2003年07月19日(土) [過去の今日]
このページの作者には皮肉なことかもしれないが、 朝日新聞の記事(デッドリンク化の可能性大) で、
森前首相は19日、福井県敦賀市での講演で、少年による凶悪事件に触れ、その背景について、「この世代の子供たちの父親、母親、学校の教師は、日本の教育の中でもっとも組合運動が盛んだった(時期に教育を受けた)。いわゆる左翼偏向思想、わかりやすく言えば日教組。そういう人たちによって作られてきた人格だ」との認識を示した。
というのを見付けて、「日教組」とは何か気になり、調べてたどり着いたページ。
なるほど、日教組って名前しか知らなかったが、どういうものかだいたいわかった。しかし、このページ自体も逆方向へ偏っておられる(トップにいきなり日の丸だし)ようで、鵜呑みにするのは危険であろう。まあどんな情報も鵜呑みにするのは危険だが。
その上で信頼できそうな部分だけを読み取るようにしても、どうもこの日本という国は日教組の思い通りに動いてしまってるようだ。もっといえば偏向した共産主義思想、あるいは学生運動の原動力になった思想だ。
その意味では森前首相の指摘は正しいのかもしれない(神の国発言の人だからこれも偏ってる可能性大だけど)。この朝日新聞の記事は後半、こう続く。
そのうえで、森氏は「両親、国家、地域社会、家族に対し責任を持つことを教えない、教わらない人たちが大人になっている。そこで生まれ、育てられた子供たちは、もっと悪くなるのは当たり前ではないか。そういう意味で、教育基本法の改正をやれと言ってきた」と述べた。
確かにそのような危機感自体は感じていた。両親、国家、地域社会、家族といったものへの帰属意識の低下は自分自身にすら感じられる。もっと下の世代は推して知るべしである。
この帰属意識の低下が無責任さへ繋がることは想像に難くない。だが、人は自由を知ると元には戻れないものである。我々は新しい考え方を身につける必要があるだろう。鍵は論理にあると、今の所考えている。
(@585)