2006年05月01日(月) [過去の今日]
#1 ゲームソフトの単位は「本」だろ
昼頃のテレビのニュースで、ゲームソフトを万引きした少年らが逮捕されたという話をしていた。それ自体は目新しいとは思わなかったのだが、ニュース内でゲームソフトの数を「枚」で表現していたのが気になった。
ゲームソフトは通常「本」で数えるものだが、確かに昨今のゲームはCDやDVDが媒体であり、知らない人からは音楽CDのように「枚」で数えてしまうかもしれない。
しかし、やっぱり「本」だよなあ、と思って、はたと気付いた。いったい誰がゲームソフトを「本」で数えることにしたんだろうか。ゲームソフトの歴史など、ここ30年もないはずだ。しかし既にソフトウェアを「本」で数えることは定着してるようで、 福島中央テレビ ちょっと便利帳 ものの数え方・助数詞(か行) には、
コンピューターソフト(ウエア) 一本、一式、一パッケージ、一ライセンス
と書いてある。 その上部に
こんぱくとでぃすく コンパクトディスク 〔CD〕 一枚
などと書いてあったりもするので、CDに入ったソフトウェアはどうなんだ、という気もしなくは無いが。
なんにせよ、言葉というのは意外に短期間に新しいコンセンサスが得られるものなのかな、という気がした。もちろん、メディアの発達あってこそかもしれないが。
(@160)