2002年11月21日(木) [過去の今日]
#1 火事
起きてみると、台所から妙なにおいがする。見れば、昨日のカレーが見事に炭化していた。誰かが温めようとして寝ちゃったんだな。火事にならなくて良かった。
と思いつつ部屋に戻って、なにげに ./-j を見ると、 debianサーバ群が火事で消失 とのタレコミが。security.debian.orgのような代替ホストの無いサーバも燃えてしまったようで、ちょっとびっくり。すでに復旧作業は始まっており、回復まではそうかからないらしいが。
代替ホストが無いといってもproposed-updateにミラーされるはずだし、問題は少ないとは思うが、なんにせよ火事は恐いなと改めて思った次第。気をつけねば。
(@872)
2002年11月22日(金) [過去の今日]
./-jのタレコミ より。
すごい。すごいの一言に尽きる。エベレスト山頂でも起動するThinkPad。世界初の快挙を成し遂げた山田淳氏は、また同時に世界最年少の7大大陸最高峰登頂の記録者でもあるようだ。日本にはまだまだすごい人物がいらっしゃるのだなあ。
ThinkPadのほうは残念ながら完全動作というわけではないが、どうやらネックはHDDとバッテリーらしい。ということは、CompactFlashをHDDにしてCPUをSuperH等のモバイル機器向けにすれば、バッテリーも耐低気圧性及び耐低気温性の高いものを選べるんじゃないだろうか。OSはLinuxカーネルかかNetBSDカーネルを用いて、山頂でおもむろにEmacsを立ち上げIRCに繋ぐ。ううむ、かっちょええな。
(@286)
2002年11月23日(土) [過去の今日]
#1 風邪気味?
#2 monospaceのmediumサイズフォント
ブラウザによってまちまちなのね。Mozilla/Netscapeでは他のフォントファミリと別にmonospaceだけ違うサイズにできるし、 尚弘 に見てもらったところ、MacIEでもmonospaceはmediumでも一回り大きいフォントになることがわかった。
しかし、このページの左に置いてるナビゲーション用サイドバーは、等幅フォントで表示しないとMS IEで表示したとき、内部で文字幅がまちまちになり、h2の部分だけwidthを100%にしようが親要素と同じにしようが、親要素より幅が小さくなってしまう。なので等幅にして解決、と思ってたのだが、上記のようなわけで、環境によっては記事本文とかぶるようになってしまった。
さて、こいつをどう処理したものか……フォントサイズを固定にしてしまうしかないのだろうか。固定にしたらしたでMSIEのh2幅が短くなる問題が再発するので悩みどころなのだが。再発させずに解決する方法あるかなあ。
(@321)
2002年11月24日(日) [過去の今日]
#1 10万通突破
とうとう俺のメールボックスが10万通を突破した。niftyのログもあるから実際はそんなに多くないのだが、Wanderlustの表示が6桁になってるのを見ると、妙な達成感を感じる。Maildir自体も448Mと、ずいぶん肥大化してきた。POPする相手もずいぶん増えてしまったし、そろそろ管理方針も考え直さなきゃならない時期かもしれない。
(@382)
#2 ext3
メインのdebian機はsidとはいえi386なので安定してるはずなのだが、電源がヤバくてリブートだのSCSIがおかしくて固まっただのと、月に1度くらいは強制リブートの憂き目にあってる。そのたびにfsckするわけで、毎度毎度もう二度とごめんだ、ext3にするぞと言い続けて来たのだが、めんどくさかったりなんだりしてやってなかった。
しかし、今日もまたSCSI関係のトラブルでフリーズ。玄人志向のYUというIDEなHDDをSCSIに変換するキットを使って繋げてるのだが、さすがにキワモノシリーズだけのことはある。今までに何度かこいつのせいでフリーズしてる。
ということでいい加減行動しようと、ext3に変換した。すさまじく簡単なのね。 2chのext3スレ に書いてあることをそのままやればいい。コマンド2発で完了。メモ変わりに中身を書き写しておこう。2chのスレはいざというときにDAT落ちしてたりするからね。
From: [2] 1 <>
Date: 01/11/19 04:36 ID:wfxfnY01
・特徴
移行が簡単(バックアップ & リストアの必要なし)
ext2とディスクフォーマットが同じ(ジャーナルは単なるファイル)
コマンド一発でext3に
マウント中のファイルシステムも変換可能
ext2としてもマウント可能(ちゃんとumountしていれば)
linux-2.4.15に取り込まれた
ext2よりちょい速いらしい (http://lwn.net/2001/0802/a/ext3.php3)
From: [3] 1 <>
Date: 01/11/19 04:37 ID:wfxfnY01
・ext2からの移行手順 ステップ1
linux-2.4.15-pre4以降をmake & インストール
$ wget http://www.jp.kernel.org/pub/linux/kernel/v2.4/linux-2.4.14.tar.gz
$ wget http://www.jp.kernel.org/pub/linux/kernel/testing/patch-2.4.15-pre6.gz
$ tar zxf linux-2.4.14.tar.gz
$ cd linux
$ zcat ../patch-2.4.15-pre6.gz | patch -p1
$ make config
[File systems]->[Ext3 journalling file system]
を"y"にしとく。
(モジュールだとrootをext3にできないよ)
From: [4] 1 <>
Date: 01/11/19 04:37 ID:wfxfnY01
・移行手順 ステップ2
# mount
/dev/hda1 on / type ext2
# tune2fs -j /dev/hda1
tune2fs 1.25 (20-Sep-2001)
Creating journal inode: done
This filesystem will be automatically checked every 22 mounts or
180 days, whichever comes first. Use tune2fs -c or -i to override.
# reboot
...
# mount
/dev/hda1 on / type ext3
(・∀・)イイ!
From: [5] 1 <>
Date: 01/11/19 04:37 ID:wfxfnY01
・ext3お役立ちコマンド
ext2にext3ジャーナルを追加
# tune2fs -j /dev/hdX
最大マウント回数ごとのfsck runを無効にする
# tune2fs -c 0 /dev/hdX
最大時間間隔ごとのfsck runを無効にする
# tune2fs -i 0 /dev/hdX
ext3を強制的にext2としてマウント
# mount -t ext2 /dev/hdX /mountpoint
参考になるからサラッと読んだほうがいいよ
$ man tune2fs
(@415)
@ さっそく:
役立ってくれました。また突然のフリーズ……すぐに復帰してくれたよ。今回は原因不明なのでちょっと恐い。やっぱNFS越しにXをコンパイルってのは無謀なのかなあ。
(@453)
これはモジュールじゃなくて、カーネルのフレーバだよ。debianのCDは4種類のフレーバが入ってて、それぞれ特徴あるカーネルが入ってる。起動時にどのカーネル(フレーバ)を使うか選択できるのね。
(@608)
2002年11月25日(月) [過去の今日]
catの拡張らしい。引数にURIを与えてやると、ちゃんと解釈して出力を拾って来る。便利かも知れない。
(@280)
@ wget -O - http://hoge.fuga.uri/:
というやり方もあることを やすたん に教わった。なるほど、URIをcatできる、というだけではdogの存在価値は無いなあ。他にどんな拡張がわからないけど、じっくりman見てみようかな。
(@282)
2002年11月26日(火) [過去の今日]
配布停止になってたVideoMaidが、いつの間にかUNIX用として復活してる。でもまだ開発がはじまったばかりなのか、手元のAVIファイルは読み込めなかった。今の所無圧縮AVIとhuffyuvだけしか動かないのかな。どちらも手元に無いや。
一緒に配布されてる tmaid というGTK+テキストエディタはある意味ユニークだ。平平凡凡としたWindowsのMDIエディタという印象でこそあるのだが、ほぼ同じ環境がX上でもWindows上でも動く。XではMDIじゃなくてタブ切替えになるけどね。とりあえず初心者な人がUNIXのエディタは使いにくいという話はよく聞くので、そういう人達の一助になればいいなとdebianパッケージにしてみた。いつもの通りいい加減な作りのパッケージなのではあるが、一応インストールできるし動作するので文句言うない。
でもX上のエディタだと、設定ファイルの編集には使えないかもなあ。まあ、rootやるならviくらい覚えとけということか。
(@146)
2002年11月27日(水) [過去の今日]
#1 WindowsCEマシン
ここ数日モバイル魂がふつふつと再燃。んで、思い切って買っちまうかと、いろいろ調べてみた。どっこい、びっくりしたんだけど、WindowsCEマシンは年々新しいモデルになるにしたがって駆動時間が短くなってるのね。最新型ともなると、普通のノートパソコンと変わらない。いや、むしろ省電力長時間駆動を売りにしてるThinkPad s30のようなマシンのほうがよっぽど電池が持つ。値段も10万を軽く越えるし、まったくもって買う価値が無い。ということで古い機種を俺の要件に照らしあわせてみた。
- 乾電池が使えること
- 10時間以上の連続駆動
- キーボードがでかい
- PCMCIAを2つ持ってること(CFスロットでも可)
キーボード問題があるのでNECのモバイルギアにしぼって探した。121ware.comからはたどれないようだが、 Mobile Gear Age に全機種の仕様がある。
これを見ると、MC-R300しか適合する物が無い。むう、まいったな。他のメーカーも探してみるかなあ。
(@504)
#2 日記のindex化
2002年11月28日(木) [過去の今日]
コネクション数を制限できるのね。inetdにこんな機能あったんだーと思ってdebianのmanを引いてみると、無い(笑)
debianはinetdを削るのが、依存関係の問題でけっこう難しいし、微妙だね。もっとも、今時だとinetdを使うサービスってPOPサーバくらいなので、あんまり問題にならないかもしれない。POPサーバもvpopmailなんかを使用すればinetd使わなくていいしね。ただしqmailはnon-free(笑) なので、postfixやeximと組み合わせてvpopmailを運用するノウハウをため込まなくては(信者モード)。
(@236)
#2 screenの神 生誕祭
2002年11月30日(土) [過去の今日]
#1 結婚
最近、結婚というものについて考える機会が何度かあったのだが、ふと気付くと結婚して幸福だという人を知らない。みんな大変な思いや辛い思いをしている。むしろ不幸そうにしてる人ばかりだ。こういう話を既婚者とすると、たいていそんなこと無いと否定するのだが、どうもその語感には、結婚はいいものだということを否定したくない、なんとかして肯定したいというものが含まれてるのを感じる。
結婚が恋愛の延長でないことは、非日常から日常への移行があることからもわかる。生活への移行と言った方が具体的だろうか。個人同士の付き合いから、家同士の付き合いへ変わることも大きい。若い人にはこういったことを否定する向きもあるが、現実にはなかなか避けられないことだ。そして結婚相手自身はいい人でも親戚が、というシチュエーションはいくらでもある。
個人主義が浸透してしまった現代において、結婚という制度自体が時代にそぐわないのかもしれない。辛い思いをしてまで結婚する価値はあるのだろうか。好きな人との幸せな生活を夢見てたはずなのに、現実はめんどうな問題ばかり。幸福を追求する人間の性質から言って、結婚を避けるほうがむしろ人間として自然な気もする。結婚しない人間が増えてるという話も納得がいく。
俺も結婚の機会は何度かあったのだが、大学を留年してたので延び延びになってるうちに機会を逃した。むしろ幸いだったかなと、最近は思うのである。
(@626)