2006年07月31日(月) [過去の今日]
うーん、こういう情報はいいものだと思うけど、 pool.ntp.org を優先的に使うような形で広まるのが望ましいと思うんだけどなあ。
そいや、Debianは [0..3].debian.pool.ntp.org なんてサーバを提供してるみたいだな。こういう形でベンダやプロジェクトがntpサーバを提供するのも大ありだと思う。
(@011)
汚し飯 でハッケソ。
NYSLという、 GNUによるフリーソフトウェアの定義 にも オープンソースの定義 にもマッチしてたライセンスだそうだ。
基本的に 新BSDライセンス と同じなのだが、違いは 考案者もおっしゃられるように 、オリジナルの著作権者の名前を残さなくてもいいという条項があること。むしろ改変したものは自分の名前で出せと言ってるのは特徴的だな。
とりあえず、FAQの「NYSLってなんの略?」の回答は吹き出した。まさにこのライセンスの体を表す名前と言えよう。
(@067)
#3 コストダウンバブル
アンカテの記事 で 「10年後はYoutubeのようなサイトを作り,維持するコストが1/10以下になっているだろうということだ.」 という発言を見てふと思った。
今は、コストダウンバブルが始まってるのではないかと。
あのバブル期には、みんなが土地も株も値上がりし続けると信じていた。少なくとも土地は人口が増え続けるんだから値下がりするなんてことはありえないと、本気で思っていた。
今、コンピュータに関わるコストが値下がりし続けると、誰もが思い始めてる。
いや、それ自体を否定する気はまったくない。俺自身もコストは下がり続けると考えている。だが、10年後も下がり続けているかというあたりについてはまだ疑問がある。
そりゃね、コストダウンは続くでしょうよ。でも10年前の車の値段より今の車の値段が1/10になってるなんてことはない。いつかは飽和する。それがいつ来るかは、俺にはわからない。もしかしたら100年後かもしれないし、10年後かもしれない。
もちろん、コストダウンを前提に先進的なサービスを展開するというのは、今の潮流だし、これからも増えて行くだろう。しかし、何も考えずコストダウンが続くんだと信仰しちゃうのはまずい。コストダウンは自然に起きることじゃなく、必死に実行してる人がいるから起きるんだ。コストダウンを前提にしたサービスは、彼らの努力の上になりたってるんだ。
そういう彼らへのリスペクトの意味も込めて、我々は彼らにもっと目を向けて行かなければいけないのだと思う。自分自身を守る意味でも。
(@896)
@ いやそんなこと考えたのは:
君はPC-98 VS DOS/V戦争を見たか? という記事が関連記事に入ってたからなんだけどね。
絶対にひっくりかえらないだろうと、誰もが思っていたものが、一瞬でひっくりかえってしまったのです。
この言葉は、ムーアの法則にだって当てはまるんだよな。ただ、ムーアの法則は「絶対にそのうち破綻する」と思ってたのが「全然破綻しないじゃん、まだまだ続くじゃん」になったのが最近なのかな、という気がする。
でもやっぱり、誰もなにもせずにムーアの法則が維持されるわけじゃ、ないんだよね。影の功労者になっちゃうんだろうなあ、がんばって維持してる人たち。
(@905)
#4 世の中にはいろんな用語がある
404 Blog Not Found で 「なにもない」 というblogを見つけた。
「東京のとある場所でNS嬢をしてました。今年発病しました。今風俗してる方考え直してください。せめてNSだけは……」
「わたしの命はもう少しです。かなしい。しにたくない。」
23歳になりました
という衝撃的な書き出しではじまるこのblogなのだが、NSってのが何を指してるのかさっぱりわからない。で、探してみると、やはり 同じblogを見た人が解説してくれて いて、
NS嬢とは?
NS【えぬえす】
NO SKIN、つまりゴム着なし。コンドームなしでナマでいたすサービス。
[- 日記システム警告:コマンド NO は予約されています。-]
だそうだ。
そりゃまあ感染するよなあ……。
それでも、まだ時間はある。人生など、死で終ることはあらかじめ決められてる。少なくともこのblogの人は、俺にひとつの感動を与えてくれた。それが このエントリ だ。
いままで
付き合った彼氏ありがとう
親にありがとう
ゆうこありがとう
お医者さんにありがとう
はやとにありがとう
学校の先生にありがとう
店の人ありがとう
お客さんありがとう
そして
みんなありがとう
どんな言葉もありがとう
励ましの言葉もありがとう
中傷的な言葉もありがとう
こんな私にメッセージをありがとう
一瞬でも私を思ってくれてありがとう
毎日にありがとう
わたしは素敵な人達に囲まれています。
本当にありがとう
申し訳無いが、全文を引かせてもらう。 なんとも素敵な詩ではないか。こんなひとつの詩を書き上げられたなら、俺なら本望だと思う。
「なにもない」というblogの名前とは裏腹に、このblogには「なにかある」と思わせてくれる。いつまで続くか知らないが、俺はこのblogをRSSリーダーに登録した。
(@961)