狐の王国


2004年06月07日(月) [過去の今日]

#1 圧轢

ふと友達に出すメールを書いていて気付いたのだが、Canna+shion辞書という環境で「あつれき」を変換すると「圧轢」という候補が出る。これは辞書にも載っておらず、登録ミスであると考えられる。しかし、こんな単語を登録している辞書は見付からないのである。

こういう誤字をうっかりやるのは恥ずかしいし、できれば消したいのだが……。うーん、困ったなあ。変換候補がどこの辞書か調べるツールとか無いのだろうか。

(@114)

この記事のURI

2004年06月10日(木) [過去の今日]

#1 語感で占う!ニックネーム診断

えりむんとこ でハッケソ。

こしあんさんの診断結果です。

あなたの呼び名が持つ語感、イメージです。
冷静、クール、分析的、硬い感じ、几帳面、冷たい、 保守的、受動的 、友情に厚い

あなたの性格を診断します。
器用な芸達者で勘が鋭いところがあります。
しかし、受身に回ることが多いため、タイミングを逃すことが多いのが難点です。また、照れ屋で恥かしがり屋なので、人間関係を大切にしているわりに損な役回りを演じることも多いです。基本的に運命の荒波の影響をもろに受けてしまう人生の浮き沈みが激しいタイプです。

例えば、「こい」さんなら「こいちゃん」のように必ず「タン」か「ちゃん」を付けて呼んでもらいましょう。自分の道は自分で切り開く強さが出てきます。

あなたの得意分野、向いている職業は、以下の通りです。
冷静で分析的な考え方をしています。理系分野が得意なタイプです。エンジニアなどがおすすめです。また、音楽的才能に恵まれる人も多いです。女性の場合は、キャリアウーマンタイプになる人が多く、色事より仕事といったタイプです。

冷静で冷たい友情に厚い男であったか、俺は。わけわからんな。

ちなみに俺はすっげえ音痴。小学生の頃、音楽の歌唱のテストで、先生が笑いを堪え切れず、ピアノ伴奏ができなくなったことがあった。ので、音楽的才能は皆無。

あ、ついでに俺は文系です。もう、計算機のことなんて全然わかんないっす。エンジニアなんてとてもとても。いやホント、ホント。

というわけでまったくあたってないな、これは!!

あんこじゃねー:

うぐぅ。

あんこさんの診断結果です。

あなたの呼び名が持つ語感、イメージです。
自然、荒削り、誠実、ありのまま、素朴、野暮ったい、 明るい、大胆、積極的

あなたの性格を診断します。
明るい人気者タイプです。
大胆で行動力があり、積極的でアクティブな性格です。パワーがあって実社会でもうまくやっていけます。ただ、自己主張が強く本音をズバズバ言いますので、人を知らないうちに傷つけることも多いのが、このタイプです。また、人を信用しすぎて騙されたりすることも多いので気をつけましょう。

例えば、「たか」さんなら、「タカ坊」とか「タカボン」のように、「坊」か「ボン」を付けて呼んでもらいましょう。慎重さが出てきます。

あなたの得意分野、向いている職業は、以下の通りです。
いろんなことをそつなくこなす万能タイプです。反面、器用すぎて、自分の本当の得意分野を探すのに時間がかかる恐れがあります。

なんかこっちのが近い気がするのはなぜ……(涙)

あんこじゃねーのに、あんこじゃ(涙)

(@010)

この記事のURI

#2 CUPS

gimp-2.0 で印刷するとき、どうしても印刷範囲が過小になるのでCUPSを試してみた。うちのプリンタPM-670Cのドライバは無いのだが、なんかPM-750Cのドライバを使えば動くようだ。CUPSなので設定もらくちん。ブラウザからちょんちょんと追加してやるだけでできた。

実際動かしてみると見事にプリンタの限界まで印刷範囲が広がり、こりゃちょっとしたカードもの(年賀状とか案内状とか)を作るのにgimpが使えると喜びいさんだ。が、やはり pips ではないので、どうしても写真やグラデーションが荒かったり発色が悪かったり。

でもgimp-2.0では1.2のときのように文字が潰れたりしないので、簡単なイラストをそえたカードなんかを作るのには充分使える。CUPSのおかげで、gimpが簡易なDTPツールになる。これはいいな。

でもやっぱり画質の良さも捨てがたい。lprngと共存はできないようだし、悩むなあ。pipsでPM-670C用のCUPSドライバが出てくれればいいんだが……。

(@018)

この記事のURI

2004年06月12日() [過去の今日]

#1 えふわんじゃば

今週末はカナダGPが開催中。せっかく地上波も生放送なのだし、 オフィシャルサイト のJava Appletなタイミングモニタを見ながら観戦したいなと思ったのだが、これが動かない。上位3名くらいまでは出るのだが、それ以後白い四角がかぶさるような感じで覆い隠してしまう。

j2reが原因かと思い、 でびあんじゃば などを参考にあちこちのj2reを入れてみたが変わらず。うーん、何が原因なんだろう。

ふとGecko以外のブラウザで試してないことに思いいたり、konquerorなども試すが、こちらはAppletが起動せず。うーん、HTMLのソースを見てみると、JavaScriptなんかでごにょごにょやっとるな。CSSもつことる。もしかしたらGeckoのJavaScriptかCSSの解釈が原因か?

試しにプレーンにAppletだけのHTMLに書き直してみたら、見事に動いた。なるほど、こういうことか。j2reは無罪だったのだな。

ま、とにかくこれで明日のカナダGP決勝はタイミングモニタを見ながら観戦できるな。ふふふ、楽しみだ。

(@081)

この記事のURI

#2 建築業界が文化庁にロビー活動を行うと

圏外からのひとこと でハッケソ。いつもおもしろいものを見せてくださってありがとうございます。

さて、これは行きすぎた規制がいかに活性化と逆方向に進むかということを直感的に理解させてくれる名文だろう。著作権法の第一条にはこうある。

第一条 この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与することを目的とする。

法文というのはややこしくて専門家でなければその真意を汲むことは不可能なのではあるが、これを見る限り著作権法が著作物他の権利を保護するのは、「文化の発展に寄与」するためである。保護が行きすぎて文化の発展を阻害してしまっては、この法律の目的を果たすこと能わず、なのである。

例えばリミックス音楽等は一つの大きな文化だ。さまざまな既存の音楽・音声から一つの新しい音楽を作り出す。でもこれは元著作権者から訴えられかねないのだそうだ。リミックスをやってるDJさんのblogでそういう話を読んだのだが、URIを紛失してしまった。

当然過ぎて誰も指摘してない気がするのだが、著作物というのは完成品だけではない。むしろ元著作者が完成だと思い込んでいたとしても、他人の手によって大きく生まれ変わる可能性を内在するものだ。典型的な例であれば翻訳もそうであるし、最近の例では 2ch 界隈にあるような既存の楽曲をテーマにしたFlash作品がそうであろう。

以前、Bump of Chicken の 「K」という曲のFlashが話題になった事があった。「K」は嫌われ者の黒猫が絵描きに拾われて一緒に暮らし出すという叙事詩であり、そのシンプルかつストレートなストーリーと黒猫の想い、そして最後に伝えられる"K"というタイトルの真意はすばらしいものであった。しかし、この曲はアルバムの片隅に収録されてる作品であり、あまり知られてもおらず、また肝心の"K"というタイトルの意味にもいまいち伝わりにくいものだった。

しかし、その後2chにアスキーアートで「K」のストーリーにあわせた挿絵を発表する者が出現し、それを用いて件のFlashが作成されるに至るや、大勢の人間の目に、耳に、「K」という名曲が流れたのである。曲だけではわかりにくい"K"の文字の意味も、はっきりとわかった。それからと言うもの、元曲を聞きたいが為にCD屋に走る者、「K」のストーリーを下地に漫画を書く者、小説を書く者が現れ、これらの作品は今もインターネットの中を漂流している。

これが「文化の発展」というものだ。オリジナルを作り出すだけが文化ではない。オリジナルから派生していくことが発展というものなのだ。オリジナル至上主義は文化の発展を阻害する。

もちろん著作者への還元と保護は重要である。しかし、ジャズ喫茶を潰してしまうような保護のしかたでは文化の発展は望めない。「K」の派生作品たちも、JASRACに見付かれば高額の著作権使用料を請求され、潰れてしまうだろう。だからあえてリンクはしない。法律も我々も、目指すべは発展であり、保護は手段でしかない。このことをよく再認識する必要を、切に感じるのである。

(@120)

この記事のURI

2004年06月13日() [過去の今日]

#1 ル・マン24時間レース

世界三大自動車レースの一つが、日本の地上波で見れなくなる日が来るとはなあ。いい加減地上波は捨てる時期かね。なんとかしなきゃ。

(@119)

この記事のURI

#2 手足を縛られた自衛隊

うーん、と考え込まされた。俺は自衛隊派遣に関してはどんどんやれと思ってる方だが、こうも不自由では自衛官たちの命が危ないし、そもそも真っ当な活動もままならん。

やはりああいうアホな政治家しかいない日本の民主主義に欠陥があるとしか思えんなあ。政治家がアホだということは、国民がアホだということ、それが民主主義というものなわけだが、はてさて。

(@461)

この記事のURI

2004年06月16日(水) [過去の今日]

#1 irchat-pj の DCC

なんかしらん、kernelを2.6系列にあげてからチャット専用に突っ込んであるmuleでDCC SENDできなくなった。ポートとアドレスを固定するためにかなり怪しいhackを仕込んだのでそのせいかしら。

というわけで現実逃避がてらirchat-pjのDCC周りを再点検。特にCで書かれたdccプログラムのソースや挙動を調べて行くと、前回意味のわからなかった、四つ目と五つ目の引数がようやく理解できた。

Usage: dcc file send <filename> <port> <ircserver>

usageにはこうある。四つ目の引数である<port>はDCCにおいて自分がlistenするポート、ircserverは恐らく自分のIPアドレスを調べるために、繋いでるIRCサーバを指定するのだろう。つまり、IPアドレスに関してはこのdccプログラムに任せて、NAT BOXというか、ルータのの内側からDCCをするためにはポートさえ固定してやればいい、ということになる。 *1

しかし、オプショナルな四つ目五つ目の引数はirchat-pjでは利用されてないようだ。せっかくだからきっちり利用させていただき、 DCCポート固定パッチ を作ってみた。

(setq irchat-dcc-port "6667")

とかいう感じでポートを指定してそこに穴を開けておいてやれば、DCC SENDが通る。普通に繋ぐ分にはこれで充分なはずだ。

うちの場合、変な位置にplumを挟んで繋いでいるのでこれだけではダメで、plum.confに、

+ ctcp/dcc/nat.plm
ctcp.dcc.nat.mapping: 192.168.xxx.xxx xxx.xxx.xxx.xxx

という感じでローカルアドレスをグローバルアドレスにマッピングしてやる必要があった。他のマシンからplumに繋いでいる場合でも、それぞれにポートを転送してやり、マッピングしてやればちゃんとDCCが通る。便利便利。

というわけで見事解決、と思いきや、これでもmuleでは動かない。dccプロセスは上がってるのだが、どうにもDCC SENDをサーバに送ってくれないようだ。思い切ってノーマルなirchat-pjを突っ込んでも見たのだが、やはりダメ。要するに2.6カーネル系列上でのmuleの挙動の問題なのかもしれない。コンパイルしなおせば動くのかなあ。まあ、メイン環境がemcws21になっているので、チャット専用Emacsをemacs20-dlにしちゃってもいいのだけども。マルチバイト文字が入ったファイルをDCCできない問題も解決するだろうし。

(@404)


*1: ま、こんなことしなくてもルータがLinux BoxならIRCモジュールで簡単にDCC SENDが通るんだけどね……。
この記事のURI

#2 Emacs20とEmacs21のフォント設定

さて、Emacs20をチャット用、Emacs21(emcws)をメイン環境として共存させることにしたはいいのだが、チャット用のEmacsはmplusフォントで小さく、メイン環境は東雲で大きくしている関係で、同一のフォント設定を読み込んでしまうこの二つのemacsのフォント設定を振り分けるのは難しい。

Emacs20も21も.Xresourcesに

Emacs.Fontset-0:-misc-fixed-medium-r-normal--14-*-*-*-*-*-fontset-14
Emacs.Font: fontset-14

と書いて、aliasを使って-misc-fixed-のboldやらなにやらを揃えてやるのが一番確実なフォント設定だった。

Emacs20の時だけ別の設定を読み込ませる方法を探してみたのだが、一応.Xresources内でも分岐させることは可能らしい。かといってEmacsのバージョンを見る方法がわかるわけでもなく、やはり.emacs内部で分岐させる必要がある。

Emacsのフォントは、単にフォントセットを揃えてどのフォントセットを使うか指定してやればいい。ただ、ちゃんと動かないのが常なので、いくつかの方法があちこちで模索されてるようだ。今回、うちの環境でちゃんと動いたのは、.Xresourcesでフォントセットを作り、.emacsで割り当てる、というもの。

.Xresourcesにはこう書く。

Emacs.Fontset-0:-misc-fixed-medium-r-normal--14-*-*-*-*-*-fontset-14
Emacs.Fontset-1:-mplus-gothic-medium-r-normal--13-120-75-75-c-60-fontset-mplus12,\
 	    ascii:-mplus-gothic-medium-r-normal--13-120-75-75-c-60-iso8859-1,\
 katakana-jisx0201:-mplus-gothic-medium-r-normal--13-120-75-75-c-60-jisx0201.1976-0,\
 japanese-jisx0208:-mplus-gothic-medium-r-normal--13-120-75-75-c-120-jisx0208.1983-0
Emacs.Fontset-2:-mplus-gothic-bold-r-normal--13-120-75-75-c-60-fontset-mplus12

Emacs.Font: fontset-14

これで「fontset-14」と「fontoset-mplus12」というフォントセットが出来上がる。Fontset-2がポイントで、こうすることでboldが正しく表示されるようだ。デフォルトではfontoset-14を利用する。

次に、.emacsにこう書く。

(cond (window-system
       (if (= emacs-major-version 20)
           (setq default-frame-alist (append '((font . "fontset-mplus12")))))))

これでうまいことemacs20の時はmplusを利用できるようになったのである。

しかし、emacs -f irchat などとするとちゃんとboldが出ないな……。普通に立ち上げてから M-x irchat する分には大丈夫なのに……謎。

(@420)

この記事のURI

2004年06月18日(金) [過去の今日]

#1 さざなみフォント リリース

ふぇみにん日記 でハッケソ。

例の東風代替フォントの正式版ということになるのかな。さっそく使ってみた。いい感じ。埋め込みビットマップがライセンスの問題でnaga10からmplusになった関係で、小さいフォントがかわいらしくなってしまったけども、可読性は高くなった気がする。スケーラブルなほうも東風とあんまり変わらない品質な気がするなあ。もっと詳しい人が見ればいろいろ見えて来るんだろうけど、とりあえず firefoxでさざなみを利用したスクリーンショット を取ってみた。

とりあえず日常的に東風を利用してるのはmozillaでアンチエイリアスがかからない状態なので、もう全然問題無く使えるな。明朝の方は文字幅がやたら広くなって読みにくいけども。

ちうか、東風のころもそうだったんだが、mozillaで"\"が表示されないのはうちだけなのかなあ……。

(@225)

ぬ?:

"\":

あー、出てた出てた。確認した箇所がmonospaceになってて、そこが東風のまんまだったのか。

進化:

個人的にはAAのかからないスケーラブルフォントを目にする機会がほとんど無いので、俺としては東風より進化だな。満足満足。

(@262)

この記事のURI

#2 視点の移動

「愛奈です・・・」「ぱど厨になってみて」 という、二つの小中学生コミュニティ潜入レポートを読んだ。

この二つからわかったのは、ベースは女子小中学生の友達関係なのだな、ということ。はたから見れば異常なほどウェットで、その内実憎愛の嵐が吹く世界。女性の脳は元々論理的思考が苦手だと言われてるが、それを実証するかのような感情のぶつかりあい。大人になれば多少は抑えも効く *1 んだろうけどねえ。

こういう潜入レポートでおもしろいなと思ったのは、インターネットによる視点の移動である。以前、俺が昔から住み着いてるIRCチャンネルに、小学生の男の子がやってきたことがあった。彼もやはり潜入レポートにあるような身勝手ぶりが目立ち、さんざん叩かれていた。そこには小学生とはいえ「大人の視点」が求められていた。大人のコミュニティにいる以上、小学生だからと言って身勝手は許されない、その軋轢であった。

件の潜入レポートは真逆の子供の視点を得ようとする試みであろう。インターネットによってこうして自分の視点を強制移動させることが可能であるという、おもしろい事例だと思う。

しかし:

すごいね、小中学生コミュニティ……。俺ルールを作って周りに押しつけるって意味では、議論を読んだリンク許可制やら何やら、昔からある変なサイトと一緒だな。「ホームページ」という語感から、閲覧者は自分の家の訪問者という認識なんだろうな。それがより顕在化してるのが小中学生コミュニティということか。

(@273)


*1: 人間観察はけっこう好きなのでよくやっていたのだが、大人になりすぎると今度はまたおさえが効かなくなるようである。どうやら20〜30代が一番まともで、それより若いと今回書いたような事が起き、それより年を取ると周囲の迷惑を顧みず道を占拠し通路を占拠し大声でお喋りに興じるおばさんになるようである。このようなおばさん化傾向はサラリーマンの男性にも存在することがあり、興味深い現象である。
この記事のURI

#3 eblook

emacs20でうまくlookupが動かなかったので、なんとなくバックエンドをeblookに変更してみた。なんかよくわからんがうまく動いた。

(setq lookup-search-agents '((ndeb "/usr/local/share/dict/chujiten")
                             (ndeb "/usr/local/share/dict/kojien")
                             (ndeb "/usr/local/share/dict/wdic")))

しかもndtpdよりめちゃくちゃ高速な気が。設定も簡単だし、こりゃいいな。

(@440)

この記事のURI

2004年06月21日(月) [過去の今日]

#1 日本にF1ブーム到来か?

よくよく考えてみれば、ホンダが参戦し、そのライバルであるルノーのメインスポンサーはJT(マイルドセブン)で、NTTもスポンサードしている。この両者が追っかけてるディフェンディングチャンピオン・フェラーリのタイヤは、ブリヂストンが東京の小平工場で作っている。そしてフェラーリ、ホンダ、ルノーは三強と言えるほど、現在のF1の中核だ。

これら以外にもトヨタが松下電器(パナソニック)をメインスポンサーにして参戦してるし、よくわからんが、日本の企業レベルではF1ブーム到来なのか?

さらにホンダには佐藤琢磨という日本人レーサーが乗り込んでいる。これがまた箸にも棒にもひっかかからないというわけでもなく、むしろフェラーリの皇帝ミハエル・シューマッハが一番恐れている存在だったりする。そこへ来て昨日の戦略ミスをものともせずにガンガン追い抜きをかけていくアグレッシブかつハイスピードな走り。これは近年のF1ドライバーには無かった魅せてくれる走りだった。日本人じゃなくてもファンになっちゃいそう。

琢磨はようやく日本人としては14年ぶりの表彰台に乗れたわけだが、これは実力以外の何者でもない。フェラーリのように周到かつ柔軟なピット戦略があったわけでもなく、むしろチームの戦略は最悪と言ってもいいものだった。クラッシュの多発に乗じてマージンを築いたフェラーリとはそこが違う。つまり、琢磨はいつ優勝してもおかしくないのである。

企業レベルで盛り上がり、日本人が大活躍している今年のF1。これはF1ブーム到来の予感を、感じずにはいられないだろう。楽しみだ。

(@236)

この記事のURI

2004年06月23日(水) [過去の今日]

#1 「マイクロソフト サポート ライフサイクル ポリシー」の改訂について

/.-jのコメント でハッケソ。

これ知らなかったなあ。最低限発売後10年はサポートされるということか。あと5年くらいはWin2kで粘れるな。そして5年もあれば ReactOS も充分乗り換え検討対象になるだろう。

あー、でもx86-64使うためにはWinXPじゃないとネイティブ対応しないのか。IntelもAMDもx86-64出すんだから、自然に今後はx86-64に移行、Win2k以前のOSは消えるという目論見か、MSめ。

うーん、XP使いたくないなあ。

(@394)

この記事のURI

2004年06月24日(木) [過去の今日]

#1 Wanderlustでメールが印刷できない

メーカーサポートに不具合報告を出したら、お店で交換してもらってみてくれと言うので、そのメールを印刷してショップへ。

と思えばいつも使ってるメーラーWanderlustから印刷できねえ。なんでかなーと思ったら、どうやらEmacsのps-printの問題で、見出し部に日本語が使えないらしい。wlは見出し部にSubjectを入れようとするので、そこらへんの問題の模様。

ps-printの見出しは美しいので使いたいのだけどな。

(@387)

[vine-users:055986] Re: Emacs 21.2で清書印刷ができない:

ううむ、意外と根深い問題だったようだ……。

(require 'ps-mule)
(defalias 'ps-mule-header-string-charsets 'ignore)
(setq ps-multibyte-buffer 'non-latin-printer)

としておけばSubjectは化けるが印刷は可能。しかしまあ、カッコ悪いな。これならmewみたいにa2psを使って印刷したほうがマシな気が。

んー、誰かなんとかしてくれないかな。一応ソース読んでみたけど、どこが問題なのかよくわからん。

(@422)

この記事のURI

#2 irchat-pjのチャンネル切り替えを1ストロークにしてみるテスト

寝る前の頭の体操。

;; 1ストロークでチャンネル切り替え
(define-key irchat-Command-mode-map [?\^0] 'irchat-Command-jump-channel0)
(define-key irchat-Command-mode-map [?\^1] 'irchat-Command-jump-channel1)
(define-key irchat-Command-mode-map [?\^2] 'irchat-Command-jump-channel2)
(define-key irchat-Command-mode-map [?\^3] 'irchat-Command-jump-channel3)
(define-key irchat-Command-mode-map [?\^4] 'irchat-Command-jump-channel4)
(define-key irchat-Command-mode-map [?\^5] 'irchat-Command-jump-channel5)
(define-key irchat-Command-mode-map [?\^6] 'irchat-Command-jump-channel6)
(define-key irchat-Command-mode-map [?\^7] 'irchat-Command-jump-channel7)
(define-key irchat-Command-mode-map [?\^8] 'irchat-Command-jump-channel8)
(define-key irchat-Command-mode-map [?\^9] 'irchat-Command-jump-channel9)

"\C-0" とかやってもダメなのね。悩んじゃった。

(@713)

この記事のURI

#3 irchat-pjのDCC、それから

DCCポートを固定にしちゃうと複数送信できなくて不便だなあとか思ってたのだけども、 こないだ作ったパッチ の irchat-dcc-port の値を"6660-6669"とかしてやれば、この範囲で開いてるポートを使うみたいだ。むう、気付かなかったな。irchat-dcc-ports にすべきだったかな、変数名。

(@723)

翌日追記:

でかいの の示唆をうけて確認してみた。

どうやらCtrl+数字は端末内部にEmacsを立ち上げるととおらないみたいだ。C-2はC-@、C-3はESCになる。C-4はC-\、C-5はC-]、C-6はC-^で、C-7はC-_(Undoに割り当てられてた)になるようだ。

ううむ、やっぱりttyって不便だな。制限多すぎ。

(@222)

この記事のURI

2004年06月25日(金) [過去の今日]

#1 2002年のNNTP

なぜか2002年ごろのfj.*やjapan.*の記事がごろごろ届いている。DTIのほうでなんか設定変更でもあったのかな。おかげで UNIX用の日本語テキスト読み上げツールMMLコンパイラ を見つけられてご満悦だが。

(@309)

この記事のURI

#2 画像ファイルを読み込んだだけで……

画像ファイルを読み込んだだけでウィルスに感染 したり、 画像ファイルを読み込んだだけでクラッシュ したりするIEたん。さらには まともにXHTMLも読み込めない とくれば、もうIE使ってる奴は負け組決定。

こんだけ欠陥があってもみんな平然と使ってるんだから、そりゃ三菱ふそうも大儲け、ダメ法案ばっか通してる自民党が大人気なのもうなずけますな。みんな自分の身の危険はどうでもいいのかね。

(@515)

この記事のURI

2004年06月26日() [過去の今日]

#1 pdumpfsの古いバックアップを消す

寝ようと思ったらバックアップディスクが溢れてる事に気付く。調子に乗ってでかいファイルぽんぽん置きすぎたか。

しかし、pdumpfsで取ったバックアップは消すのが大変だな。ハードリンクで保存されてるので、消す手間は普通のファイルと変わらんわけか。消している2月分は一週間分も無いはずなのだが、いつまでたっても終らん。40Gほどの領域が5日分として200Gか。そんだけrm -rfすりゃそりゃ時間もかかるわな。

なんかてっとり早い方法はないもんかのお。

pdumpfs-clean:

一週間分程度じゃさっぱり容量が減らない。pdumpfs恐るべし。

というわけでこれで消してみるか……。

この記事のURI

#2 従来型アンテナのつける「謎クエリ」に関して (1)

アンテナがリンクの後ろに?を挟んで付ける妙な数字の是非が議論されてるらしい。メリット・デメリットがまとまってていいっすね。

まあ、将来的にはアンテナもRSSを出力してそれをRSSリーダーで読む、というスタイルになっていくのだろうな。実際RSS出力専用のアンテナもあるし。Mozillaのサイドバー使ってRSSリーダー化できたらそういうスタイルに乗り換えてもいいんだけどなあ。Emacs-w3mだとちょっと重くて辛いし。

(@919)

この記事のURI

2004年06月27日() [過去の今日]

#1 結局やりなおし

pdumpfs-cleanを8時間以上動かしてたわけだが、一カ月分すら消し終らない。初期から毎日一日分ずつ消さないとダメだな、こりゃ。

rootで/homeごとバックアップしてたので微妙に不便なのをなんとかしようとは思ってたし、この際だから2月からのバックアップを全部削除、つまりディスクごとフォーマットしてやりなおした。いや、mkfs速いね、一瞬。

個人のcrontabに放りこみ、ログ取りも~/var/logに保存するように。さらに--excludeを使ってやたら肥大化してる~/tmpを除外。~/srcでコンパイルしてるからここも除外しようかと思ったけど、考えたら無くなると困るソースもけっこうあるな。\.o$ を除外すれば多少はマシになるかな。

(@564)

この記事のURI

#2 血液型性格判断

先日、友人からメールが来て、「お前の血液型はなんだ?」と言うので、「A型だよ」と答えた。するとその友人は「信じられねー! そのいい加減な性格でなんでA型なんだ。まだC型とかZ型とか言われた方が信じられる」と返して来た。

アホか!

で、そんなメールが来た原因を聞いてみると、どうやら血液型性格判断が最近またはやり出してるらしい。TVで例によってむちゃくちゃな根拠に基づいた番組が放送されてるのだそうだ。

IRCでもそんな話をしていたら、 血液型性格判断のトリック というページを紹介してもらった。基本的に心理学の基礎的な教科書に載ってるような、血液型性格判断がなぜ当たるように見えるか、というあたりをわかりやすく解説している。一読の価値はあるだろう。また、ここに書かれてないトリックとしては、「本人の思い込み」というものがある。ラベリング効果の一つなのであろうが、「あなたは何型だからこういう性格です」と言われると、実際にその通りの性格になるというものである。学者ですら実際にこのトリックに引っかかり、性格が変わってしまったという人もいるという話を本で読んだことがある。

それにしても、このページからリンクされていたテレビ番組のバックナンバー( 1997年6月15日放送2004年4月4日放送 ) を見て怒りを通りこして唖然としてしまった。「発掘! あるある大事典」という番組はたまに見てはいたが、こんなひどい内容を放送する番組だとは思ってもみなかった。 特に子供教育に関して、血液型別に叱り方・褒め方、勉強させるときに有効なポイント等が紹介され、「統計学的に血液型を理解すれば、人材育成の一助となりえる。」とまで言っている。

冗談ではない。これは戦前の血液型性格判断ブームから何も進化してないではないか。当時は大日本帝国軍ですら血液型によって担当部署を決めていたことがあったそうだ。科学的根拠も無ければ、生まれついてのものなので本人にはどうしようもない所で人事が決められるのだ。特に本人がどうしようもない理由というのが非倫理的である。部落差別とまったく同じロジックだ。

もちろん娯楽として楽しむ程度ならかまわない。だが占い以上のものだとは思わないでいただきたい。まるで科学的根拠があるように見せかけ、ましてそれを利用して人の人生を左右させようなどというのは、知識者としての倫理に徹底的に反するものである。血液型性格判断を応用しているという埼玉県の保育園は、もう一度考え直していただきたい。自分たちが子供達の人生を踏みにじるかもしれない事を、自覚していただきたい。子供であればあるほど、「思い込み」の効果は高いのだから。

(@671)

この記事のURI

2004年06月28日(月) [過去の今日]

#1 gimpprint

gimpでペーパーを作って印刷しようとしたのだが、50部刷らないといけないのに部数指定が無い。どうしたものかと思案した挙げ句、プリンタのプロパティにコマンド欄を見つけ、そこにlpコマンドが書かれていたのでこれを利用する事に。STDINからプリンタの情報は入るはずなので、STDINから受け取ったものをそのままどこかのファイルに保存してやれば、あとはシェルでくり返し処理をさせるだけでいいはず。

しかし、STDINから情報受け取るだけのコマンドって見当たらないな。何かあるんだろうか。めんどくさいのでperlでさっくり何もしないコマンドを作った。

#!/usr/bin/perl
while (<STDIN>)
  {
        print $_;
  }

みじかっ(笑)

まあ、これをndoit *1 と名付けてPATHのとおった所に置き、gimpprintのコマンド欄に「ndoit >~/tmp/gimpprint.ps」と書く。あとは、

$ for((i=0;i<50;i++)); do lp -s -dPRINTER -oraw <~/tmp/gimpprint.ps

これで50部印刷っと。

(@813)

追記:

tee(1)でいいらしい。なるほど、そのまんまだな。

Nothing Do It もやっぱり変だなあと思ってたら変だったようで、Nothing To Do くらいでいいんじゃん? とのこと。なるほど。

でかいの には教わってばかりだなー。いつもありがとう。


*1: 英語苦手なんだが、「Nothing do it」で「何もしない」って意味になるかなあと思ってその省略形。
この記事のURI

2004年06月29日(火) [過去の今日]

#1 サン、『プロジェクト・ルッキング・グラス』のオープンソース化を発表

前にも紹介した Looking Glass がオープンソース化?! うおー、マジっすか。これは楽しみだなあ。

(@537)

この記事のURI

最近の記事

以上、14 日分

タイトル一覧


カテゴリ分類
Powered by hns-2.19.8, HyperNikkiSystem Project

過去にこの日記が置いてあったcgi.misao.gr.jpは廃止されました。それによって記事へのURIが変わってしまっています。cgi.misao.gr.jpをwww.misao.gr.jpと置き換えるだけで同じ記事にアクセスできるはずです。

Sugano "狐志庵" Yoshihisa(E) @ 美紗緒ネットワーク <koshian@misao.gr.jp>
日記管理ページ