狐の王国


2004年01月01日(木) [過去の今日]

#1 あけおめ

何の実感も無いまま新年を迎えつつ。なかなか正月気分に浸れぬ。まあ、とりあえず新年明けてめでたく今年もよろしく系。

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#2 mozilla最適化コンパイル

なんの実感も無いからといって正月早々こんなことやってるのもどーかとは思うが、 apt-build install --reinstall mozilla-browser が失敗するので、 apt-get source mozilla して debian/rulesの any arch にある OPTFLAGSを書き換え。

OPTFLAGS=-O3 -march=pentium3 -mfpmath=sse -DDEBIAN

コンパイルにえらい時間がかかったが、まあ心持ち速くなった気がする。

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#3 2.6カーネル

大晦日に、いろいろ問題点を解消しようかと2.6.0カーネルを導入してみた。どっこい、i2cまわりが proc filesystem から sysfs とやらに移動してたようで、bttvやらなにやらがまったく動かん。xosviewまでが固まる。これは各アプリの対応待ちなんかなあ。なんかオプションいれると動いたりするんだろうか。

2.4系だとモジュールを外したり入れ直したりrescan-scsi-bus.shを走らせたりしないと動かないsbp2が、2.6.0ではかっちり動いてくれたので、早い所乗り換えたいのだが。

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#4 2.4.23 + mga_vid

しょうがないので2.4.23でしばらく我慢してみる。しかし、 mga-vidのモジュールパッケージを作ろうとすると make-kpkg modules_image が失敗する。該当個所をコメントアウトしたら通ってくれて助かった。

$ diff -ur mga-vid.orig/ mga-vid/
diff -ur mga-vid.orig/mga_vid.c mga-vid/mga_vid.c
--- mga-vid.orig/mga_vid.c      2003-08-04 22:55:22.000000000 +0900
+++ mga-vid/mga_vid.c   2003-12-31 23:34:48.000000000 +0900
@@ -285,12 +285,14 @@

 static struct pci_dev *pci_dev;

-#if LINUX_VERSION_CODE < KERNEL_VERSION(2,5,0)
-static inline char *pci_name(struct pci_dev *pdev)
-{
-       return pdev->name;
-}
-#endif
+/* #if LINUX_VERSION_CODE < KERNEL_VERSION(2,5,0)
+ * static inline char *pci_name(struct pci_dev *pdev)
+ * {
+ *     return pdev->name;
+ * }
+ *
+ * #endif
+ */
 static mga_vid_config_t mga_config;

(@246)

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#5 ドコモが見解、「クローン携帯は存在せず」

ってことは、存在しない課金が発生してたらドコモの架空請求という解釈でよろしいか? さすが893企業だな。

(@734)

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#6 xft、その後

xftがおかしいことに年末気付いたので、ついでにちょっと調査。症状としては一部書体の日本語部がゴシック系フォント(東風ゴシック?)に置き換えられてしまうこと、ボールドが表示されない事、埋め込みビットマップを表示する設定が効かない事等だ。

すると、どうも古いフォントはxft2では正しくレンダリングされないらしい事がわかった。とりあえずダイナフォントに関してはパッチが存在し、それを当てれば出るようだ。

さっそく調査の過程で見付けた KDEのフォント環境を更に充実させよう *1 というページのパッチをdebianパッケージに当ててrebuild。fontconfigに fontconfig-2.2.1-AppleRoman-DynaFont.patch と fontconfig-2.2.1-Bold-conf.patch 、libxft2 に xft-2.1.1-MakeBold-20030927.patch を当てて ボールドは出る ようになった。さらに freetype に freetype-2.1.3-ttcmap4.patch を当てると、すべてではないが、いくつかの ダイナフォントが見事にレンダリング された。

しかし、肝心のOOoのフォントリストにはダイナフォントは出てこなかった。他の原因もあるんだろうか。うーむ。

(@736)


*1: 2004/01/07修正
リンク先が http://localhost/~koshian/font-style-test.html になってた。とほほ。このページは http://www.misao.gr.jp/~koshian/font-style-test.html でも見られるので、興味ある方はどうぞ。 font-size-test なんてのもある。
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2004年01月02日(金) [過去の今日]

#1 早寝

明日早いので早寝したら0時前に起きてしまって眠れず。ぬう。

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#2 backward-other-window

XEmacsにはこんな便利な関数があるらしい。その便利さをよく理解せずに口を出して、某所で恥ずかしい思いをしてしまった。申し訳ない。思慮不足でした。

何年か前にもother-windowの逆動作が欲しくて迷い道に入った事があるのだが、その時はprevious-multiframe-windowで満足して、さっきまでそのまま使っていた。しかし、これだと普通はフレーム間も移動してしまってうざったいことに気付いた。手元のemcwsではそんな動作しないので気付かなかった。なんでしないのかは謎。

逆動作ができないのはother-windowという関数自体がCで書かれており、それが順動作しか受け付けない物だと思い込んでた。しかし、よくwindows.cを見てみると、ちゃんと負の数を与えてやれば逆動作するようになってる。なんでここまでできてるのに、FSF Emacs は backward-other-window 作らないんだろうね。

(@790)

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2004年01月05日(月) [過去の今日]

#1 さんざん

夜は眠れず、明け方になってようやく眠りについたかと思えば9時ごろ早々に起こされる。何かと思えば親父のマシンが起動しなくなったらしい。

眠い頭を叩きながら見てみると、どうもディスク異常のよう。IOエラーを吐きまくってる。MSのチェックツールは使いにくい。検査に3時間もかかってしまった。chkdskの/pオプションが謎で、不良の存在を調べるだけとヘルプにはあるのだが、妙に時間を食う。ようやく出て来た内容はといえば空き容量の表示のようで……。謎過ぎる。他に方法があるのかもしれないが、すぐわかるようになってて欲しいなあ。

まあ、どのみちファイルシステムがおかしくなったのは確かなようで、動作もひっかかったりするし、chkdsk /r も止まったり巻き戻ったりと非常に怪しい。ディスクをリプレースしたほうがいいだろうという事になって、近所の電器屋に買いに行った。しかし、置いてあるのは日立の180Gと80Gだけ。選択の余地もなく、7600円程度で80Gが買えるならしょうがないだろうと80Gを購入。しかし、これがまた落し穴だった。

取り付けてみると40Gしか認識しない。もしかして不良をつかまされたかと思ったのだが、どうも型番的にも40Gのディスクのよう。どうやら80Gの棚にあったディスクたち、全部40Gだったのか? 言われてみれば容量は聞かなかった。80Gの棚にあったので何の疑問も持たずに買ってしまった。なんてことだ……。とりあえず時間も無いので泣く泣くそのまま使う事に。

しかし、また一つ落し穴があった。マザーボードはAMDチップなのだが、IDEはVIAだったりする。このVIAのドライバが非常に怪しい代物で、ATAのディスクをSCSIとして認識するらしい。おかげでCD焼きソフトがOSを巻き込んでクラッシュしてくれる。VIAのドライバが原因だとわかるまでに試行錯誤してかなり時間を浪費してしまった。VIAのドライバを削除してみると、あっさり正常動作。むーん、Linuxならこんなとこでつまずかないのになあ。

伝統的なUNIXの世界もバッドノウハウの塊みたいに言われるが、Windowsはそれに負けじとバッドノウハウの塊なんじゃないかという気がする。UNIXのバッドノウハウは歴史的経緯やどうにもならない都合などが見えるし、必要ならソースおっかけて直せばいいというのがあるのでそんなに腹も立たないのだが、Windowsのバッドノウハウは一味違う。理不尽な動作が多すぎる。なぜセーフモードでコマンドプロンプトに入ろうとしてる人間にGUIを提供し、そのウィンドウ上にコマンドプロンプトを立ち上げるのか。なぜ不良クラスタができてないか知りたがってる人間に「エラー」という言葉しか与えないのか。なぜアップデートが中断したときレジュームせずに頭から落し直すのか。これじゃ Bad knowhow is fun. とは言えない。

一般ユーザーとしてはどうか知らないが、少なくともスーパーユーザーとしてWindowsをいじるのは非常にストレスがたまるものだと、再認識した日であった。

(@500)

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2004年01月06日(火) [過去の今日]

#1 にっき

書きながら寝てたらしい。起きて計算機の前に座ると、あと数行で書き終るらしい日記がEmacsのウィンドウに表示されていた。ちょろちょろと書き終らせて送信。

(@051)

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#2

ぐあー、DSAがたくさん来てる。Linuxカーネルの穴も見付かったみたいだし、今日はひたすらアップグレード作業かなあ。

まてよ、DSAに来てるの、bind8の穴か? bind8のSAなんて他で見当たらないぞ。むむう、Debian specific: no になってるし、はて?

(@364)

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#3 xft2 はよくわからん

なんかいつの間にかまた埋め込みbitmapフォントが出なくなってた。なんでじゃ。しょうがないので設定を戻して対処。

   <test compare="more" name="size" qual="any" >
     <double>0</double>
   </test>
   <test compare="less" name="size" qual="any" >
     <double>15</double>
   </test>
   <edit mode="assign" name="antialias" >
     <bool>false</bool>
   </edit>

するとまたボールドが出なくなった。ああもう、よくわからん。

(@917)

ぬ:

libxft2まわりをrebuildして入れ直したら元通り。よくわからんなあ。何かに上書きされたのか?

(@089)

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2004年01月08日(木) [過去の今日]

#1 年始、ロボットと愛し合う

面白すぎ。去年のクリスマスの記事で「こいつは女流 侍魂 だ!」と思わせてくれた岡田有花記者の新年一発目。ZDNet Japan から ITmedia という実にダサい名称に変わってしまったが、この人は生き残っていつまでも面白い記事を提供していただきたい。というか単独blogでも充分やってけそうな。

(@027)

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#2 namazu の index

なんか壊れてたらしい。あちこちファイルが0になってたりして修復中。

(@033)

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2004年01月09日(金) [過去の今日]

#1 懐かしい人からメール

懐かしい人からメールが来た。NIFTY時代の仲間だ。この人がいなかったら俺はここまでネットワークに深く入り込まなかったかもしれない。

で、返事を書いたらリターンメールが戻ってくる。どうやら外部からのメールは受けないようにしてるらしい。となるとNIFTYメールを利用しなければならんわけだが、そんな設定してない。ていうかどうやるんだろ……。メールは早々にインターネット経由で読むようにしてしまったので、NIFTYメールの使い方自体を知らない。

im-wlでniftyからのメールだけPOP Before SMTPでniftyのsmtpサーバに投げるようにすればいいのかなあ……。むう、恩義があるだけに早く返事を書きたいのだが、どうしたものか。

(@146)

ぐふ:

nifty4u+の書き込み関係ほとんど動いてねー(TT

くそお、どうしたもんだか。

(@421)

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Sugano "狐志庵" Yoshihisa(E) @ 美紗緒ネットワーク <koshian@misao.gr.jp>
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