2003年10月16日(木) [過去の今日]
少々古い記事だが、今日になって読んでみた。あのロータス123が1980円というのは実に衝撃的だ。
なるほど確かに低価格で収益が下がれば開発費が削られる。いきおい海外のソフトを買って来てローカライズだけして出荷という形になりがちではないかという指摘も理解はできる。
しかし、これらのソフトがオープンソースだったら、と考えると少々おもしろくはなかろうか。ネットでソフトをダウンロードして使用するような人達というのは、実はけっこうヘビーユーザーの部類に入るのではないか。そしてそういうユーザーは元々この手のソフトウェアを購入することは無いのではないだろうか。
技術力のあるユーザーは開発に参加し、ヘビーユーザーは無料でソフトを得て使用ノウハウを蓄積し、ライトユーザーは安心感のあるパッケージ品を低価格で入手できる。メーカーは開発費が削減でき、品質を上げることができる。そのソフトウェアをめぐる周辺がずっと活発になり、売り上げも伸びるのではないだろうか。
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