2006年10月31日(火) [過去の今日]
#1 戦争を知る女性は隣国がお嫌い?
そのあまりのおもしろおかしさにあちこちで話題となってる 毎日新聞の「石田衣良の白黒つけます」というコーナーの「中国、韓国と仲良くした方がいい?しなくてもいい?」という回。 この人のおもしろおかしさはそれだけで抱腹絶倒モノなのだが、まあそれはそれであちこちに書かれてることだし、俺はそもそもよく知らないので何も言うまい。
むしろびっくりしたのはこのアンケート結果だ。「中国韓国と仲良くしなくてもいい」と答えるのはだいたい6:4で男性が「しなくていい」、女性が「した方がいい」が有利になってるのだが、注目すべきは70代以上女性。
70代以上男(1)45.9%(2)54.1% 70代以上女(1)29.0%(2)71.0%
なんとこの「戦争を知る世代」に限って、女性の「しなくていい」が71%もの数字に跳ね上がってるのだ。
そう、重要なのは彼女らが「戦争を知る世代」だということだ。中国韓国が日本に併合されてた時代に生きた女性たちが、「隣国と仲良くしなくていい」と判断してるというのだ。
その理由はここで書いてもすべて想像にしかならない。だが他の世代がだいたいバラツキはあっても同じくらいの比率なのに対し、この世代の、それも女性だけが跳ね上がってるという事実は重く受け止めるべきだろう。その理由はきっと語りたがらないだろうが……。
(@648)