狐の王国


2002年12月05日(木) [過去の今日]

#1 少年サンデー

少年サンデーに連載してた「疾風の橘」が最終回を迎えていた。打ち切り漫画にありがちな強引な終らせかただったのだが、同一作者のやはり打ち切られた「Drum拳」よりは断然面白かったのだが。やはりこの作者の得意ジャンルたるかわいい女の子がたくさん出て来なかったのがダメだったんだろうか。せっかくの共学化したばかりの女子校というおいしい設定を用意しながら生かしきれてなかったということか。第一話こそベタすぎてアレだったが、それなりに面白くなってきたので期待してただけに残念。

そして「もしかして最終回間近?」な雰囲気なのが、同誌に連載されてる「美鳥の日々」。実はけっこう気に入ってる作品だ。いわゆるラブコメでヒロインもツボを押えた性格付け。古典的なおもしろさがあるのだが、新鮮なのは「右手が恋人」という設定だ。突然右手がヒロインになるものだから、不良に恐れられるほどの狂犬なのに喧嘩できなくなってしまう。荒削りではあるが、女の子をかわいく、男の子をかっこよく描ける作者なので、もっと連載を続けて描きこんで欲しいだけに、終って欲しくない作品の一つである。

終るものばかりでもなんなので、最後に最近気に入ってるものを一つ紹介しよう。それは「いでじゅう!」というギャグ漫画だ。最近のサンデーのギャグ漫画は「かってに改藏」 *1 を例外としていまいちなものばかりだったのだが、これは面白い。あり得ないほど個性的な柔道部部員たちが主人公なのだが、いつもエロ本ばかり見てる皮村、寝起きが悪くて暴れんるミウミウ、チョンマゲの藤原は、チョンマゲ自身が人格を持ってて面白い。寝技の練習の時しか現れず、興奮すると主人公・林田を誘拐して数時間行方不明になる美少年・東もいいキャラだ。マネージャの女の子二人の飛び具合もすばらしい。こういう個性的な部員たちに振り回される部長・林田の右往左往が見物である。

(@687)


*1: 毎週楽しませてくれる「改藏」だが、今週は「ノートン先生」のお話。オタクの血統を生かした作品作りの「改藏」は、いつも心から楽しみである。
この記事のURI

#2 最終回と言えば

The Voice 2 が最終回を迎えていた。自分と同世代の人間の視点から、いろんなものを斬ってくれた読み物で、いつも楽しみにしてたのに。寂しい季節だなあ。

(@766)

この記事のURI

#3 Yahoo!BB

モデムが届いたので、とりあえず繋げてみる。と、なぜかリンクランプが付いている。BBフォンも普通に使えてるし、486の98ノートを繋げてみると、ちゃんとIPが取得できた。

ぐふ……まさか繋がるとは……。ネタがー、ネタがー。

しかし、速度を計ってみると、90kB/sしか出てない(笑) まあ、これでもISDNの10倍以上だからぜいたくは言えんが。経路長1390m、損失31dBというけっこう恵まれた地域なのになあ。やはり回線調整が必要かのう……。

(@554)

この記事のURI

最近の記事

以上、1 日分

タイトル一覧


カテゴリ分類
Powered by hns-2.19.8, HyperNikkiSystem Project

過去にこの日記が置いてあったcgi.misao.gr.jpは廃止されました。それによって記事へのURIが変わってしまっています。cgi.misao.gr.jpをwww.misao.gr.jpと置き換えるだけで同じ記事にアクセスできるはずです。

Sugano "狐志庵" Yoshihisa(E) @ 美紗緒ネットワーク <koshian@misao.gr.jp>
日記管理ページ