2002年11月24日(日) [過去の今日]
#2 ext3
メインのdebian機はsidとはいえi386なので安定してるはずなのだが、電源がヤバくてリブートだのSCSIがおかしくて固まっただのと、月に1度くらいは強制リブートの憂き目にあってる。そのたびにfsckするわけで、毎度毎度もう二度とごめんだ、ext3にするぞと言い続けて来たのだが、めんどくさかったりなんだりしてやってなかった。
しかし、今日もまたSCSI関係のトラブルでフリーズ。玄人志向のYUというIDEなHDDをSCSIに変換するキットを使って繋げてるのだが、さすがにキワモノシリーズだけのことはある。今までに何度かこいつのせいでフリーズしてる。
ということでいい加減行動しようと、ext3に変換した。すさまじく簡単なのね。 2chのext3スレ に書いてあることをそのままやればいい。コマンド2発で完了。メモ変わりに中身を書き写しておこう。2chのスレはいざというときにDAT落ちしてたりするからね。
From: [2] 1 <>
Date: 01/11/19 04:36 ID:wfxfnY01
・特徴
移行が簡単(バックアップ & リストアの必要なし)
ext2とディスクフォーマットが同じ(ジャーナルは単なるファイル)
コマンド一発でext3に
マウント中のファイルシステムも変換可能
ext2としてもマウント可能(ちゃんとumountしていれば)
linux-2.4.15に取り込まれた
ext2よりちょい速いらしい (http://lwn.net/2001/0802/a/ext3.php3)
From: [3] 1 <>
Date: 01/11/19 04:37 ID:wfxfnY01
・ext2からの移行手順 ステップ1
linux-2.4.15-pre4以降をmake & インストール
$ wget http://www.jp.kernel.org/pub/linux/kernel/v2.4/linux-2.4.14.tar.gz
$ wget http://www.jp.kernel.org/pub/linux/kernel/testing/patch-2.4.15-pre6.gz
$ tar zxf linux-2.4.14.tar.gz
$ cd linux
$ zcat ../patch-2.4.15-pre6.gz | patch -p1
$ make config
[File systems]->[Ext3 journalling file system]
を"y"にしとく。
(モジュールだとrootをext3にできないよ)
From: [4] 1 <>
Date: 01/11/19 04:37 ID:wfxfnY01
・移行手順 ステップ2
# mount
/dev/hda1 on / type ext2
# tune2fs -j /dev/hda1
tune2fs 1.25 (20-Sep-2001)
Creating journal inode: done
This filesystem will be automatically checked every 22 mounts or
180 days, whichever comes first. Use tune2fs -c or -i to override.
# reboot
...
# mount
/dev/hda1 on / type ext3
(・∀・)イイ!
From: [5] 1 <>
Date: 01/11/19 04:37 ID:wfxfnY01
・ext3お役立ちコマンド
ext2にext3ジャーナルを追加
# tune2fs -j /dev/hdX
最大マウント回数ごとのfsck runを無効にする
# tune2fs -c 0 /dev/hdX
最大時間間隔ごとのfsck runを無効にする
# tune2fs -i 0 /dev/hdX
ext3を強制的にext2としてマウント
# mount -t ext2 /dev/hdX /mountpoint
参考になるからサラッと読んだほうがいいよ
$ man tune2fs
(@415)
@ さっそく:
役立ってくれました。また突然のフリーズ……すぐに復帰してくれたよ。今回は原因不明なのでちょっと恐い。やっぱNFS越しにXをコンパイルってのは無謀なのかなあ。
(@453)