2006年10月14日(土) [過去の今日]
#1 守る力
「弱者男性」の礼儀 という記事を読んだ。
要するに弱者(端的に言えばいじめられっ子)である自分と関係を持つことによって、好きな女性にも被害が及ぶ可能性があると。だから好きな子がいてもアプローチできない。
うん、まあ理解できる。それはその通りだろうとも思う。いじめられっ子をかばう奴もいじめられるのが世の常だしな。中高生くらいになればいじめられっ子に彼女がいたら彼女がレイプされるんじゃねとか思ってもおかしくないし、実際にそういうこともあろう。
で、これ何が問題なの? ぶっちゃけその程度の男なら、オスとしての価値は無かろう。彼女もできず結婚もできず子孫も残せないのは当り前。家族を守る力の無い男に家族を作る資格など無い。
問題があるとすれば、ここで諦めちゃってオスとしての価値を高める方向に行かないことだな。別に腕っぷしじゃなくてもいいわけで、金が稼げるとか、子供あやすのうまいとか、料理が上手とかそういうのでもいいわけで。そういう方向に行ってくれないと、社会的にも価値ある人材が減ってしまってしょんぼりなことになるわなあ。
あ、あといじめっ子って基本的に弱いんで、ちょっと格闘技やったような奴には勝てないよ。自己研鑽してないからすぐ追い抜けるし。
ついでに言うと、やっぱ自己研鑽には敵わないんだわ。俺、足2本あるけど、足1本の冬季パラリンピックのスキー選手のほうが断然スキーうまいもん。足3本あっても勝てないと思う。そりゃ世界レベルの選手ともなりゃ、生まれ持った才能と類まれな努力の合わせ技じゃないと戦うことも許されないかもしれないが、そんなんそこらにいないからだいじぶ。片山右京が「ちょっと頑張れば町一番くらいにはすぐなれる」って本に書いてたけど、実際その通りだろうな。実際、才能のある奴ってそれなりにできちゃうからあんまし努力しないんだよね。結局コツコツ努力した奴が勝つ。才能で負けるってのはそれこそ国一番、世界一を争うようなレベルじゃないとあり得ない。
まあこのへんは根性論以前の問題だな。やったかやらないかというだけの話だ。
そういう意味では、技術系オタクってのは幸せかもな。フィギュア集収オタクじゃ金は減るばかりで増えやしないが、技術は金になるからな。学生時代にモテなくなって、金さえ稼げりゃオスとしての価値は高くなる。ま、これはこれで社会に出てから出会いの場が無いという泣ける状況を抱えてはいるんだが。
(@062)