狐の王国


2001年03月25日() [過去の今日]

#1 ぬう

久しぶりに日記更新したのに、なんか更新できない気味。
設定間違えてたのだけど、それにしちゃログくらい残っててもいいはず。メールで送った日記はきれいさっぱりどこかへ消えた。くそ、いっぱい書いたのに。

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2001年03月26日(月) [過去の今日]

#1 ATOK X on Debian(Woody)

 インストールは簡単。

# apt-get isntall  atokx

 ここでATOK Xが置かれているディレクトリを聞かれるので、そのディレクトリを入れる。狐志庵はディレクトリ指定を間違えてはまってしまった。削除しても覚えてくれているようで、間違ったディレクトリを探してないぞないぞといってくれるのね。しょうがないので間違ったディレクトリにATOK Xをごろごろと置いて、ふたたびインストール。
 で、あとはXの起動スクリプトに

. /usr/lib/im/locale/ja/atokserver/atokx_client

 と、書き足し、Xのリソースで

#define XIM htt
*inputMethod: XIM

 と、うちでは設定してある。ベースはuser-ja-confなので実際はもっといっぱい書いてあるが。
 あと、KtermはXIMを使わないで起動してしまうらしいので、 *1

alias kterm='kterm -xim'

 と、~/.bashrcに書き込んでおいた。  あとはログインしなおすだけ。  あとはKtermなりIRcatなりMozillaなり、Ctrl+SpaceでIMが起動する。
 狐志庵はこのキーバインドが気に入らないので、

# touch /usr/lib/atokx/im/locale/ja/atokserver/shift_space

 として、Shift+Spaceで切り替えるようにした。  なぜファイルの中身じゃなく、ファイルの名前で設定されるのかは謎、、、

ATOK X on Emacs:

 EmacsでのATOKの使用は不都合を伴うとの情報があった。CannaのようにバッファごとにIMのトグルをしてくれるのではなく、Emacs全体でトグルされてしまうのだとか。
 そのため、esecanna-atokxを使う必要があるとのことなので、対応の最新開発版を拾ってきてコンパイルした。事前情報ではatoklibというジャストシステムのライブラリを組み込まなくてはならないとのことだったが、現在の開発版はそんなものはいらないのかな。ドキュメントをあさっても特にそのような記述は見あたらなかった。
 なのでふつうにコンパイル。コンパイル自体はあっという間にすむものの、全く動作が安定しない。というか使えない。ふつうに起動したように見えるのだが、いざesecannaがATOKサーバに文字列を送ると固まってしまう。
 これで半日以上悩んで、とりあえずこのままじゃ日記も書けないやってんでIIIMECFを使う方法でやってみた。

# apt-get install iiimecf

 これで依存パッケージのmule-ucsも拾ってきてバイトコンパイルしてくれる。  ~/.emacsの設定はWebから拾ってきた。URLを忘れてしまったのだが、その方には感謝感謝。

;;; ************************ for ATOK X **************************
(setq emacs-ime "atokx")
(if (or (equal emacs-ime "atokx")
        (equal emacs-ime "atok")
        )
    (progn

      (require 'un-define)      
      (setq coding-category-utf-8 'utf-8)

      (setq iiimcf-server-control-hostlist '("localhost"))
      (setq iiimcf-server-control-default-language "ja")
      (setq default-input-method 'iiim-server-control)
      (require 'iiimcf-sc)

      (define-key global-map "\C-o" 'toggle-input-method)
      (setcar default-mode-line-format "")
    )
)

 で、現在この日記を書いてる訳なんだが、不都合は全くない。あるとすればちょっと重いということだけかな。ちゃんとバッファごとにIMをトグルしてくれるし、当然だけどsshで別ホストから入っても、ちゃんと使えた。なによりCannaとは比べものにならないほど賢い。昔やってた全文一括変換の癖を取り戻せそうだ。
 ただ、重い。重量感がある。実際は重くないのかもしれないが、非常に重く感じる。うーん、この重量感はどうにもならないのかな。
 ちなみにマシンのスペックは、Celeron533A、128M、HDD 4.3G(ATA66)ってところ。
 どこで重いのだかよくわからんのだが、、、

半角文字:

 MS-IMEではShiftを押した直後の文字列は半角にしてくれる。これが便利でWindows時代は大好きなATOKからMS-IMEに乗り換えたんだが、当然LinuxのATOKはそんなことしてくれない。だけど全文一括変換のためには、半角文字もそのまま変換前に入力できなくてはならない。んー、どうしたらいいのかな。


*1: 27日追記
このあと、 淳ちゃん から指摘があって、Xのリソースに KTerm*openIm: true と書くだけでよかったらしい。
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#2 ATOK X用.emacs設定

ここ でした、昨日の.emacs設定拾ってきた元のサイト。

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2001年03月27日(火) [過去の今日]

#1 iiimecf

 ATOK Xの使い心地は悪くない。ただ一つをのぞいては。
 それは半角文字の入力。いちいちIMをトグルしなくてはならない。そのたびに変換をしなくてはならないわけで、全文一括変換を至上とする現代的な日本語入力に対応できないのだ。
 MS-IMEなんかはその辺実にうまいと思う。Shiftを押すだけで切り替えられるという、この操作が非常に楽。
 まあ、そんなわけで、とりあえずATOK XのカスタマイザからCtrl+enterで半角無変換固定入力のON/OFFを切り替えられるようにしてみた。
 だが、どうやらこれはATOKの変換サーバが持ってるキーバインドではなく、httとかいうATOK付属のIMのキーバインドらしい。EmacsのIIIMECFからは効かなかった。
 だが、Emacsに文章入力活動の大部分、というかほぼすべてを依存してる以上、Emacsでこれができないとつらい、つらすぎる。
 これはもう、IIIMECFの機能の問題になるだろうから、そういう機能が実装されない限り無理なんだろうなぁ。
 一応、素人なりにソースを読んでみたりもしたんだけど、やっぱり分けわからず。
 とりあえず、IIIMECFはどうやらサーバのキーバインドを読み込んでるだけ、ということは何となく読みとれた。
 変換モードの切り替えとかの機能もないのかな(汗)  あるならその機能をキーに割り付ければ何とかなりそうなんだけど。  

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#2 ATOKによる半角文字を含んだ全文一括変換

 全文一括変換がなぜいいのかとかそういう話題はおいといて
 まず、ATOKパレットから「メニュー>カスタマイザ>ローマ字カスタマイズ>特殊設定」を開き、「[Shift]+A〜Z」のチェックボックスをオンにする。
 これでShiftを押しながらアルファベットのキーを打てば、半角になる。問題はここからで、その半角文字を入力後、全角文字に戻す機能が付いていないのだ。なので一度ここで変換操作を行う。だけどスペースバーをたたくとほんとに半角スペースが入力されてしまうので、Ctrl+iなどを押して変換する。そして変換を確定せずにCtrl+hを押して、変換操作をキャンセルする。これで全角入力モードに戻るので、そのまま続きを書く。
 問題は数字なんだが、どうしたもんかなぁ。9821時代は、XFERで切り替えられたんだが、、、、、

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#3 X-TT pxlszが17しか選べない問題

 えー、これはxfontselの仕様変更によるものでした。

$ xfontsel -scaled

 こんな感じでちゃんと選べるっす。ああ、エイリアスにいれとこ、、、

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#4 眠いながらもATOK Xの話

 前回書いた、Shift+Spaceで半角モードに入ってからの全角モードへの立ち直りだが、もう一つわかったことがあるので書いておこう。
 半角文字をすべて「大文字」で入力した後は、SHIFTをはなして入力を開始すれば、自動的に全角モードに立ち直る、ということ。
 ただ、毎回必ずそうなるというわけではないようで、条件としては、

  1. SHIFTを押しっぱなしで半角文字のすべてを修正することなく入力
  2. たとえSHIFTを押しながらでも、半角スペースは入れない

 と、こんな感じのようである。
 ううむ、便利なんだか不便なんだか。

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#5 WanderlustでML返信時に送信者にCcしない方法

 どーも、まだ誰からも怒られてないけど、どうやらML返信時に、元メール書いた人にCcしちゃってたらしい。みなさんごめんなさい。
 んで、とりあえず検索かけてみたり。
ここ にあった設定でいいらしい。とりあえずこれから試してみる。

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2001年03月28日(水) [過去の今日]

#1 やっと

 Backy!のアドレス帳から、Wanderlustのアドレス帳に変換する作業を行えた。
 Backy2はだいぶ変わってるようだけど、Backy1の形式はWanderlustのそれと結構近かったので、手作業で移行作業。
 WindowsマシンのBackyのディレクトリを共有して、xsmbrowserでさっくりマウント。smbclientでやった方が速いのかな、とも思ったけど、マウントポイントの用意、共有されてるディレクトリの名前と、ホストのIPアドレス、そのほか結構情報を取得するのが面倒そうだったので、GUIに逃げ。
 んでアドレス帳のディレクトリでcat *.* > ~/address.txtとうちこむ。ぬ、ただのテキストファイルかと思ったが、バイナリを含んでいるのか。Emacsではぼろぼろ、jlessで何とかみれるものの、下の方にあるバイナリ部分がみれたもんじゃない。くそー。
 と思ったら、アドレス帳のディレクトリにあったaddconv.exeも一緒にcatしちゃっただけらしい。早速削除して再びチャレンジ。よしよし、今度はOKだ。中を見てみると、

mail@address.ne.jp	name	.	nickname	.	.	.	.

 という形式だった。nicknameの後ろはURLなんかの情報をしまうところらしい。
 Wanderlustの方はというと、

mail@address.ne.jp	"nickname"	"name"

 ってな形式なので、かなり近い。しかも、Backyはnameのフィールドの情報を拾ってメールの送信先として使うので、そちらにはnicknameを入れておき、nicknameのフィールドに本名を書いておいたんだな。まさにぴったり、完璧! なのでごにょごにょと手作業で修正。
 ところがっ!  Wanderlustもnameのほうをメールの送信先に使うんだな、これが、、、(涙)
 まあ、考えたら当たり前なんだが、むう。まいっか、どうせ本名明かすの嫌う人は、元から本名のフィールド空だし。

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#2 現実逃避

 しまくってます。
 さっきのアドレス帳の移行もそうだし、南下し欄がLinuxの設定ががんがん進むこと進むこと。
 ついにはやらなくてもいいことまで始めちゃって、Debianをsidにまでアップグレードしてしまいました。いわゆるunstable、FreeBSDでいうところのcurrent!
 UNIX初めて1年の初心者が、手を出していい領域じゃないぞ!
 でもなんかwoodyより健康的なバージョンのもよう、、、、
 woodyだとwmakerconfを入れようとするとwmakerが削られるという、なんか変な依存関係がついてたけど、sidでは素直に入りました、はい。
 で、何でこのパッケージが欲しかったかというと、WindowMaker(wmaker)のワークスペース *1 を切り替えるとき、ワークスペースの名前が画面中央に表示されるのだけど、このフォントを指定することができるんだな。
 せっかくttfフォントがいっぱいあるので、半古印のフォント、それも72pxで指定。
 Alt+数字キーを押すたびに、Main Deck,Control Room,InfomationCenter *2 と72pxででっかく文字が浮かび上がる。
 かっこいーーーーーーーーーーーー!!!
 実は、UNIXを使い始めた最大の理由はこれなんです。 がリブレットを持ち歩いてた頃、電車で隣に座ってると、リブレットの画面にかっこよく浮かび上がる「Mail & News」の文字! それを見たときから俺の人生は変わった!(大袈裟)
 でも、ホントにWindowsじゃどうあがいてもできないようなかっこいいデスクトップを作れる、そういう魅力にはとりつかれてますね。
 かっこいい透明ターミナルもインストールしましたよ。eterm-ml *3 の設定がよくわからなくて日本語が汚いんで、atermというやつを使っています。ATOKで日本語入力ができないのが難点だけど、どうせターミナルで日本語入れることなんてほとんどないので結構満足。EtermもATOKがトグルできなかったしね。どっかに設定あるのかな。

alias aterm='aterm -fg gray -bg black -sh 60% -tr'

 というエイリアスを.bashrcに書いて使っております。スクロールバーの背面も透過できるEtermがホントは使いたいんだけどね。世の中の人はスクロールバーもなにもない、ただ透明なプレートが画面にあるだけ、という透明ターミナルを望んでるらしいが、スクロールバーがないとバックログ見るのめんどくさいし、ウィンドウマネージャーのパーツもないとウィンドウ動かせないし、やっぱりないと困る。
 ほかの透明ターミナルとしてはrxvtとかwtermとかあるんだけど、rxvtは半透明にする方法がわからなくて頓挫、wtermは透明にする方法そのものがわからなくて頓挫、、、、
 半透明ができてATOK Xがちゃんとトグルできるターミナル、どっかにないっすかね?

で:

 なんの現実から逃げてるかというと、部屋の片づけです、、、、、、


*1: WindowMakerの機能で、デスクトップ画面を複数持つことができる。一つのデスクトップ画面を「ワークスペース」という。
*2: Main Deck:メイン画面、主にEmacs(メールやら書き物)とメインマシンのターミナル
Control Room:リモートホストのターミナル
InfomationCenter:ウェブブラウザ。Ceterの手前にスペースがないのは文字数の都合 ちなみにどのワークスペースでもlieceの画面は見えるようにしてあります(笑)
*3: Debianパッケージの名称で、マルチバイト対応でコンパイルされたEterm
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2001年03月29日(木) [過去の今日]

#1 Alt押しながらドラッグ

 で、できるみたいです、Xのウィンドウ移動。
 つまりさっき書いたウィンドウマネージャーのパーツがないとウィンドウを移動できない、というのは嘘(汗)

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2001年03月31日() [過去の今日]

#1 なんていうか

 ちょっと、疲れました。
 またDebianの話なんだけど、sidにアップグレードしたら、gimpとWPrefsの日本語表示がおかしくなったりしたけど実はターミナルから起動すればちゃんとなったりとか言う不思議な現象にあったりとりあえずwdmをいれてstartxから卒業だと思ったらなぜかwdmから起動すれば直ったりしたと思ったらなぜかもじらでATOK Xが起動しなくなって四苦八苦してたらwdmが~/.xsession読みに言ってくれなくなったりして泣く泣くxdmにいれかえたりなんかしてああ掃除に手が着かないっ!
 ぜえぜえ、ああもう、いや(涙)  やはり初心者はstable選べというお告げか、、、(涙

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