2003年07月28日(月) [過去の今日]
昔からこの麻雀ゲームには楽しませてもらってる。ネットワーク対戦機能が強力で、一度落ちてしまってももう一度入り直せば続きもできる。
Windows用のソフトなのだが、最近はJava版の開発が進んでるようで、先月にはネットワーク対戦にも対応したようだ。しかし、手元のj2re1.4で動かしてみると、牌が化けてしまうというバグが発生していた。手牌が全部同じ牌になってかなり笑ったのだが、そのままロンすると四暗刻になってしまったりしてさらに笑った。
ちなみにクローズドソースだしJavaわからないので原因不明。こういうのも作者に報告したほうが幸せになるんだろうか。
ふむむ、ゲームソフトが売れなくなってるんだと。原因はいくつかあるが、ゲームそのものが複雑化してるというのが問題らしい。IRCでも少し議論したが、確かにさくっと遊べるゲームが無い。とっつきが悪い。おもしろさを理解する前にやめてしまうこともよくあるようだ。また、その割にグラフィック機能やサウンド機能が強化され、容量が無尽蔵に広がってるので、制作費がとんでもない金額になってしまうこともままあるようだ。これは同時に、大作化が進んで一つのゲームにかける時間が多くなってしまった、ということでもある。そのゲームをやってる間は他のゲームをしないのだから、当然売れ行きは悪くなる。
しかし、WiredNewsの 「女性向けゲーム市場はなぜ存在しないのか?」 などを読むと、実はネットワークゲームの市場はまだまだ未開拓であることがわかる。この記事によれば従来のゲームを遊ぶのはほとんど男性で、女性が遊ぶことはあまり無い。しかし、ネットワークゲームには実に多くの女性が参加している。
つまりはコミュニケーションを重視したゲームが少ないせいで、女性がゲームをやらないと考えていいのではないだろうか。実際、俺もゲーマーではあるが、一人でやるゲームには飽きてしまった。ストIIのころから人と遊ぶ快感を味わい、孤独にゲームをやるのはもう耐えられないと言ってもいい。
思えば子供の頃、学校で友達とゲームの話をするのは楽しかった。あの頃はゲームがコミュニケーションツールだった。一緒に交代でゲームをやるのも、あれはあれで楽しかったのだ。
そうだ、ゲームは人と人を繋ぐものなのだ。ゲームを媒介して我々は人間とコミュニケーションを取って来たのだ。レースゲームのタイムアタックも、アクションゲームの神技も、すべて人に見せて喝采を浴びるためではないのか。
ゲーム機は、コントローラを一つしか付けなくなった頃から、どこかに迷いこんでしまったのではないだろうか。ゲームの需要はあるのだ。なによりゲーム機自体は売れてるのだから。
これはかなり酷い。久々にカチンと来たので俺も朝日新聞に抗議文を送った。返事も来て、それにさらに返事も書いた。二度目のメールにはそのやりとりを公開する旨を伝えてあり、問題があれば連絡をくれと書いておいた。2〜3日して何も言って来なければ公開するつもり。
(@907)
/.-jの投稿 でハッケソ。
俺もアンチョコにしてる「スタイルシートWebデザイン」の元データが公開されてる。txtやdoc……MS-Wordかな、そういうもので構成されてるので非常に読みにくいのだが、正しいHTMLの理念を伝える書籍が無償公開されるというのは非常に嬉しいことだ。
(@951)