狐の王国


2007年06月16日() [過去の今日]

#2 はてブをdel.icio.usに移動してみた

なんかdel.icio.usのタグ整理機能が便利で便利でしょうがなくて、突発的にdel.icio.usに乗り換えることにした。

例によってCPANに WebService::SyncSBS::D2H というのがあったので、これをそのまま使おうとしたのだが、はてなはAtomAPIじゃ最近の30件しか取得できない模様。

よく見たら設定のエクスポートに同じ形式で全件取得できるURLがあったので、そっちから取得するようにWebService::SyncSBS::D2HとWebService::SyncSBS::D2H::Hatenaに手を入れた。

diff -ur WebService-SyncSBS-D2H-0.03.orig/lib/WebService/SyncSBS/D2H.pm WebService-SyncSBS-D2H-0.03/lib/WebService/SyncSBS/D2H.pm
--- WebService-SyncSBS-D2H-0.03.orig/lib/WebService/SyncSBS/D2H.pm	2005-12-01 18:43:15.000000000 +0900
+++ WebService-SyncSBS-D2H-0.03/lib/WebService/SyncSBS/D2H.pm	2007-06-16 07:41:53.000000000 +0900
@@ -26,6 +26,7 @@
 	hatena    => WebService::SyncSBS::Hatena->new({
 	    user => $args->{hatena_user},
 	    pass => $args->{hatena_pass},
+	    dump_all => $args->{hatena_dump_all},
 	}),
     }, $class;
 
diff -ur WebService-SyncSBS-D2H-0.03.orig/lib/WebService/SyncSBS/Hatena.pm WebService-SyncSBS-D2H-0.03/lib/WebService/SyncSBS/Hatena.pm
--- WebService-SyncSBS-D2H-0.03.orig/lib/WebService/SyncSBS/Hatena.pm	2005-12-01 18:43:01.000000000 +0900
+++ WebService-SyncSBS-D2H-0.03/lib/WebService/SyncSBS/Hatena.pm	2007-06-16 07:41:53.000000000 +0900
@@ -12,7 +12,11 @@
 use XML::Atom::Link;
 use XML::Atom::Client;
 
-my $ep_root = 'http://b.hatena.ne.jp/atom';
+my $yes = 'yes';
+
+my $hb_root = 'http://b.hatena.ne.jp';
+my $hb_dump = $hb_root . '/dump';
+my $ep_root = $hb_root . '/atom';
 my $ep_post = $ep_root . '/post';
 my $ep_edit = $ep_root . '/edit';
 my $ep_feed = $ep_root . '/feed';
@@ -24,6 +28,7 @@
     my $self = bless {
 	user => $args->{user},
 	pass => $args->{pass},
+	dump_all => $args->{dump_all}
     }, $class;
 
     $self->{api} = XML::Atom::Client->new;
@@ -35,10 +40,10 @@
 
 sub get_recent {
     my $self = shift;
-
+    my $feed_url = $self->{dump_all} eq $yes ? $hb_dump : $ep_feed;
 
     my $ret = {};
-    my $feed = $self->{api}->getFeed($ep_feed);
+    my $feed = $self->{api}->getFeed($feed_url);
     return $ret unless $feed;
     foreach ($feed->entries) {
 	my $href;

これでぶんまわしてみると、なぜかはてなよりdel.icio.usのほうがアイテムが多い……まいっか。一応全部いけてるっぽいし

このライブラリのすごいところは、一方通行じゃなくてはてなとdel.icio.usの両方を見てお互い無いものを足してくれるところ。要するにdel.icio.usに移行してもしなくても、どっちかにclipしておけばどっちにも反映されるわけだ。さっそくcronでまわしておくことにした。

ブックマーク追加インターフェイスがはてなでもdel.icio.usでも選べてついでにお互いがお互いのバックアップにもなるなんて最高だね。

(@060)

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#1 「いじめられる側の問題」を主張する人は、いじめの本質が見えてない

「いじめられる側にも問題がある」と思います。 という記事。

著者はいじめられっ子という立場から問題があるという主張をしてらっしゃり、それに異論があるわけではない。だが、それは問題の本質じゃないと思うのだ。

そりゃあ考えても見れば、話が通じない奴とは関わりたくないからシカトするだろうし、運動のできない奴とスポーツを一緒にやっても思いどおりのプレーができないだろう。気に入らない奴と同じ狭い教室で一日の大半を過ごさなきゃいけないのは、ストレスに決まっている。

そこで「みんなに気に入られない奴が悪い」という結論に持って行くか? そりゃ問題はあるだろうさ。でもね、問題があることと解決の糸口になることとは、別なんだよ。

よく考えてみよう。社会には自分の気に入らない奴なんていっぱいいる。一緒に仕事をしててドンくさい、やってられないと思う事もあるだろう。その時、みんなどうやって解決してる?

配置転換をお願いしたり、一緒に仕事しないで済むようにどうにかしたり、少しマシな奴だとどうにか仕事を覚えてもらえるように協力したりするんじゃない?

それはお金を稼ぐ、という目的を持ってそこに集まってるからだよね。みんなそこだけは一致してるし、どうにもならなければ別な場所でやればいいのもわかってる。

でも、学校はそうじゃない。義務だから行ってるだけという人が大半じゃないか? それもクラスはおろか、学校だって学区で決められていて、自分で望んでそこにいる、なんて奴はほとんどいるはずがない。

要するに、子供たちは逃げ場が無いんだ。どうにもできないのがわかってるから、しかたなくいじめに走る。

そりゃあ40人も子供を集めれば、1人や2人、ちょっとおかしい奴くらいいるさ。それは自然な事だ。人間をはじめ動物はみな多様性を持って生まれて来る。その多様性が急激な環境変化の中でも種が生き残る力になる。だからおかしい奴がいるのは当り前なんだ。

でも子供たちはそんなの理解できない。大人だって理解できない人が多いのに、子供に理解できるわけがない。おかしい奴が近くにいるのは、子供たちにとって脅威だったり、ストレスだったりするもんなんだ。

おかしい奴がいるけど逃げられない、目的をひとつにもできない。だからいじめが起きるんだ。

だからいじめ問題の本質は、教育制度そのものにある。今の義務教育のシステムは、いじめが生まれるようにできている。その事をまずは認識してもらいたいと、俺は思う。

ただもうひとつ、別のケースもある。それは「他人をいじめないと生きて行けない子」がいるという問題だ。ある種の病ではないかと思う。それが育った環境に原因があるのか、それともこれも多様性の一環なのかは、俺にはわからない。

(@007)

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2006年06月16日(金) [過去の今日]

#1 backports.orgのfirefox

うわ、もう1.5.0.4が出てるのか。さっそく入れようとしたら入らず。あれ、と思ったら、/etc/apt/preferencesの「sarge-backports」という文字列が「sarge=backports」になっとった。しょんぼり。

(@620)

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2004年06月16日(水) [過去の今日]

#2 Emacs20とEmacs21のフォント設定

さて、Emacs20をチャット用、Emacs21(emcws)をメイン環境として共存させることにしたはいいのだが、チャット用のEmacsはmplusフォントで小さく、メイン環境は東雲で大きくしている関係で、同一のフォント設定を読み込んでしまうこの二つのemacsのフォント設定を振り分けるのは難しい。

Emacs20も21も.Xresourcesに

Emacs.Fontset-0:-misc-fixed-medium-r-normal--14-*-*-*-*-*-fontset-14
Emacs.Font: fontset-14

と書いて、aliasを使って-misc-fixed-のboldやらなにやらを揃えてやるのが一番確実なフォント設定だった。

Emacs20の時だけ別の設定を読み込ませる方法を探してみたのだが、一応.Xresources内でも分岐させることは可能らしい。かといってEmacsのバージョンを見る方法がわかるわけでもなく、やはり.emacs内部で分岐させる必要がある。

Emacsのフォントは、単にフォントセットを揃えてどのフォントセットを使うか指定してやればいい。ただ、ちゃんと動かないのが常なので、いくつかの方法があちこちで模索されてるようだ。今回、うちの環境でちゃんと動いたのは、.Xresourcesでフォントセットを作り、.emacsで割り当てる、というもの。

.Xresourcesにはこう書く。

Emacs.Fontset-0:-misc-fixed-medium-r-normal--14-*-*-*-*-*-fontset-14
Emacs.Fontset-1:-mplus-gothic-medium-r-normal--13-120-75-75-c-60-fontset-mplus12,\
 	    ascii:-mplus-gothic-medium-r-normal--13-120-75-75-c-60-iso8859-1,\
 katakana-jisx0201:-mplus-gothic-medium-r-normal--13-120-75-75-c-60-jisx0201.1976-0,\
 japanese-jisx0208:-mplus-gothic-medium-r-normal--13-120-75-75-c-120-jisx0208.1983-0
Emacs.Fontset-2:-mplus-gothic-bold-r-normal--13-120-75-75-c-60-fontset-mplus12

Emacs.Font: fontset-14

これで「fontset-14」と「fontoset-mplus12」というフォントセットが出来上がる。Fontset-2がポイントで、こうすることでboldが正しく表示されるようだ。デフォルトではfontoset-14を利用する。

次に、.emacsにこう書く。

(cond (window-system
       (if (= emacs-major-version 20)
           (setq default-frame-alist (append '((font . "fontset-mplus12")))))))

これでうまいことemacs20の時はmplusを利用できるようになったのである。

しかし、emacs -f irchat などとするとちゃんとboldが出ないな……。普通に立ち上げてから M-x irchat する分には大丈夫なのに……謎。

(@420)

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#1 irchat-pj の DCC

なんかしらん、kernelを2.6系列にあげてからチャット専用に突っ込んであるmuleでDCC SENDできなくなった。ポートとアドレスを固定するためにかなり怪しいhackを仕込んだのでそのせいかしら。

というわけで現実逃避がてらirchat-pjのDCC周りを再点検。特にCで書かれたdccプログラムのソースや挙動を調べて行くと、前回意味のわからなかった、四つ目と五つ目の引数がようやく理解できた。

Usage: dcc file send <filename> <port> <ircserver>

usageにはこうある。四つ目の引数である<port>はDCCにおいて自分がlistenするポート、ircserverは恐らく自分のIPアドレスを調べるために、繋いでるIRCサーバを指定するのだろう。つまり、IPアドレスに関してはこのdccプログラムに任せて、NAT BOXというか、ルータのの内側からDCCをするためにはポートさえ固定してやればいい、ということになる。 *1

しかし、オプショナルな四つ目五つ目の引数はirchat-pjでは利用されてないようだ。せっかくだからきっちり利用させていただき、 DCCポート固定パッチ を作ってみた。

(setq irchat-dcc-port "6667")

とかいう感じでポートを指定してそこに穴を開けておいてやれば、DCC SENDが通る。普通に繋ぐ分にはこれで充分なはずだ。

うちの場合、変な位置にplumを挟んで繋いでいるのでこれだけではダメで、plum.confに、

+ ctcp/dcc/nat.plm
ctcp.dcc.nat.mapping: 192.168.xxx.xxx xxx.xxx.xxx.xxx

という感じでローカルアドレスをグローバルアドレスにマッピングしてやる必要があった。他のマシンからplumに繋いでいる場合でも、それぞれにポートを転送してやり、マッピングしてやればちゃんとDCCが通る。便利便利。

というわけで見事解決、と思いきや、これでもmuleでは動かない。dccプロセスは上がってるのだが、どうにもDCC SENDをサーバに送ってくれないようだ。思い切ってノーマルなirchat-pjを突っ込んでも見たのだが、やはりダメ。要するに2.6カーネル系列上でのmuleの挙動の問題なのかもしれない。コンパイルしなおせば動くのかなあ。まあ、メイン環境がemcws21になっているので、チャット専用Emacsをemacs20-dlにしちゃってもいいのだけども。マルチバイト文字が入ったファイルをDCCできない問題も解決するだろうし。

(@404)


*1: ま、こんなことしなくてもルータがLinux BoxならIRCモジュールで簡単にDCC SENDが通るんだけどね……。
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2002年06月16日() [過去の今日]

#2 Emacs-w3mでフレーム表示

ずっと出来ない物と思ってたのだが、FAQをよく見ると「w3mmeeを使って下さい」との一文が。実はとっくにw3mmeeを使用してたのだけど、フレーム表示されなかった。オプションの指定の仕方が悪かったらしい。

(setq w3m-command "w3mmee")
(setq w3m-command-arguments '("-cookie" "-F"))

とまあ、こんな感じに指定してやれば良かった模様。-Fはフレームを描画するというオプションね。
あとmbconvというコマンドが必要なようで、何者か良く分からないのだがauto-aptで調べてみると、libiso2mb-devとlibmoe-devというパッケージに入ってる模様。ということで、 apt-get install libmoe-dev して見事フレームが表示されるようになった。これで こぱんだあんてな のしむこむサイトも見られるようになったぜ!
(@945)

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#1 とある2ちゃんねらー

IRCで一対一で話していた時、その人が気付いてなかった点を指摘しただけだったのだが、

( ´_ゝ`)フーン
だから何?

と、来たのでいささか口論に。その人が言うには、そんなので怒るのは「ガキ」なんだそうで。まあ、確かに2chという"Anonymous Coward"同士の会話の中でなら、俺も無視するだろう。しかし双方身分を明かした上での会話でこうくればさすがに頭に来るし、失礼な反応であると思う。2ch文化を外に持ち出した絶好の失敗例だと思うのだが、どうだろうか。
(@728)

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2001年06月16日() [過去の今日]

#4 めんどくさいやつ

 らしいです、俺(笑)
ここのツキアイゲノム判定テスト ね。
(@94)

しかし:

 このサイト、よく見ると「当たってるBBS」とか「カミングアウトメール」とか、けっこう笑えるもんがごろごろしてるね(笑)
 しかもカミングアウトメールの文例とかあるし(笑) 笑えるスギ〜
 まったくいつから人間は恋人へのメールすら、人にテンプレートを提供してもらわなくてはならなくなったんでしょうね。
(@99)

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#3 サラダデイズのタイピング

 いや、あれは面白いよ。アメコミ的クロスオーバーが楽しかったんだが、まあ最近はちょっとネタ切れかなあ^^;;;
 でも、今時けっこう純朴なところが好きです(笑)
 だからってタイピングゲーム買わないぞ、いくらなんでも^^;;; (@55)

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#2 そーいういたづら

 やめれーー! 初心者をいじめるなー(笑)

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#1 もじら、新パッケージ

 Debianのunstableに新もじらパッケージが入ったね。なんとバージョンは0.9.1。M18だった前のパッケージからすると、偉い飛躍だ。さらにmozilla-browserとmozilla-mailnewsとに別れてさらにいい感じ。でも、かわりにどうやらパンドラの箱にあったもじらが消えてるもよう。
 さっそくインストールして使ってみたのだけど、うーんどーもなあ。パンドラの箱にあったもじらのほうがよかったような。いや、悪くはないんだけど、テーマのモダンも新しくなってるし、フォントもCSSのフォントの種類全部指定できるようになったし。
 でも、なにか見にくい。なんでだろーと思ったら、どうも半角文字が小さいのね。なんだろうなあ。前は全角と大体同じくらいの大きさで表示してくれてたような気がするんだが。 (@37)

つかまあ:

 見れなくなってた自分のページや巫女萌え先生のページやこーたのページやうてなさまのページが見えるようになってたので、それはそれでうれしい。

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Sugano "狐志庵" Yoshihisa(E) @ 美紗緒ネットワーク <koshian@misao.gr.jp>
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