2007年06月14日(木) [過去の今日]
#1 GMailの読み方
GMail が便利そうだというのは分かってたのだが、ショートカットが分からなくて今まで使ってなかった。ヘルプ通り押しても動かなくて、なんだこりゃーと思ってたのだ。
たまたま先日、設定でショートカットを有効にしないとショートカットが使えないことに気付いてオンにしてみたら、ちゃんとヘルプ通りのショートカットが使えたので、今さらではあるがさっそくメールの読み方を研究してみた。
まずgmailにログインしたら、受信箱が見える。ここにメールがずらりと並ぶのだが、これを1つのメールだと考えてはいけない。これはメールではなくスレッドなのだ。
ショートカット、jとkでスレッドを選択する。読みたいスレッドにカーソルを合わせ、oを押すとスレッドが展開される。スレッドの展開はストレートで、階層型にはなってないようだ。最新のメールが表示され、過去のメールは差出人と時刻だけが表示されている。
ここでショートカット、nとpを使い、メールを選択できる。選択したメールでoを押すと、メール内容が展開される。jとkを使うと、直接前後のスレッドが展開される。受信箱に戻るときはuを押す。
ここまではいいとして、問題はsubjectだけ見て既読にする操作だ。これができないと大量のメールは処理できない。
が、ここさすがgoogle、この問題を新しい方法で解決している。それはスレッドのミュートだ。
受信箱でjkを使い、読まないと決めたスレッドにあわせ、xを押す。そしてmを押すと、そのスレッドはミュートされ、その後そのスレッドに繋がるメールは送られて来ても見えなくなる。もちろん「すべてのメール」を選択すると、ミュートされたメールも読めるし、受信トレイに戻してやればまた見られるようになる。すばらしい。
その他のショートカットは ヘルプの「ショートカットとは何ですか。」 を参照されたし。
さすがにGoogleが作っただけあって、よく考えられている。ゼロベースからメールの読み方を考え直したのだろう。検索はそもそもお手のものだし、検索能力が充分ならフォルダ分けも要らないということか。確かに最近は真面目にフォルダ分けするのもめんどくさくなって来た。
しかし、まだGMailに乗り換える、という気にはならない。他人のサーバにメールを預けるのは、何年も前から自前のメールサーバを使って来た自分には、抵抗があるからだ。もしいまだにISPのメールサーバからPOPで読みこむだけのメール環境なら、すぐにも乗り換えていただろう。
そこをどうやって自分の中で折り合いを付けて行くか、考えていこうと思う。
(@000)