2005年01月16日(日) [過去の今日]
ねぎ式 でハッケソ。
なるほどねえ。頭のいい人ほど脳味噌を使ってないってことなんだな。確かにゲームに集中してるときというのは、むしろ脊髄で考えてるような感覚だな。そういう時の方が強いし。
プログラムを書いてるときも、調子がいいときはすぱっと見通してる感じな気がする。考えるというより、「こうすればできそうな気がする」という感覚を確認しながら書き進める感じ。
そいや新しいプロセッサで、与えられる実行コードに自分を最適化させていくってのがあったような。これも最小の労力で最大の効果をあげる人間の脳と同じコンセプトととらえられるのかな。
(@065)
@ 頭のよさ:
で、これ見てて思ったんだけど、頭の良し悪しってのはこういう脳の最適化とも言えるものの積み重ねなんだろうな。
例えば、小学校で真面目に勉強してた人は九九を覚えてる。九九を覚えてると式に対して反射的に答えが出る。だからもっと複雑な計算をするときも、一桁のかけ算部分に関しては思考の必要が無い。ゆえに計算が速くて正確。
人間の記憶に短期記憶と長期記憶があるというのはよく知られた話だと思う。こういう計算をするときは短期記憶に数字を放りこむ事になるのだろうが、短期記憶で覚えておける項目は、ちょっとうろ覚えだが個人差があるものの4〜7つと言われてる。
"3*7"という計算をするとき、九九を覚えてなければ"3"、"7"ですでに二つの記憶領域を使ってしまう。覚えてさえいれば"3*7"という入力項を"21"に直接変換できる。 俺は実は九九を全部覚えてないので、"3*7"を計算するにあたって"7*2"に"7"を足した。"7*2"を"14"とは変換できたので、"14"+"7" と二つの記憶領域を余計に消費したことになる。これがもっと複雑な計算式になったら、最初の方は短期記憶から消えてしまうだろう。結果、「わからない」という言葉が口を付く。
俺自身はその辺は適当にメモしながら計算していたので、解答を導くことは可能だった。が、そういう人ばかりではないだろうし、実際勉強ができないと言われる子供たちのほとんどは、こういうところでつまづいてるのではなかろうか。
(@084)