2004年02月06日(金) [過去の今日]
#3 PHP4.3.3 for woody
日本語正規表現検索が必要だとかで、woody用にphp4-4.3.3のパッケージを作る事に。
まずは sidのapt-lineをいれて apt-get source php4。とりあえずphpというものをよくわかってないので、明らかにいらないimapサポートだけdebian/rulesからコメントアウト。
@ libcurl:
libcurlの新しいのが必要らしいので、これもsidからもってきてrebuild。
@ db4.1:
db4.1……なんだこりゃ。build-dependsにsablevmってのがあるんだが、sablevmがどうあがいてもrebuildできん。sablevm-1.0.9+svn20040120のBuild-Dpendsをよくみると、
Build-Depends: libffi2-dev, autotools-dev, m4, libtool, debhelper (>> 3.0.0), libltdl3-dev, libpopt-dev, libsablevm-native1 (>> 1.0.9+svn20040120), libsablevm-classlib1-java (>> 1.0.9+svn20040120)
あ? libsablevm-*って、このソースパッケージをrebuildしないと作れないんじゃないのか。しかもバージョンも自分自身以上じゃないとダメって……。
しょうがないので、 えりむ に教えてもらった Debian Backports からdb4.1のバイナリパッケージを拾って来てインストール。ぬぅ。
@ apache:
db4.1いれてしまったので、apacheの依存関係を修正してrebuild。
@ pike7.2:
どうやらwoodyのpike7.2じゃ古いらしい。sidから7.2.546をapt-get source。libgdbmg-devをlibgdbmg1-devに修正したくらいでrebuildできた。
@ caudium:
こいつがダダをこねたがために前述のpike7.2をアップグレードするハメになったんだよな。sidからapt-get sourceしたんだが、debhelperはすげえ新しいのが必要だし、perlは5.8.0以上? マジか?
しかし、念の為debhelperを4.0.2以上、perlを5.6.0以上にしてrebuildしてみたらあっさり通りやがんの。無意味なBuild-Dependsは勘弁して欲しいな。
@ libxslt:
んー、こいつは1.0.18以上が必要なのか。woodyに入ってるのは1.0.16。sidに入ってるのは1.1.2。うーん、rebuildは手間だし、こんな新しいのいらんな。
というわけでupstreamから1.0.18のソースを拾って来て、1.0.16からuupdateでGo! あっさりパッケージができた。
@ libpcre3:
4.xが必要らしい。sidには4.3があるのだが、パッケージ名はpcre3のまんまなのね。これもとくに問題なくsidのソースからrebuild。
@ php4:
いよいよ本番。Build-Dependsをwoodyに合わせ、libt1-dev -> t1lib-dev、libdb2-dev -> libdb4.1-dev(あれ? これはdb4.1をlibdb2に直して戻したんだったかな?)、libgd-xpm-dev -> delete(libgd-devに統合されてた)、libc-client-dev -> delete(imapの奴ね)、po-debconf -> delete(まあ無いもんはしょうがない)と、修正。
まあ、いろいろ試行錯誤はあったので書き洩らしもある気はするが、とりあえずこれでうまく動いた。丸一日かかっちまったい。
(@341)