2005年04月10日(日) [過去の今日]
すげえ話。
77 名前:番組の途中ですが名無しです 投稿日:05/03/19 11:31:25 ID:YZHy3kkT ある披露宴、新郎が海自の方でした。同僚上司達は制服で出席。 披露宴も御披楽喜に近づき、新郎のおじいさんの挨拶がありました。 一通りの祝いの言葉の後に、 自分が海軍にいた事。孫が艦に乗っている事を誇りに思う事。 自分達の世代の不甲斐なさのせいで今の海上勤務の方達には苦労を 掛けていると思う事。 たとたどしくですが話されました。 同僚達は知らなかったらしく酔っ払っていたのが、段々背筋が伸びていき 神妙に聞き入っていました。挨拶が終わり高砂の席の一人が「何に乗っておられたのだ」 と尋ねると、新郎は小声で「大和です」 それを聞いた海自組一同すっ転ぶような勢いで立ち上がり直立不動で敬礼を送りました。 おじいさんも見事な答礼を返されました。 私はその後は仕事になりませんでした。 ウェイトレスの女の子達は不思議そうな顔をしておりましたが。
大和という名は、今の自衛隊にも大きな物なのだなあ。特に海軍は直接の先輩だから、余計なんだろうな。
(@781)
アマゾンから届いたので読んだ。 そもそもは 武蔵野美術大学 の「コンピュータリテラシー」という科目の教科書として作られたものだそうだ。 それだけによくできている。
元々、このようなコンピュータを「専門外」で使う人向けの本は必要だと思ってたし、また自分で書けないかと考えたこともある。この本は俺の考えてたものより内容が薄いが、最初はこれくらいでなくてはならないだろう。
まず情報とは何か、という基本的な疑問を解決していくところもいい。実技に入る前にコンピュータとネットワークの仕組みを学ぶ構成も、重要なところを押えてるという印象だ。「Windowsの使い方」「MS-Officeの使い方」を書いた本が氾濫する中で、時代に左右されにくい基礎の基礎をしっかりと教えてくれる。そう、DOSの時代から使ってる人間には常識だが、時代によってスタンダードは変わるのである。WindowsやMS-Officeに特化した学習をしても、10年後には役立たないゴミ知識になる可能性が高い。その点で、この本は現状にも気を配りながら、普遍的な説明も多く記述されてる。非常に好感である。 ただ、31ページのUNIX系OSの説明で、Linuxや*BSDなどのオープンソースソフトウェアを「フリー(無償)ソフト」と表記していたのは残念。これは「自由」という意味の「free」なのだが、それを説明すると冗長になるので省いたのだろうか。
このような情報の欠如等はこの本には意外と多い。これはそもそも大学の授業の教科書であるので、それを考えれば講師がサポートする余地を残したというところだろうか。実際、この本は市井のパソコン教室でも利用可能だろう。俺も人にパソコンを教えてくれと言われることが多いが、その時はこの本を教科書として教えたい。
もちろん、普通の入門書としても悪くはない。 インプレスのできるシリーズ のような実践主義の本ではないが、コンピュータとネットワークの本当の意味での入門書として、その名の通り「コンピュータリテラシー」を身につけるための基礎として、この本をおすすめしたいと思うのである。
(@950)