2006年11月26日(日) [過去の今日]
#1 納豆パスタ
料理を趣味とする者として、やはりオリジナルレシピのひとつやふたつは創造してみたいものである。が、アイディアが無ければどうしょうもない。
以前からパスタと米の関連性には興味を抱いており、ひとつの仮説として「パスタに合うものは米にも合う、逆も然り」という考えを持っていた。なので納豆パスタという題材はひとつおいしいものになるはずなのだが、納豆は火を通すと苦みが出ておいしくない。
そこで閃いたのが、納豆カルボナーラである。カルボナーラは生卵をパスタに和えるので火を通さないし、そもそも卵は納豆に合う。これならいけるんじゃないか?
結論からいうとイマイチだった。納豆を混ぜるとコクが失われる。また黒コショウだけでは香辛料も足りないようだ。
しかし、食べながら試してみたのだが、味噌とネギを加えるとコクも出て香辛料の足りなさも補われるようである。次はそれらも入れて試してみたい。
(@491)
#2 CSSのドロップシャドウ
blogやCMSが中心になったここ数年のウェブ界隈では、すごくまともなHTMLが増えた。それ以前はtableで無理矢理レイアウトしたひどい代物が溢れてて、ただでさえ遅い回線、遅いCPUに負担をかけまくっていた。最近のblog/CMSの出力は標準にほとんど準拠してるので、けっこう軽快だし、アクセシビリティも高い。
が、まだ呆れる話が無いわけじゃない。 ふと見つけた CSSだけで文字にドロップシャドウを付ける方法 という記事。
呆れてものが言えない。まるっきり スタイルシートWebデザイン CSS2完全解説 のP160にある、CSS適用の悪例そのまんまじゃないか。1998年に発行された本だぞ、これ。Google創業当時の出版物に「悪例」として書かれるような手法を、何今ごろになって「かっくいい」とか言っちゃってるのよ。
その前世紀の本にも書かれてる通り、
<h1><span>Lorem Ipsum</span>Lorem Ipsum</h1>
なんて書いちゃったら、CSS未適用時に
Lorem IpsumLorem Ipsum
という見出しになる。H1要素の中身がこれなんだからしょうがない。今こういう時代になって「HTMLを読むのは人間だけとは限らない」がどんどん現実になってるが、ソーシャルブックマークのようなサービスがH1要素をリンク名に使ったりすることを想像してないのだろうか。
ついでに言うと、こういうドロップシャドウは、text-shadowというプロパティがCSS2で定義されてて、それで実現できる。ただ、実装があまり追い付いてなく、今のところSafariくらいしか実装してるブラウザは無かったと思う。Firefoxは3あたりで対応してくれるだろうか。
もひとつついでに、20世紀の本で言われてることだが、画像を使うべきときは画像を使うべきだ。HTMLとCSSの仕様を飛び越えた事をするくらいなら、画像を使って表現すべきである。もちろん、alt属性はきちんとつけてね。
(@861)
#3 恋する乙女フィルター
好きな男の子に告白したいので対策を教えて という2chのスレのコピペ。なんでも告白したい対象がモーニング娘オタクなんだそうで。しかし、大好きなアイドルの話をしてる顔が楽しそうで大好きだとか言われてる、なんとも幸せなお話。
しかし、恋する乙女フィルターってすごいな。アイドルだぜ、アイドル。そんなのの話してても恋する乙女フィルター通すとステキな人になっちまうんだ。
……うーん、自分にも思い当たる節ありまくりで胸が痛いが。俺のハンパなPCヲタ知識を楽しげに聞いてくれてた子も、こんな気持ちだったのかねえ。申し訳無いようなありがたいような。
(@995)