2003年01月22日(水) [過去の今日]
#1 反省文
とある電話で起きたあと、ふと気付くと寝床に置いてあるノートパソコンの反応が無くなっている。おかしいなと思って見てみると、なぜかISDN側にやたら大量のパケットが流れている。調べてみると、サーバのnfsのポートとIRCサーバの1297303328番ポートなど、ありえない高いポートとが通信してる。もちろんエラーなわけだけど。
原因をさぐるべくキーボードを叩いていると、IRCの画面に某氏からのprivが。「あんまりログを吐くので蹴らせてもらった」との由。はう?
まさかと思ってサーバで稼働してたplumをkillしてみると、パケットの洪水はぱたりとやんだ。なんてこったい。
どうやら寝チャット用のノートパソコンのキーボードを寝返りうったかなんかで押してしまって、過去の発言を大量に再放送してしまったらしい。おそらくその結果、plumのどこかがオーバーフローかなにかして、妙なパケットの大量生産になったのだろう。
ということで、IRCの仲間達、IRCサーバの方々、ほか無駄なパケットを受信し続けてしまった方々、本当に申し訳ありませんでした。これからは本当に寝そうな時はチャット切ります(涙) *1
(@196)
2003年01月25日(土) [過去の今日]
#1 本当の文化はどこにある?
林檎つまみぐい でハッケソした 「もう一つの著作権の話」 は、中高生向けの著作権解説文書らしい。あたりまえのことだが、ダメだダメだと言い続けてるだけでは効果がないわけで、しかし現状ダメだダメだと言うしか無い状況への反省という意味もあるように思える。さすがに中高生向けとあってわかりやすいので、御一読されたし。
先日テレビ放送された「千と千尋の神隠し」も、DVD・VHS版とほぼ同程度に真っ赤な映像だった。俺はこれが嫌だったのでいったんキャプチャして色調補正し、mpegにエンコードしてから視聴したのは前にも言った通り。それでももとのきれいな色にはならなかった。テレビ放送ではついでだということもあって、3〜4台のテレビで見比べてみたが、1台だけ正常な色調で視聴できるテレビがあった。これ以外のテレビでは見るなということか。少なくともDVDで「これが正常だ」と言いきり、テレビ放送でもその主張を通してしまった以上、著作権でこの映画が保護されてる間は、正常な色調で見られることはないのだろう。
そんなおりに /.-jの記事 でも、映画の著作権保護期間を延長するニュースが載っていた。50年から70年に延長することを考えているらしい。「千と千尋の神隠し」が正常な色調で見られるのは、68年後ということだ。俺は生きてる自信が無い。生きてる間に見られないと言うなら、正常な色調の海賊版を見付けたら買ってしまうことは間違いないだろう。法律で禁止? なめるんじゃないよ、著作頒布権を持ってるところがまともなものを出さないのがいけないんじゃないか。
最近、とあるバンドの歌をFlashでアニメ化した作品を見た。その歌は叙事詩的で、嫌われものの黒猫が孤独な絵描きに拾われるというストーリー。歌にあわせてアニメーションを見せてくれる。これがとても感動的で、原曲を探して聞いてみた。ところが、歌だけでは声の聞き取りにくさもあって、ストーリーがよくわからないのである。
最近、特に 2ch 界隈で流れているFlashアニメは著作権を無視した物が多い。楽曲や画像の無断使用がそのほとんどだと思われるが、その中で生まれるものは、すばらしい作品も実に多い。誰かが発信した文化が、また誰かが受け取って新しい文化を生み出していく。これは本当に自然な事ではないか。本来の文化とはこういうものではあるまいか。しかし、法律で禁止されている以上、この本来の文化のあり方を実行するわけにはいかない。作品を作っても発表はできない。発表したらその場で法律違反になる。
だが、これでは文化が消えてしまう。秀逸なパロディも、オマージュも、創作する楽しみも奪われてしまう。自分の著作物だけを公開すればよかろうと主張する方もいらっしゃるだろうが、オリジナルを生み出すということはオリジナルだけを生み出し続けることでは達成できるものではないはずだ。現在、流通してる商業音楽、商業映画を見よ。モーニング娘。の曲はほとんど海外の曲のパロディだし、ディズニーの映画は童話や日本のアニメのディズニー流のリメイクばかりだ。俺はそれが悪いとは言わない。むしろ歓迎していいとも思う。だが我々個人がそれをやったとき、業界が攻撃をしてくるならば、我々は創作活動の場をアンダーグラウンドに求めて行くことになるだろう。匿名ファイル交換ソフトなどの利用である。合法的に文化を楽しめないならば、非合法に楽しむしかない。我々は文化を楽しむことを我慢するなど、できないからだ。
そうして本来、良心的で合法な文化にも金銭が支払われなくなり、文化を発信する企業が一切無くなるだろう。著作権は形骸化し、文化と産業が切り離される時代が来る。著作権を強めれば強める程、著作権ビジネスは崩壊の道をたどるということだ。そして小規模ではあるが本当の文化が、アンダーグラウンドで流れ続ける……
前記事とも関連するだろうが、純粋におもしろそう *1 だと思うのと同時に、こういうものが普及したらどうなるだろうとも考えた。カラオケ機械を置かずに、マイクとモニタだけ置いてある「防音喫茶」なんてのはどうだろう。今のカラオケ屋はJASRACに「売り上げ」の10%を持って行かれている。10%というのも暴利だが、曲にたいしてではなく売り上げにたいしてかけているところがヤクザな制度だ。それを支払わなくていいと言うなら、やりだす店はありそうである。
(@494)
2003年01月28日(火) [過去の今日]
#1 メール環境、調子悪し?
今朝方、とあるMLに投げたメールが手元に配信されず、failure noticeというSubjectでスレッドに繋がっていた。procmailで自動振り分けなのだが、ToもFromも自分だし、X-ML-Nameも付いてない。なにで引っかかったんだろう。もしかしてimが投げるの失敗して、勝手に置いたのかな。
しかし、MLの過去ログ検索を見ると該当メールは存在してる模様。うーん、よくわからん。なんか変なメール投げちゃったんじゃなきゃいいけど……。
@ 2年越しのtypo:
原因探ししてる時に、.procmailrcにtypoを見付けた。2年ほど前に書いた部分で、$が%になってた。logに変なエラーが出てて、おかしいなあとは思ってたのだが……。まさかこんなtypoに2年も気づかないとは……
(@663)
2003年01月29日(水) [過去の今日]
2003年01月30日(木) [過去の今日]
#1 カイエンペッパーを越えるもの
IRCで教わったのだが、どうやら世界一の激辛調味料と信じて疑わなかったカイエンペッパーよりも辛いものが存在するらしい。その辛みは純粋カプサイシンをも遥かに凌駕するのだとか。
世界一の激辛ソース というサイトで紹介・販売されてる 「ソース」 というのが世界一辛いのだそうだ。カイエンペッパーはメーカーによっては「皮膚に付いたらすぐに水で洗い流してください」などと書いてあって、皮膚よりも繊細な体内にそんなものいれて大丈夫なのかと戦慄させてくれたが、この「ソース」はもっとすごい。「このソースの使用により、身体、臓器に大きな危害が及ぶ可能性があることを覚悟していること。」などと書いてある。日本のタバコの注意表記なんかよりよっぽど危険そうな但書。
これには劣るようだが、ブレア氏シリーズの但書もすさまじい。シリーズ中もっとも辛い5時ならびに2番目に辛い4時は世界に999個しか作られず、手に入るのは4時のさらに半分の辛みしか無い3時だけ。それでも「他人に危害を加えないということが約束できること。」などと書いてある。これは劇薬か?
しかし、俺の辛み中枢ではカイエンペッパーが限界だ。あれ以上辛かったらおいしく食べられるとは思えない。しかし、こういう激辛調味料はばんばん売れてるのだそうだ。つくづく、世の中というのは広いものだなあと感じ入った次第。
(@787)