2001年03月28日(水) [過去の今日]
#1 やっと
Backy!のアドレス帳から、Wanderlustのアドレス帳に変換する作業を行えた。
Backy2はだいぶ変わってるようだけど、Backy1の形式はWanderlustのそれと結構近かったので、手作業で移行作業。
WindowsマシンのBackyのディレクトリを共有して、xsmbrowserでさっくりマウント。smbclientでやった方が速いのかな、とも思ったけど、マウントポイントの用意、共有されてるディレクトリの名前と、ホストのIPアドレス、そのほか結構情報を取得するのが面倒そうだったので、GUIに逃げ。
んでアドレス帳のディレクトリでcat *.* > ~/address.txtとうちこむ。ぬ、ただのテキストファイルかと思ったが、バイナリを含んでいるのか。Emacsではぼろぼろ、jlessで何とかみれるものの、下の方にあるバイナリ部分がみれたもんじゃない。くそー。
と思ったら、アドレス帳のディレクトリにあったaddconv.exeも一緒にcatしちゃっただけらしい。早速削除して再びチャレンジ。よしよし、今度はOKだ。中を見てみると、
mail@address.ne.jp name . nickname . . . .
という形式だった。nicknameの後ろはURLなんかの情報をしまうところらしい。
Wanderlustの方はというと、
mail@address.ne.jp "nickname" "name"
ってな形式なので、かなり近い。しかも、Backyはnameのフィールドの情報を拾ってメールの送信先として使うので、そちらにはnicknameを入れておき、nicknameのフィールドに本名を書いておいたんだな。まさにぴったり、完璧! なのでごにょごにょと手作業で修正。
ところがっ!
Wanderlustもnameのほうをメールの送信先に使うんだな、これが、、、(涙)
まあ、考えたら当たり前なんだが、むう。まいっか、どうせ本名明かすの嫌う人は、元から本名のフィールド空だし。
#2 現実逃避
しまくってます。
さっきのアドレス帳の移行もそうだし、南下し欄がLinuxの設定ががんがん進むこと進むこと。
ついにはやらなくてもいいことまで始めちゃって、Debianをsidにまでアップグレードしてしまいました。いわゆるunstable、FreeBSDでいうところのcurrent!
UNIX初めて1年の初心者が、手を出していい領域じゃないぞ!
でもなんかwoodyより健康的なバージョンのもよう、、、、
woodyだとwmakerconfを入れようとするとwmakerが削られるという、なんか変な依存関係がついてたけど、sidでは素直に入りました、はい。
で、何でこのパッケージが欲しかったかというと、WindowMaker(wmaker)のワークスペース
*1
を切り替えるとき、ワークスペースの名前が画面中央に表示されるのだけど、このフォントを指定することができるんだな。
せっかくttfフォントがいっぱいあるので、半古印のフォント、それも72pxで指定。
Alt+数字キーを押すたびに、Main Deck,Control Room,InfomationCenter
*2
と72pxででっかく文字が浮かび上がる。
かっこいーーーーーーーーーーーー!!!
実は、UNIXを使い始めた最大の理由はこれなんです。
淳 がリブレットを持ち歩いてた頃、電車で隣に座ってると、リブレットの画面にかっこよく浮かび上がる「Mail & News」の文字! それを見たときから俺の人生は変わった!(大袈裟)
でも、ホントにWindowsじゃどうあがいてもできないようなかっこいいデスクトップを作れる、そういう魅力にはとりつかれてますね。
かっこいい透明ターミナルもインストールしましたよ。eterm-ml
*3
の設定がよくわからなくて日本語が汚いんで、atermというやつを使っています。ATOKで日本語入力ができないのが難点だけど、どうせターミナルで日本語入れることなんてほとんどないので結構満足。EtermもATOKがトグルできなかったしね。どっかに設定あるのかな。
alias aterm='aterm -fg gray -bg black -sh 60% -tr'
というエイリアスを.bashrcに書いて使っております。スクロールバーの背面も透過できるEtermがホントは使いたいんだけどね。世の中の人はスクロールバーもなにもない、ただ透明なプレートが画面にあるだけ、という透明ターミナルを望んでるらしいが、スクロールバーがないとバックログ見るのめんどくさいし、ウィンドウマネージャーのパーツもないとウィンドウ動かせないし、やっぱりないと困る。
ほかの透明ターミナルとしてはrxvtとかwtermとかあるんだけど、rxvtは半透明にする方法がわからなくて頓挫、wtermは透明にする方法そのものがわからなくて頓挫、、、、
半透明ができてATOK Xがちゃんとトグルできるターミナル、どっかにないっすかね?
@ で:
なんの現実から逃げてるかというと、部屋の片づけです、、、、、、
*2: Main Deck:メイン画面、主にEmacs(メールやら書き物)とメインマシンのターミナル
Control Room:リモートホストのターミナル
InfomationCenter:ウェブブラウザ。Ceterの手前にスペースがないのは文字数の都合 ちなみにどのワークスペースでもlieceの画面は見えるようにしてあります(笑)
*3: Debianパッケージの名称で、マルチバイト対応でコンパイルされたEterm