狐の王国


2004年06月18日(金) [過去の今日]

#1 さざなみフォント リリース

ふぇみにん日記 でハッケソ。

例の東風代替フォントの正式版ということになるのかな。さっそく使ってみた。いい感じ。埋め込みビットマップがライセンスの問題でnaga10からmplusになった関係で、小さいフォントがかわいらしくなってしまったけども、可読性は高くなった気がする。スケーラブルなほうも東風とあんまり変わらない品質な気がするなあ。もっと詳しい人が見ればいろいろ見えて来るんだろうけど、とりあえず firefoxでさざなみを利用したスクリーンショット を取ってみた。

とりあえず日常的に東風を利用してるのはmozillaでアンチエイリアスがかからない状態なので、もう全然問題無く使えるな。明朝の方は文字幅がやたら広くなって読みにくいけども。

ちうか、東風のころもそうだったんだが、mozillaで"\"が表示されないのはうちだけなのかなあ……。

(@225)

ぬ?:

"\":

あー、出てた出てた。確認した箇所がmonospaceになってて、そこが東風のまんまだったのか。

進化:

個人的にはAAのかからないスケーラブルフォントを目にする機会がほとんど無いので、俺としては東風より進化だな。満足満足。

(@262)

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#2 視点の移動

「愛奈です・・・」「ぱど厨になってみて」 という、二つの小中学生コミュニティ潜入レポートを読んだ。

この二つからわかったのは、ベースは女子小中学生の友達関係なのだな、ということ。はたから見れば異常なほどウェットで、その内実憎愛の嵐が吹く世界。女性の脳は元々論理的思考が苦手だと言われてるが、それを実証するかのような感情のぶつかりあい。大人になれば多少は抑えも効く *1 んだろうけどねえ。

こういう潜入レポートでおもしろいなと思ったのは、インターネットによる視点の移動である。以前、俺が昔から住み着いてるIRCチャンネルに、小学生の男の子がやってきたことがあった。彼もやはり潜入レポートにあるような身勝手ぶりが目立ち、さんざん叩かれていた。そこには小学生とはいえ「大人の視点」が求められていた。大人のコミュニティにいる以上、小学生だからと言って身勝手は許されない、その軋轢であった。

件の潜入レポートは真逆の子供の視点を得ようとする試みであろう。インターネットによってこうして自分の視点を強制移動させることが可能であるという、おもしろい事例だと思う。

しかし:

すごいね、小中学生コミュニティ……。俺ルールを作って周りに押しつけるって意味では、議論を読んだリンク許可制やら何やら、昔からある変なサイトと一緒だな。「ホームページ」という語感から、閲覧者は自分の家の訪問者という認識なんだろうな。それがより顕在化してるのが小中学生コミュニティということか。

(@273)


*1: 人間観察はけっこう好きなのでよくやっていたのだが、大人になりすぎると今度はまたおさえが効かなくなるようである。どうやら20〜30代が一番まともで、それより若いと今回書いたような事が起き、それより年を取ると周囲の迷惑を顧みず道を占拠し通路を占拠し大声でお喋りに興じるおばさんになるようである。このようなおばさん化傾向はサラリーマンの男性にも存在することがあり、興味深い現象である。
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#3 eblook

emacs20でうまくlookupが動かなかったので、なんとなくバックエンドをeblookに変更してみた。なんかよくわからんがうまく動いた。

(setq lookup-search-agents '((ndeb "/usr/local/share/dict/chujiten")
                             (ndeb "/usr/local/share/dict/kojien")
                             (ndeb "/usr/local/share/dict/wdic")))

しかもndtpdよりめちゃくちゃ高速な気が。設定も簡単だし、こりゃいいな。

(@440)

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Sugano "狐志庵" Yoshihisa(E) @ 美紗緒ネットワーク <koshian@misao.gr.jp>
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