情報リテラシの低い消費者は泣き寝入り以外の選択肢を与えられないわけだ。いやむしろ被害にあってることにすら気付かずすごさねばならんわけだな。

個人情報保護法が使えるようになるまでは、この状況が続くのかなあ。使えるようになっても変わらなかったりして。

(@228)

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2004年02月10日(火) [過去の今日]

#1 Debian Loves Mikachan

久しぶりにTeXを使ったら、ゴシック体がすべて みかちゃんフォント になっててびっくり。NECの人が書いたであろう真面目なCannaの付属マニュアルがなんともかわいらしい見出しになってしまい、微妙に鬱。いや、決して嫌いじゃないんだが、時と場所の問題というか。

そんなわけで東風に戻せないのかと思ってたのだが、戻し方がわからん。defoma管理下にあるようなので、昔のようにviでさくさくというのも危険そう。うーむ。

とりあえず、 defoma-app update vflib2 してみたらなぜか東風に戻ったのでヨシとするか。こういうの、ちゃんと設定できるようになってるのかなあ。どうもdefomaはいまいち好きになれんなあ……。

(@310)

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#2 mozilla -remote

mozillaはなんだか知らんが新しいウィンドウを開くのが異様に遅い。普段はTabExtensinosを使ってシングルウィンドウモードにしてるので問題無いのだが、端末から

$ mozilla hoge.html

などとやるとなぜか新しいウィンドウがあがってしまって泣けて来る。

$ mozilla -remote openURL(file:///path/to/hoge.html)

とかやればいいのだが、非常にめんどくさい。

しょうがないので mozilla-remote なるシェルスクリプトを用意。

#!/bin/sh
FILE=`find $PWD/$1 -print`
mozilla -remote "openURL(file://$FILE)"

フルパスを得るのにちょっと悩んだが、書いてみればたった2行か。なんだかなあ。

げげ:

引数に/からはじまるフルパス与えたら動かないじゃん(馬鹿)

#!/bin/sh
if [ `echo $1 | grep ^/` ]; then
    FILE=$1
else
    FILE=`find $PWD/$1 -print`
fi

mozilla -remote "openURL(file://$FILE)"

むー、まあこうするしかないか。

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#3 MNG

おや? mozillaはデフォルトではMNGが扱えなくなったのか? むう、寂しいな。どこかにプラグインがあるんだろうか。

(@352)

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#4 SVG & MNG

うーん、これら新しい二つの画像フォーマットにネイティブ対応してるのが mozilla のウリだったと思うんだが、今見てみるとMNGは見れないわ、SVGもsodipodi付属のサンプルが見れないわ、わけわからんな。

どっかサポートの現状まとまってるサイトないかなあ。

(@398)

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#5 お茶

今日は練り餡の和菓子を頂いたとかで、急にお茶会をやることになった。小さい頃はよくやってたのだが、最近はとんとご無沙汰。

久しぶりに母が茶をたて、うつわも楽しみながら、お茶を飲む。うつわを眺めようと思うと自然に回すものだね。三回まわして、なんていう儀礼めいた話もあったけど、あれで本当に楽しめるんだろうか。

頂いた和菓子も絶品で、それだけで幸せな気分だった。お茶もうまい。こういう茶の楽しみ方を、今の子たちは知らないのだろうなあ。抹茶は苦いものだと思ってるらしいぞなんて話で盛り上がった。意外と身近なところに、楽しいことはころがっているものなのにね。

(@499)

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#6 /usrに10Gはもう古いのか

/usrなんて10Gもあればいくらなんでも足りるだろうと思ったのが1〜2年ほど前だったろうか。寝る前に何気に df -h したら見事に溢れていた。

とりあえず /usr/srcが3G以上食ってたのでさくさくと古くなったカーネルソースを削除。まだ2.2Gも食ってるので、いれっぱなし放置なkernel関係のパッケージを削除。まだまだ食ってるので、/usr/src/*.debを別の場所にバックアップ。ようやく1.2Gほどに収まってくれた。

これでようやく/usrも2.6Gほど空いたわけだが、このままじゃ不安だなあ。でかいHDD買ってまたパーティション切り直すべきだろうか。こないだ交換して容量のあまってる/homeにでもsymlinkを張るべきか。うーむ。

(@602)

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2004年02月11日(水) [過去の今日]

#1 Acrobat Reader 5

以前日本語がまともに表示されず保留していたのだが、いい加減セキュリティ問題もあることだし、acroread を5にバージョンアップ。普通に日本語は出てたのだが、MS-PGothic が無いぞとか言われて表示できないPDFがあった。フォント名だけ指定されてて埋め込まれてないPDFということか。代替フォントが出て来るんじゃないのかと思ってたのだが、謎。設定項目も不明。

いろいろ検索してたら、 Acrobat Reader 5 for Linux というページを見付けた。ちょっと引用すると、

4.x 日本語フォントパックから足りない分を追加する
ゴシック体が抜けているので 4.x 用のフォントパックからコピーする必要があります。

な、なんだってー!

……ホントだ、明朝しか入ってねえ。そりゃ代替になるフォントが無いんだもの、表示されるわけねえよなあ。

うちの環境は debian なので、以前入れてあった acroread-asianfont-4.05のファイルが残ってた。ということで、

# cd /usr/lib/Acrobat5/Resource/Font
# ln -s ../../../Acrobat4/Resource/CIDFont/HeiseiKakuGo-W5-Acro .

以上。これでちゃんとゴシック体が表示された。

ったく、そりゃ1書体揃えるのも大変なCJKフォントだから、わざわざ2書体も用意したくないのはわかるけど、必要なんだからしょうがないだろうよ。デファクトスタンダードを握ってしまった企業なんだから、それに見合うだけの事はして欲しいもんだ。

(@218)

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#2 スタートレックフィギュア2

むう、2出るのか。1は三つしか買えなかったしなあ……。ていうか1手に入るとこ無いんですか。

(@350)

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2004年02月12日(木) [過去の今日]

#1 php-elisp

そろそろPHPでも覚えるかと導入してみたphp-elispだが、手元のemcwsで動かない。まあ、/usr/localに突っ込んでstartup.elでdebian-startupをかましてるという乱暴な使い方をしてるのでこういうトラブルもしょうがないのではあるが……。

原因は簡単な事で、まずload-pathが通ってなかったこと、autoloadの際に "php-elisp/php-mode" という指定になってたため、php-mode.elcが読み込めなかったこと。debian配布のemacs21は/usr/share/emacs21/site-lispにもpathが通ってるってことだろうか。

んー、よくわからん。とりあえず/etc/emacs/site-start.d/50php-elisp.elのload-pathを追加するところのコメントを外し、同じファイルのautoloadの"php-elisp/php-mode"を"php-mode"に変更して起動できた。

(@358)

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#2 PHPコーディング規約

むう、 PHP Coding Standard ってのと、 PEAR 標準コーディング規約 ってのがあるらしい。

俺は基本的に GNU コーディング規約 を参考に perl でも書いてたので、比較的近い雰囲気の PHP Coding Standard を使いたいのだが、どうもEmacsのphp-modeはPEAR標準に合わせて作られてるらしい。おかげで波括弧のインデントがおかしくなっちゃったりして、かなり悲しい。

むー、どうしたもんかなあ。

(@611)

ぐふ:

波括弧一つ間違えてただけだった……。どうりで変な動きすると……。

はい、php-modeでもGNUコーディング規約通りのコードが書けます、ああ、とっても使いやすいよ! ありがとうphp-mode!

(@624)

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2004年02月15日() [過去の今日]

#1 Valentine loves pain

「ねえ、今日は泊まっていくよ。いいでしょ?」

バレンタインのチョコレートを持ってきた彼女が言った。

悪いわけがない。俺は二つ返事で答えた。

「それなら……私も泊まる」

そう言ったのは、もう一人の彼女だった。今晩は二人が相手か。体には厳しいが、求められるのは嬉しいことだ。俺はまたもや二つ返事で答えた。

その時、怒声が響いた。

「こら、パパにもバレンタイン渡さなきゃダメでしょ!」
「えー、だってパパ今日は遅いんでしょー」
「やだやだ、お兄ちゃんと寝るのー」
「ママ、明日お迎えに来てね」

というわけで、小学校3年生と2年生の姉妹とお風呂入って一緒に寝るというバレンタインデーの夜。相変わらず子供にはモテモテだぜ。さすがにでかくなったので、抱っこするのもひいこらだが。

いや、決して子供は嫌いじゃないというか、むしろ好きなのでこれはこれで幸せなのだが、いい加減大人の女性にもモテたい気分。嗚呼、valentine loves pain.......

(@471)

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2004年02月19日(木) [過去の今日]

#1 近況報告

病院行って来た。逆流性食道炎だとかの可能性があるとのことで、来週胃カメラ決定。とほほ。

帰りにゲーセンよってイニD 3rd。さすが栃木県のゲーセン、いろは坂が大人気。俺はまだそこまで進んでないので、乱入の人にボロ負け。140mも差を付けられちゃだめだよなあ。帰って母上にいろは坂の攻め方を教わったのだが、あそこは全部同じようなコーナーに見えて実は全然違うんだそうだ。リズムに惑わされずきれいにドリフトしていけとの由。参考にはなるが、こちとらゲーム、あちらは30年前の実車。なんともズレがあるよーな気がしないでもない。

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#2 Bフレ

なんか27日開通だそうだ。ウェブでは全然開通情報が流れなかったのだが、1月初旬に広告が入り、申し込んでおいた。ようやくうちもFTTHか。速度出るといいなあ。

(@666)

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2004年02月22日() [過去の今日]

#1 アキバ

うむ、行ってきた。両面実装PC133CL3の128Mが手に入ったのはありがたい。メモリが無くて動かない440BXを稼働させられる。

DVD-Rは結局東芝の安い奴にした。殻無しDVD-RAMなどに価値はあるまい。あれは殻があるから安心*感*があるのだ。精神衛生上これは大切なことだ。

その他グラボやらなにやらやたら買いこんでしまった。荷物が重い。

それはともかく、アキバの街の様変りはすさまじいな。我々はやはり仲間とだらだら茶を飲みながらくっちゃべってる場所を欲してるわけだが、そういう用途にはファミレスが適切なのである。アキバのファミレスはジョナサンが北の外れにあるだけで、非常に不便だった。ところが、中央通りと蔵前橋通りの交差点の角に、ガストができていた。これはありがたい。地下で狭いのだが、充分だ。

それだけではない。ガストができて便利だ、これで秋葉原駅の方にもファミレスがあると、北の外れまで行かずに済んでありがたいのだが、などと話していたら、石丸電気の裏側にデニーズができていた。なんとありがたいことか。

他にも、某巫女萌え御大によればメイド喫茶が5〜6件できているのだという。プロントが満席で半ば強引に巫女萌え御大にメイド喫茶に連れ込まれたのだが、なかなか賑わっていた。思えばアキバ周辺は外でタバコが吸えないので、喫茶店のような店の需要は急激に高まってるはずなのだ。なるほど、ファミレスやメイド喫茶が増えてるのはそういうわけか。いや、そこで普通の喫茶店が増えないあたりがアキバらしいんだが。

しかし、連れ込まれたメイド喫茶では、特定の料理を頼むとメイドのコスプレをしたウェイトレスが「ふーふー」して「あーん」して食べさせてくれるというサービスを実行していた。それは拷問だろう。いやむしろ罰ゲームあるいは嫌がらせにやってもらうのはどうだと話してたら、隣の人が実に嬉しそうに「ふーふー」して「あーん」してもらっていた。ううむ、もはやライトな風俗か?

(@694)

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2004年02月26日(木) [過去の今日]

#1 DVD-R/RW

東芝のSD-R5112が安かったので購入。しかし、意外とLinuxで使うのは困難だった。

もちろんcdrtoolsで普通に焼けるには焼けるのだが、DAOでしか焼けない。TAOで焼けないのが悔しくて調べてたのだが、どうやら元々DVD-R/RWにTAOは無いらしい。 YahooのQ&A に書いてあったのだが、-R/-RWではマルチセッションのことをマルチボーダーと言うらしく、これがまた対応ドライブが少ないようだ。しかし、よく見るとQuick Growというものが使えるようで、これはマルチボーダー非対応ドライブでも可能らしい。そんなのcdrtoolsでは対応してなさそうだ。

しかし、調べていくとどうやら dvd+rw-tools というソフトが-R/-RWも対応してるとのこと。さっそくapt-get。dvd+rw-format でフォーマットしてからでなくてはならないが、growisofsというコマンドでDVD-R/-RWにも Quick Grow 焼きが可能なようだ。growisofs は mkisofs のフロントエンドになっていて、mkisofsの引数も解する。おかげで日本語ファイル名を用いていても問題無く焼けた。ありがたい。

ただ、aliasをかけておこうかと思ったのだが、初回書き込みは -Z /dev/dvd というようなオプションでなくてはならず、追記書き込みは -M /dev/dvd としなければならないようだ。blankのメディアか否かを判別できればいいのだが、その方法がわからん。やり方さえわかればシェルスクリプトで判別させるのだが……。 (@478)

とりあえず解決?:

REGEX='Disc status:.*\(complete\|appendable\)'

if [ -n "`dvd+rw-mediainfo $DEVICE | grep \"$REGEX\"`" ]; then
    OPT='-M'
else
    OPT='-Z'
fi

Disc status は俺の確認した限り、blank、complete、appendableの三種類。completeとappendableの違いが良くわからないのだが、どちらかなら既にデータがあることになる、はず。だからこれでいいと思うんだけどなあ。微妙に自信なさげ。

(@682)

appendable:

ぬう、DVD-RWはblankのときはgrowisofsが使えない。dvd+rw-formatでフォーマットしてやるとappendableになってしまう事が発覚。困っちゃうなあ。

(@716)

これでどうかな:

rwcheck()
{
    MARK='Mounted Media:'
    MEDIA_TYPE=`dvd+rw-mediainfo $DEVICE | grep "$MARK" | awk '{print $4}'`
    if [ $MEDIA_TYPE = 'DVD-RW' ]; then
        echo 'yes'
    else
        echo 'no'
    fi
}

chkempty()
{
    STATUS=`dvd+rw-mediainfo $DEVICE | grep 'Disc status:' | awk '{print $3}'`
    case $STATUS in
        blank)
            OPT='-Z'
            ;;
        appendable)
            if [ `rwcheck` = 'yes' ]; then
                OPT='-Z'
            else
                OPT='-M'
            fi
            ;;
        *)
            OPT='-M'
            ;;
    esac

    echo "$OPT"
}

OPT=`chkempty`

ずいぶん大仰になってしまった。これでたぶん大丈夫だと思うし、RWでは成功。Rはメディアが無くなっちゃってテストしてないんだけど、まあたぶん大丈夫だろ。

(@840)

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#2 オープンソースと呼ばないで

むう、jlcにまで出たか。

発端は 某日記のこの記事 なわけだけど、まあどちらの言うこともわかる。が、すれ違いがあるようにも見えるなあ。本来俺なんかが口を出すべき事じゃないんだろうが、一言いいたくなってしまう。

mhattaさんやmatzさんは、ESRが提唱したオープンソースという言葉と概念を支持してるわけでしょう。これはフリーソフトという曖昧な単語から脱却して、明確に一つの概念を示す単語を作りだすためなのだから、非常に正当な理由と目的がある。俺も基本的には支持している。

塩崎さんはそれに対して、オープンソースという言葉から感覚的に想起されるであろう概念とOSDとが乖離してる事を指摘してるように読めるな。特に このまとめ なんか読むとそう感じる。 乖離してるに留まらず、その「感覚的に想起されるであろう概念」が、昔からよくあるものであり、現実に存在してるものであることが問題。定義の混迷を招いてるであろうと。よくわかる話だと思うなあ。

そういう意味では、オープンソースという単語もフリーソフトという言葉と同じ混迷の泥の中にハマってしまってるのかもしれないな。俺はある概念を表す一つの単語を広めることには大賛成だけど、似て異なるものにも名前をあげるべきかもしれない。例えば、改変再配付自由だが商用不可というソフトウェアには何という名前をあげようか。どんな名前を与えるにせよ、その対比としてオープンソースという言葉を出して納得してもらえるだろうか。そう考えるとオープンソースという単語が似つかわしくない事に気付けると思うのだが。

もっとも、広めたもの勝ちの世の中だ。窓を表す英単語の複数形が商品名として広まってしまったおかげで自由に窓を表す英単語の複数形が使えなくなってる現状をみれば、それはよくわかるだろう。オープンソースとOSDが広まってしまうという結末でも、俺は全然構わないと考えている。オープンソースという単語は語感もいい。自由という意味での free software を利用したビジネスモデルが付属 *1 してることを考えれば、戦略上語感のよさは重要だ。

悪は誰でもない、混迷そのものが悪なのである。

(@846)


*1: 実はこれが重要で、ESR著「魔法のおなべ」で綴られるビジネスモデルを支える事が可能なソフトウェアのライセンスたちに、包括して名前を付ける必要があったわけだね。名前とモデルとどちらが先か論争をするまでもなく、その必要はあった。だからこそ戦略的な名称が求められ、「オープンソース」という単語は充分にそれに答えられるものだったのは間違いの無いところだろう。
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2004年02月27日(金) [過去の今日]

#1 Bフレッツ

見事に開通。速度はイマイチで、工事の人の計測値で44Mbps。ルータに繋いでみたら16Mbps。うちはLinuxルータなので多少損失はあろうかと思ってたが、さすがにここまで遅いとは……。カーネルモードPPPoEにしてるはずなんだけどなあ。

と思ってたら、カーネルモードになってなかった模様。ユーザーモードのPPPoEはpppdとpppoeの二つのプロセスで動くのだが、カーネルモードはpppdだけで動くらしい。

さっそくカーネルモードでちゃんと繋いでみると、あっさり26Mをマーク。CPUにはまだ余裕がある。ISPの限界か? フレッツ・スクウェアに繋いでみると、見事に43.88Mbpsをマーク。K6-2 200MHzでもここまでいくのか。

しかし、フレッツ・スクウェアの半分ってのは情けないな。そう安いISPじゃないのだからしっかりして欲しい。週明けにでも文句言ってみるかな。

(@991)

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Sugano "狐志庵" Yoshihisa(E) @ 美紗緒ネットワーク <koshian@misao.gr.jp>
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