狐の王国


2007年02月06日(火) [過去の今日]

#3 Macにはシェア30%を目指してもらいたい

だいぶマシになったとはいえ、まだまだMS一辺倒なサービスも多い。標準技術の採用を促すためにも、ロックインを避けるためにも、Macにはもっと普及を目指してもらいたい。できればシェア30%を目指してもらいたい。

が、 the Month of Apple Bugs の未修正脆弱性を見るにつけ、そんな期待は吹き飛んでしまう。

Appleさん、せめてOSのサポート期間の明示とMS並のセキュリティ対応くらいはやってくださいよ。こんなんじゃ人に勧められない。

しかし、Apple自身が「ウィルスが無いから安全」みたいなCM打っちゃってる痛い状況……。やっぱ期待できねえかなあ……。はあ……。

(@866)

この記事のURI

#2 ネットでばら撒いても本は売れる

痛いニュース などで話題のドラえもん同人誌の販売中止と損害賠償を小学館が命令した事件。

話を聞いたときは「まあ儲けすぎたせいかな」くらいにしか思ってなかったのだが、あとから俺もネットで見たことがある作品だということに気付いた。

そう、全16ページがネットで公開されていたのである。

なのに、本は1万5500部も出荷されていたという。

ネットでタダで読めるコンテンツに、なぜそれだけの人がお金を出したのか。むしろネットで評判になってさらに売れるようになったとも聞く。そこに着目する必要があるんじゃないのか?

本の中身を無料でばら撒いたところで、本は売れるのだ。まずその事を認識してもらいたい。

これはおそらく、だが……。物理的なアイテムを買う、という行動に出る人は、手元に置いておきたいという欲求や、コンテンツそのものだけでなく装丁やその他の部分にも価値を見出すタイプの人なのではなかろうか。 そうでない人が本やCDを買うと、「飽きたら売る」という行動に出る。これが中古販売に繋がってるのではないか?

古本、中古CDでは著作権者に利益は無い。だったら無料でコンテンツをばら撒いても同じではないか? 中古市場に流れている分だけ売れなくなるかもしれないが、何も生み出してない人間に儲けさせたくないのであれば、無料でばら撒くのが一番なのかもしれない。

本気で、俺はそう思う。

儲かってる人たち:

このドラえもん同人誌の作者である 田島・T・安恵さんの名前でYahoo!オークションを検索する と、当該同人誌に4万円もの高値がついてるのも見受けられる。 小学館の販売中止命令によって得をしたのは、何を創作したわけでもないこういう転売屋だけだ。

実際のところ、この作品はすばらしいものだ。ドラえもんの二次創作としてこれ以上のものは無いだろう。というか、実は(ネットにはまだ残ってるので)読み返してまた涙が止まらなくなってるところである。正直言えば、アニメ化してほしいくらいだ。

二次創作とはいえ、そういう作品を生み出した事に、もっと正当な評価が与えられるべきだ。漫画だけでなく、音楽の世界でもリミックスという二次創作の文化が存在している。これらの中にもすばらしい作品が数多くある。

せめて一定の利益を生み出したら原著作者に支払うという方向で、個人活動だけでも合法的に認めてもらいたい。というか、そうでなければ「目立たないようにこそこそやりましょう」というような今の風潮が続くことになる。だから 無断リンク禁止だとかいう変な話 にもなりがちだし、グレーゾーンで若いクリエイターたちを育てなきゃならなくなる。

健全な文化活動のためにも、二次創作は最大限自由に合法化されなきゃいけない。

(@552)

この記事のURI

#1 favicon2dots

favicon2dots というのがあったのでやってみた。

3D化された「狐の王国」favicon画像

うーん、3Dにするとカッコ悪さがひきたつな……

(@299)

この記事のURI

2006年02月06日(月) [過去の今日]

#1 Intel MacのCMがむかつく

「長い間Intelチップは地味で小さな箱の中に閉じ込められて、単調な作業を繰り返して来た」って、PCで作られて来た数々の仕事をバカにしてねえか。自らの土台を真向から否定して、そんなにMacがうれしいですかそうですか。

やっぱりMacは鼻につくなあ、と思った次第。

(@629)

この記事のURI

2005年02月06日() [過去の今日]

#7 Emacsの時間挿入

RFC2822形式。

(defun insert-time ()
  (interactive)
  (insert (concat (substring (current-time-string) 0 20)
                  (nth 1 (current-time-zone))
                  (format-time-string " %Y"))))
(define-key global-map [(super t)] 'insert-time)

W3C-DTF。

(defun insert-w3cdtf ()
  (interactive)
   (insert (shell-command-to-string "w3cdtf")))
(define-key global-map [(super w)] 'insert-w3cdtf)

w3cdtfというコマンドを作っておく。

#!/usr/bin/perl
use DateTime::TimeZone;

$tz_name = `cat /etc/timezone`;
chomp $tz_name;

($sec, $min, $hour, $day, $mon, $year) = localtime(time());

$tz = DateTime::TimeZone->new(name => $tz_name);
$dt = DateTime->now();

printf("%04d-%02d-%02dT%02d:%02d:%02d+%02d:00\n",
       $year + 1900, $mon + 1, $day, $hour, $min, $sec,
       $tz->offset_for_datetime($dt) / 60 / 60);

とりあえずこんなとこ。

(@893)

考えたら:

これじゃイギリス以東に住んでる人にしか意味をなさんな……。まあ、南北アメリカ大陸が沈んでくれれば解決なんだが。

(@899)

この記事のURI

#6 狐のコンピューティング更新

頭がぼーっとしてるので、なんとなく 狐のコンピューティング実体参照メモ を追加した。

(@750)

この記事のURI

#5 頭痛

んーむ、頭痛取れんな。単純作業ならともかく、脳味噌あんまし動かんのう。

(@597)

この記事のURI

#4 WAKWAK、セキュリティ対策及び迷惑メール対策の更なる強化について

ともんとこ でハッケソ。

25番ポート *1 を通らなくするらしい。いいことだ。

ともはいろいろ批判はしとるが、DDNSふくめ浮動IPアドレスでメールサーバをたてるのは、誤送信やらの問題があってよろしくない。たいていはスマートホストで解決するしな。うちもメインマシンにスマートホストを設定したが、おかげでLAN内のいろんなアプリケーションから気軽にメールが送信できるようになって便利だ。POP before SMTPに関しても問題は無いだろう。ISP内部からの送信にまでPOP before SMTPをかけるとは考えにくい。

ま、そんなわけで25番ポートはspamを減らすためにも閉めた方がいいだろうね。北米ではそういうISPも一般的になって来てるそうだ。そのためか知らんが、最近のspammerはLinuxサーバなんかをクラックしてそこから送信するようだ。そのためのマニュアルが出回ってる雰囲気もある。お気をつけめされい。

(@579)


*1: SMTP、メールの送受信に使うポート。ユーザーが自分のPCにメールを取り込む際はPOPを使うのが一般的なので、SMTPは送信用と思われがちだが、メールサーバ同士はSMTPで送受信してるのです。
この記事のURI

#3 配備パソコン1万5千台の半数「ネット不可」…大阪市

まあ、メールもろくすっぽ使えないのは困ったものだが、それとネットに接続できるかどうかは別の話だな。15000台ものパソコン(というからにはWindowsだろう)を管理する手間というのも考えてもらいたい。

この規模の管理だと、どれくらいのお金になるのかなあ。WindowsUpdate一つとっても15000台を1日でやるとすると、一人で200台くらいやったとしても75人で手分けか。この75人にきちんと手順を説明してやらせるってことを考えると、管理者は最低3人……じゃ足りないかな。5人くらいいれば一人あたり15人に教えればいいから、まだマシかな。5人のシステム管理者を雇うとして、一人当たりの給与が安く見積もって30万くらいかしら。それだけで年間1800万のコストがかかるわけか。その他ユーザーへの教育やら機材購入やら考えると、すぐ億に届いちゃいそうだな。

まあ、そういう運用コストも考えると難しいのだが、18億円かけて庁内IT化とやらを実施したというのに意味が無かったんじゃないの、という批判は免れないか。

(@531)

この記事のURI

#2 踏切横断の一時停止廃止?

へー、ようやく議論が始まったのか。海外では踏切での一時停止が無いところも多いとは聞いてたが、日本と韓国にしかないとはな。

まあでも日本の踏切は海外と違って見通しが悪かったり遮断機が無かったりするわりに、電車の量が多かったり、そのうえ対向車が来るとすれ違えなかったりすることもあるので、海外の事例がそのまま適用できるとは思えんな。

とはいえ場所によるのだから、そのままスルーしていい踏切はスルーできるようにしたほうがいいだろうね。一時停止が必要なところは一時停止の標識をたてるようにするだけでもいい気がするな。

(@462)

この記事のURI

#1 マウス検定

まあ、予測はしてたことだが……

  1. STEP1: 87
  2. STEP2: 44
  3. STEP3: 67
  4. STEP4: 21
  5. STEP5: 61TOTAL: 280

判定は9級だとさ。

あなたのマウス熟練度は9級です!
まだまだですね。。。これじゃ恥ずかしくて人前でマウスを使えないですよ。。

ほっとけー。これでもPC歴15年、マウス歴も同等じゃー。

(@458)

この記事のURI

2004年02月06日(金) [過去の今日]

#4 「新品マックG5をウィンドウズマシンに改造」レポート掲載で大騒動

かなり乗り遅れた感はあるが、アンチマックを自称するからにはこれに反応しないわけには行かないだろう。

極一部の犯行だとか言う奴には言わせておけ。一部だろうがなんだろうがこういう荒々しい感情むき出しの行動をするような文化が、Macにはあるということだ。道具としてのコンピュータを追求した文化が、最もコンピュータを道具以上のものとして見ているってこったな。この自己矛盾がMac文化のMac文化らしいところ。

まあ、しかしもったいない事は確かだな。Windowsなんぞそうまでして欲しいかね。俺なら Debian PPC を入れて64bit環境を満喫するのだがなあ。って、PPCの64bit版はまだカーネルが対応してないかな?

(@741)

この記事のURI

#3 PHP4.3.3 for woody

日本語正規表現検索が必要だとかで、woody用にphp4-4.3.3のパッケージを作る事に。

まずは sidのapt-lineをいれて apt-get source php4。とりあえずphpというものをよくわかってないので、明らかにいらないimapサポートだけdebian/rulesからコメントアウト。

libcurl:

libcurlの新しいのが必要らしいので、これもsidからもってきてrebuild。

db4.1:

db4.1……なんだこりゃ。build-dependsにsablevmってのがあるんだが、sablevmがどうあがいてもrebuildできん。sablevm-1.0.9+svn20040120のBuild-Dpendsをよくみると、

Build-Depends: libffi2-dev, autotools-dev, m4, libtool, debhelper (>> 3.0.0), libltdl3-dev, libpopt-dev, libsablevm-native1 (>> 1.0.9+svn20040120), libsablevm-classlib1-java (>> 1.0.9+svn20040120)

あ? libsablevm-*って、このソースパッケージをrebuildしないと作れないんじゃないのか。しかもバージョンも自分自身以上じゃないとダメって……。

しょうがないので、 えりむ に教えてもらった Debian Backports からdb4.1のバイナリパッケージを拾って来てインストール。ぬぅ。

apache:

db4.1いれてしまったので、apacheの依存関係を修正してrebuild。

pike7.2:

どうやらwoodyのpike7.2じゃ古いらしい。sidから7.2.546をapt-get source。libgdbmg-devをlibgdbmg1-devに修正したくらいでrebuildできた。

caudium:

こいつがダダをこねたがために前述のpike7.2をアップグレードするハメになったんだよな。sidからapt-get sourceしたんだが、debhelperはすげえ新しいのが必要だし、perlは5.8.0以上? マジか?

しかし、念の為debhelperを4.0.2以上、perlを5.6.0以上にしてrebuildしてみたらあっさり通りやがんの。無意味なBuild-Dependsは勘弁して欲しいな。

libxslt:

んー、こいつは1.0.18以上が必要なのか。woodyに入ってるのは1.0.16。sidに入ってるのは1.1.2。うーん、rebuildは手間だし、こんな新しいのいらんな。

というわけでupstreamから1.0.18のソースを拾って来て、1.0.16からuupdateでGo! あっさりパッケージができた。

libpcre3:

4.xが必要らしい。sidには4.3があるのだが、パッケージ名はpcre3のまんまなのね。これもとくに問題なくsidのソースからrebuild。

php4:

いよいよ本番。Build-Dependsをwoodyに合わせ、libt1-dev -> t1lib-dev、libdb2-dev -> libdb4.1-dev(あれ? これはdb4.1をlibdb2に直して戻したんだったかな?)、libgd-xpm-dev -> delete(libgd-devに統合されてた)、libc-client-dev -> delete(imapの奴ね)、po-debconf -> delete(まあ無いもんはしょうがない)と、修正。

まあ、いろいろ試行錯誤はあったので書き洩らしもある気はするが、とりあえずこれでうまく動いた。丸一日かかっちまったい。

(@341)

この記事のURI

#2 xpm2wico

ふーん、こんなツールがあったのか。xpmをWindowsアイコン形式に変換してくれるらしい。ってこたこれでfavicon作れるなあ。

つわけで、gimpで64x64のxpmでアイコンを作り、xpm2wico favicon.xpm favicon.ico と まじないを唱えて完成。をを、我がサイトにもfaviconが付いたか。デザインだせーけど、まあいいや。

debianな人は apt-get yeah! そうでない人は GNUのFTPサイト からソースを拾ってこれるらしい。

(@326)

動作確認:

ホントはサイズ16x16らしいけど、自動で縮小してくれるみたいだね。mozilla1.6、IE6、Emacs-w3m 1.3.6で表示を確認。

(@333)

この記事のURI

#1 サンデー

むう。入れ替わりの時期か。

ロボットボーイズ:

最終回。やっとキャラが揃っておもしろくなって来たのになあ。序盤にノリきれなかったのが敗因か。ロボットが注目されてる時代だけに、もう少し続けて欲しかった。ちょっと時代が早すぎたのかもね。

ワイルドライフ:

すっかり料理漫画。ダチョウはうまいらしい。先週じゃ人懐っこい動物だとも言ってたし、場所さえあれば飼うもよし、食うもよしか。鳥インフルエンザで鶏肉代用も考えなきゃならん時期だけにタイムリーだなあ。

ってーか、懐かれたら食うのも辛そうだな……。やっぱ飼うのはよろしくなさげ。

メル:

んー、女の子はかわいいけど、相変わらず時代後れな感じ。「烈火の炎」からなんも進化してないんじゃないのか。なんでこの漫画がド真中に鎮座ましましてるのかさっぱりわからん。

きみのカケラ:

祝復活(遅) ていうか王女はどうした、王女は。

(@055)

この記事のURI

2003年02月06日(木) [過去の今日]

#3 hnf-hour-not-today

hnf-modeでこれを設定しておくと、設定した数字の分だけ日付変更時が伸びる。せっかくインターネットタイムを表示してるのだから、AM 8:00 JST で日付が変わるようにしたい。ところが、mail2nikki.elでは設定が反映されない。

よくコードを見比べてみると、hnf-modeは挿入する日付をhnf-current-timeから取っている。mail2nikki.elはcurrent-timeだ。これが原因か。

ということでmail2nikki.elもhnf-current-timeから日付を出すようにしたら、ちゃんと動いてる模様。まだJSTの日付が変わったばかりだから、@999とかの挙動はわかんないけど。

(@691)

この記事のURI

#2 虫取り

事務所のCGIに機能追加作業。シンプルかついい加減なCGIを書いてたので変更に一苦労。

そんなおり、友人の昼飯の誘いが。現実逃避の口実ができた。モスバーガーを食らい、夕方までビリヤードに興じた。十代の頃はよくやってたのだが、ここしばらくはホントご無沙汰。7:2くらいで負けたが、だいぶ昔の勘が戻りつつあるように思う。ルールの記憶が虫食い穴だらけなので、この期にちゃんと勉強してみるか。

帰ってきて真面目に仕事。珍しい。おかげで機能追加は完了したが、バグが出まくる。一つ直せば二つ出る始末。やはりいい加減なコードはいたずらに虫食い穴を増やすだけだと実感。今度からは真面目に書こうと決意。

ようやく虫が取れたと思えば0時を回っている。ビリヤードのほうの虫食い穴をふさぐのは明日になっちまうなあ。

(@682)

この記事のURI

#1 バグっつーか

mail2nikki.elに書き足したインターネットタイム計算、思いっきり動かないこと発覚スギ。16bitずつしか得られねえのが原因かあ。くそぉ。

(@847)

ということで:

めんどくさいのでperlで書いて shell-command-to-string の出力を使うことにした。 昨日 はよく確認しないでバグ付きのパッケージを置いちゃったので、同じファイルネームでまた置いてみたり。意地になって恥の上塗りだな。かなり鬱。

(@066)

この記事のURI

2002年02月06日(水) [過去の今日]

#2 お勉強しようとすると

何故か掃除したくなるの法則発動です。
机回りがだいぶきれいになったかなあ。それでも人の標準からすれば腐海同然なんだけど。ついでに行き場の無かった引出しボックスを机の横にいれようとしたら、コンピュータ2台が邪魔しては入らなかったり。一度出さないと無理だなー、どーすんべ。
(@321)

この記事のURI

#1 スクロールマウス

最近、 OGL Free 2.0 をインストールしてみたら、PC切替器を通してる関係でLinuxでは動かなかったはずのスクロールボタンがくりくりと動いてる事発覚。なんでじゃぼけーっと思いつつ、OGLの自動設定されたXF86Config-4のマウスのセクションを抜きだして、メインマシンに移植してみた。そしたら、見事ばっちり動作! もーめちゃ快適にスクロールしてますがな! すんげーびっくりー。
ということで、狐のコンピューティングの方にそのこと書いときました〜 (@219)

この記事のURI

最近の記事

以上、6 日分

タイトル一覧


カテゴリ分類
Powered by hns-2.19.8, HyperNikkiSystem Project

過去にこの日記が置いてあったcgi.misao.gr.jpは廃止されました。それによって記事へのURIが変わってしまっています。cgi.misao.gr.jpをwww.misao.gr.jpと置き換えるだけで同じ記事にアクセスできるはずです。

Sugano "狐志庵" Yoshihisa(E) @ 美紗緒ネットワーク <koshian@misao.gr.jp>
日記管理ページ