2006年07月11日(火) [過去の今日]
いろいろと参考になるURIなどもあるので一読の価値あり。
あんまり文字コード問題には詳しい方じゃないのだが、よく使われてるUTF-8ってのはUnicode 2.0で、すでに100万文字が扱える体系なのね。んで、Unicode 3.0では異体字タグや言語タグがつくってことか。
ふーん、なるほど。ということはまだ言語タグがないので、今EUC-JPやiso-2022-jpからUTF-8にしちゃうと、文字コード中に言語タグが付かず、後々人間が判定してタグを入れてやらなきゃならないってことになるのかな。
だとするとめんどくさいなあ。
(@205)
うん、最近というわけでもないけど、オタクが嫌いなオタクってのは昔から存在するよね。で、そういうオタクがいわゆる「ウザい」とか「キモい」とか言われちゃうタイプだったりするというのも典型だと思うのだが。
こう、オタク系ってのは趣味に没頭するあまりコミュニケーション能力に乏しくなりがち、というのは間違ってないのだが、そこで一般的な感覚を喪失してしまう場合がよくある。
例えば「私は二次元少女にしか興味ありませんので安心してください」とか、「私はロリコンですがペドフィリアではありませんので安心してください」とか、そのあたりがよく見受けられるパターンかな。
そんなこと言ったら普通気持ち悪がられるに決まってるのだが、どうもその辺がご理解頂けないらしい。ご理解頂けない方にもわかりやすく言うと、前者はそれこそダッチワイフに入れ込んでいるような気持ち悪さを感じるし、後者は言葉の意味を無理矢理ねじまげる強引さが気持ち悪さを助長している。いや、わかりやすく言ったところでご理解頂けるとは思ってないのだが。
@ で、/.-jだが:
どうもね、何を掲載しても「これは/.-jらしくない」と言いたい奴がいるみたいね。こう、そういう人らは自分の理想の/.-jがあって、それにマッチするかしないかで判断してるんだと思うのだが、それならそれで自分でやればいいのに。filtered slashdot.jp とかでもいいと思うんだけどなあ。
たぶん、文句付ける事が趣味なんだろう。ウザい、キモい。どうせ大半は匿名の臆病者なんだから、ID持ちが返信しなきゃ目にすることもないんだけどね。
(@212)
#3 韓国漫画事情
痛いニュース で韓国漫画に対する批判が出ているが、正直なところ俺はこれがまっとうだとは思わない。韓国でも日本のアニメやゲームが広く知られてるのは周知のとおりだが、作家のレベルも確実に上がって来ているのである。
例えば、MMORPGの テイルズウィーバー や マビノギ のイラストを見てみるといい。日本産だと言われても信じてしまう程、イラストのレベルが高く、雰囲気も日本産と変わらない。
また、俺の好きな漫画のひとつに 新暗行御史 という漫画があり、これは劇画風のタッチだが、よりかの手塚治虫を源流とする「漫画的」な雰囲気がちゃんとある。言い換えれば、外国の漫画絵にありがちな違和感が無い。
そういう、日本漫画文化の潮流に乗った海外の作家が生まれて来ているということは、どうあがいても否定しきれない。そしてそれは直接日本人作家のライバルになるということでもある。
そう考えたとき、リンク先のような「どうやっても日本には追い付けまい」などという楽観視は逆立ちしてもできないのである。日本人よ、危機意識は持っていろ。
(@262)
うげえええええ、引退してNASCARに行くとは聞いてたけど、まさかシーズン途中で降板とは……。何があったんだモントーヤ。そんなにイヤなことあったのか?
うーん、悲しいなあ。こないだのアメリカがラストランか……。あんな序盤のクラッシュでラストだなんてなあ……。
(@553)
#5 フランスvsイタリア
F1話ついでに、こないだのワールドカップがイタリアvsフランスという決勝戦だったのはちょっとおもしろかった。なぜなら、F1でもフェラーリ(イタリア)とルノー(フランス)の一騎打ちの様相を呈してるからだ。ま、乗ってるのはそれぞれドイツ人とスペイン人なんだけどね。
サッカーのほうじゃイタリアがどうにかフランスを下してたが、F1はどうなるだろうか。フランスのルノー擁するフェルナンド・アロンソが88ポイントを獲得してトップ、それを追うフェラーリのミハエル・シューマッハが69ポイント、その差19ポイントだ。逆転は難しいが、決して不可能な差でもない。
そしてこれは頂点を極め、下り坂に入ったミハエルと、これからさらなる高みに昇ろうとするフェルナンドとの争いでもある。ライバルを次々に失い、正面から戦える相手のいない中で絶頂期を終えたミハエルに、遅れたライバルがやってきたのだ。
いま、ミハエルは必死のはずだ。その知恵と力を全力でふりしぼって、アロンソを猛追している。残り8戦のF1グランプリ、実に楽しみである。
(@555)
2006年07月12日(水) [過去の今日]
#1 Linux beep で PC-9801 の起動音を再現
けんども日記 というサイトをたまたま見つけ、LinuxのbeepコマンドでPC-9801の起動音を再現するというのをやっていた。
さて、 beep -h を見てみると、周波数、時間、回数などを指定できることがわかる。例えば PC98 の電源投入時になる「ピポッ」を再現するには次のようにする。 /etc/rc.d/rc.local あたりに書いておけばおもしろいかもしれない。
$ beep -f 2000 -l 120 -n -f 1000 -l 120
実際にはPC-9801はCPUの速度によってこの起動音の速度が変わるので、-l 120 のところは多少調整したほうがいいかもしれない。
(@092)
@ ドレミファソラシド:
こんな感じか。
$ beep -f 261 -n -f 293 -n -f 329 -n -f 349 -n -f 391 -n -f 440 -n -f 493 -n -f 523
音階と周波数の対応表(JavaScript) というページを参考にした。
(@097)
#2 Lucky Day!
買い物に行ったら、おいしそうなイナダが売ってた。実はイナダはけっこう好きなのだが、なかなか売ってないのでうれしい。
買い物ついでに店の横でクジをひいてみたら、600円あたった。ちょっとうれしい。
夜、ゲームをしてると、ちょっとレアなアイテムがぽろぽろ出てきた。うれしい。
今日は運のいい日だ。気分がいいな。
そんなことを思いつつトイレに行くと、足にぐにゃりという感触が伝わって来た。犬のうんちだった。
今日は、ホントにウンの付く日だ。嗚呼……
(@605)
2006年07月13日(木) [過去の今日]
#1 エヴァンゲリオンの偉大さをハルヒブームに学ぶ
寝つけず明け方を迎えてふらっとblogなどに目を通していたら、 エヴァンゲリオン・コンプレックスを克服した涼宮ハルヒの憂鬱は最強。 という記事を見つけた。この記事を発端に、各地で議論が勃発、オタク論にまで達してるらしい。
つくづく、新世紀エヴァンゲリオンという作品は偉大だったのだなと思う。10年たった今も、これだけの議論を呼べるのだから。
俺はエヴァについて、多くを語るつもりは無い。ただ言えるのは、エヴァは純文学であった、という放送当時からの俺の感想だけだ。
こういうことを言うと事情通過ぎるオタク方面から、やれ制作が間に合わなかっただけだの、スタジオ内情のひどさだのと、いかにエヴァが、ひいてはガイナックスがひどいかという話をされるのだが、それが無関係であることは今の人達ならわかるであろう。出崎統の3回パンや止め絵をリソースの少なさゆえの苦し紛れとしか解釈できない30年前のオタクと同レベルではあるまい。
さて、エヴァの純文学としての出来映えはともかく、純文学と大衆文学を並べて比べる愚かさは理解できるだろう。同じ小説だからというだけで、比較するのは愚かしいことこの上あるまい。
多くは語らぬといいつつ少し語るが、あのラストについても俺は絶賛する。なぜならあれほど多様な解釈が可能なラストも無いからだ。リンク先の人が言う
(そしてエンディングが受け入れられず、永遠に自分の中で話を終了できない。という理由もまた・・・)
というのは、受け入れられない解釈をしている自分自身を受け入れられてないという事なのだ、と言えばわかりやすいだろうか。
それはそれでいいのである。受け入れられる解釈をした者もいれば、そうでないものもいる。それぞれが多様な解釈をするがゆえに議論し、いまもって話が終ってない。これぞ名作と言えるだろう。
事実、こうして10年の時を経て、また議論している人たちがいるということが、そのなによりの証明であろう。エヴァンゲリオンという作品の偉大さを、このハルヒブームの中から再認させられたのは有意義であった。
(@875)
@ あ、ハルヒおもしろいよハルヒ:
おもわず放送順と時系列順で2回見た。
(@917)
2006年07月18日(火) [過去の今日]
Latest topics で見つけた仮面ライダー漫画。
どうやらプロの漫画家の手によるものらしく、けっこう高いクオリティ。話もおもしろくて、続きが気になる。もっと大きな画面で見たいなあ。本にならないのかしら。
(@234)
ああ、なるほど、確かに表題の通りかもしれない。
もっと考えを広げれば、自分のコントロールキャパシティを超えた範囲をビジネスターゲットにできるってことだね。つまりそれは、JASRACのような権利管理団体に依存しなくてもビジネスが可能になる可能性もあるということだったり、国境に左右されにくいということだったりするのかな。
うん、なんかこれはすばらしいことのようにも思えるな。著作権で食ってる人は一考の価値があるのでは?
(@254)
めも。
で、凡庸というか現実的な組織だと偽善的であれでこれでという反対意見が出たりして、んでそういうリスク回避派の意見は多分多くて、この手のプロジェクトってのは立ち消えになると思うんだけど、僕自身は偽善だと認識してても、こういうちょっと変わったことを会社の中で真剣にやりたいっていう人がいるのにそれを安易な批判あるいは常識的/反動的な反対意見でつぶしてたら、このグリーン化のことだけじゃなく、この先もいろんな発明の芽をつぶしてしまうことになると思った。なので、このグリーン化の話には僕も賛成した。
表題リンク先に引用されてた Radium Software Development から
かくして,「誰からも嫌われないが,なんとなく好かれることはある」というような話題だけが上位に浮上してくることになる。それが必ずしも悪いわけではないが……凡庸さに支配される危険性からは逃れることができない。
"Creating Passionate Users" の Kathy Sierra 氏は次のように述べる [Passionate] 。 「もし,誰かが嫌うようなことをやっていないのであれば,それは恐らく凡庸である。」
リスクに対する恐怖,「誰かの意思に反するのではないか」という恐怖,それらに屈服することから,凡庸さへの下降は始まる。本当に人々にとって意味のあることを見つけ出すには,それらの恐怖に囚われてはいけない。人々から嫌われることの中にも一片の価値が隠されていることを,常に心に留めておく必要がある。
嫌われる事は価値がある。嫌われる事は褒められてるも同然である。そう考えてた自分の中のもやっとした観念が、より具体的になったように思う。いい言葉に出会えた。
@ これに関連したもうひとつのもやもや:
まだもやっとした俺の中の観念に「凡庸な者ほど他人の行動を止めたがる」というものがある。これに屈伏してちゃいけないんだよなあとは思いつつも、いろいろあったりして屈伏するパターンが多いのだが、それが正解なのか不正解なのかも今はまだわからない。
(@258)
2006年07月19日(水) [過去の今日]
#1 男性の性暴力被害は12%
信じられない数字。 みやきち日記 でハッケソしたのだが、男性の性暴力被害者は12%にも昇ってるそうだ。 わたしの雑記帳 というサイトでは10.0%になってるな。ぬ、 毎日新聞の転載と思しきページ では3.7%になってるなあ。
どれも98年の「子どもと家族の心と健康」調査委員会とかいうとこの調査結果らしいが、記事を書く人間によってこんなに数字のバラツキがあるのはなんでだ?
うーん、元データはどこにあるんだろう。10人に1人なんてありえない数字だと思っちゃうのはけっこう一般的な感覚だとは思うが、これが現実だとしたら大変なことだ。ぜひとも元データをちゃんと確認したい。
(@257)
いや、いいんだけど
NewsForge:失墜したと言われてどう思いますか。
Torvalds氏:Fortuneの記者を一人残らず追い詰めて成敗してやる。 どうなるかわからせてやろう。むわはははは!
って Linusおもしろすぎ。こんなオチャメな人だったのか。
(@332)
2006年07月20日(木) [過去の今日]
「ふーん、ホントに守る気があるわけじゃないんでしょ」なんて思っちゃうんだが。とくにIEやWMPを削除できるなんてなあ。あれほどOSの一部だと主張してきていまさら……。
まあまったく期待するつもりにはならんが、そういう発表をせざるをえなくなったのはいいことだろう。
(@751)
#3 トヨタが近い将来損失を被る事を予測する
痛いニュース で知ったのだが、トヨタが今後3年間で15%のコスト削減に挑むそうだ。
で、そのしわ寄せがまた下請けにいくんだね、という話。
そんなしわ寄せはもう下請けも食らえないだろう。ということはどこかにひずみが生じる。つまりは欠陥が出るということだ。
こうした欠陥は犠牲者が出るまで放置されるものだし、俺はその犠牲者になるつもりはない。つーことで俺がトヨタ車を買う可能性はゼロになった。周囲にトヨタ車を買おうとしてる人がいたらこの話をして止めるようにしよう。
しかしトヨタ車は売れ続けるだろう。なんといっても一大ブランドだし、安けりゃ買うという層は意外に多いのだ。
そうして拡大したトヨタシェアの中から、欠陥が見つかり、リコールがかかるだろう。そのとき、トヨタが第二の三菱自動車になるのではないかとすら思う。
願わくば、誰も犠牲にせずコストダウンを実現し、本当に安くていいものが作られることを。それが実現できたなら、俺はトヨタ嫌いをやめてもいい。
(@805)
@ とかいってたら:
ははは、とっくにリコールでてたのね。知らなかったよ。 毎日新聞の記事 によると、
トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は20日、レジャー用多目的車(RV)の欠陥を8年間放置したとされる業務上過失傷害事件で初めて謝罪したが、事件発覚後9日たっての会見は、遅きに失した感が否めない。
(中略) トヨタは11日に今回の事件が発覚した際、マスコミにコメントの紙を配布しただけで、会見で十分な説明をしなかった。
15%のコスト削減目標を掲げたのが4月、その3か月後にはこのありさま。終ってるな……。
(@815)