2007年05月05日(土) [過去の今日]
#3 英語教育の不思議
昔、学校の先生に教えてもらったジョークだか事実だかわからないものに、こんなものがある。
あるとき、日本人旅行者がアメリカで事故にあい、大怪我をして救急車で運ばれた。医師はこの日本人患者の意識があるか確かめるため、懸命に呼び掛けた。
「How are you? How are you?」
日本人患者は苦しそうにこう答えた。
「Fine, thank you. and you?」
言われてみれば「元気ではないとき」の受け答えを教わってない。ものすごく片手落ちな気がするのだが、元気だろうが元気ではなかろうが必らず「Fine, thank you. and you?」と合唱させられた。一人だけ「No fine!」とか適当に答えてると叱られたものだ。
なぜうちの中学校は元気ではないときの受け答えを教えなかったのだろうかと思うのだが、上記のようなジョーク(?)があるということは、全国的にそうなのだろう。
ゆとり教育の時代になって、少しは変わったろうか。周囲にちょうど今年中学に上がった子供がいるので、聞いてみることにしよう。
ちなみに実際の多様な受け答えとしては、 「How are you?」と聞かれたらカッコよく返事をしたい! という記事にいくつかある。やっぱりインターネットは便利だな。
(@661)