2006年05月01日(月) [過去の今日]
#1 ゲームソフトの単位は「本」だろ
昼頃のテレビのニュースで、ゲームソフトを万引きした少年らが逮捕されたという話をしていた。それ自体は目新しいとは思わなかったのだが、ニュース内でゲームソフトの数を「枚」で表現していたのが気になった。
ゲームソフトは通常「本」で数えるものだが、確かに昨今のゲームはCDやDVDが媒体であり、知らない人からは音楽CDのように「枚」で数えてしまうかもしれない。
しかし、やっぱり「本」だよなあ、と思って、はたと気付いた。いったい誰がゲームソフトを「本」で数えることにしたんだろうか。ゲームソフトの歴史など、ここ30年もないはずだ。しかし既にソフトウェアを「本」で数えることは定着してるようで、 福島中央テレビ ちょっと便利帳 ものの数え方・助数詞(か行) には、
コンピューターソフト(ウエア) 一本、一式、一パッケージ、一ライセンス
と書いてある。 その上部に
こんぱくとでぃすく コンパクトディスク 〔CD〕 一枚
などと書いてあったりもするので、CDに入ったソフトウェアはどうなんだ、という気もしなくは無いが。
なんにせよ、言葉というのは意外に短期間に新しいコンセンサスが得られるものなのかな、という気がした。もちろん、メディアの発達あってこそかもしれないが。
(@160)
#2 X11R7
aptで保留が増えてきたので、そろそろやるかと移行開始。依存関係で悩まされたが、まあxserver-xorgあたりがゴネててdeb落してきてdpkg -iとかやったらなんとなくうまくいったっぽい。
とりあえずFontPathに/usr/share/fonts/X11 *1 を加えて起動してみると、ちゃんと動いた。今のところトラブルは無い。
#3 emacs20
X11R7に移行したせいで、emacs20が立ち上がらなくなった。
$ emacs20 Opening input file: no such file or directory, /usr/lib/X11/locale/locale.alias
そんなファイルはもうねえよと。 まあ、そもそもobsoleteなバージョンだし、しょうがないのだけども。
しょうがないからといってemacs20をあっさり捨てるわけにもいかず、前に作っておいたemcws20を使うことにした。しかし、こいつも同じエラーを吐くので、再コンパイル。無事動いた。
(@578)
#4 俺的ブラウザ戦争
俺がいままで使ってきたブラウザは、IE2〜6、Netscape4、Mozilla、Firefox、lynx、w3mといったあたりだが、この中ではっきり好きだと言えるのはw3mだけだ。それはキーボードだけで操作できて、かつtableにも対応したブラウザというとこれくらいだからだ。しかし、メインブラウザは悲しいことにFirefoxなのである。
この理由はいくつかあって、もちろんflashコンテンツやJavaScriptを使ったページを閲覧するというのも理由のひとつではあるのだが、それ以上の理由は速度である。
w3mはテキストブラウザだし、速いことは速いのだが、複雑なレンダリングとなるとFirefoxのほうが速い。しかも「読む速度」という観点からは圧倒的にFirefoxのほうが速いのである。
その理由はRSSリーダーとタブである。例えばアンテナのようなリンク集を全部見るとすると、w3mでは見たら戻るという動作が必要。そのたびにレンダリングしなおされる。これがFirefoxならミドルクリックで全部タブに一気に貯めて、読んだらタブ閉じしていくだけ。体感速度の差は比ではない。RSSリーダーをw3mで使おうとしても、同じような問題にでくわすだろう。
Emacs-w3mはそれを解決してくれそうに思えるが、これは非常に遅いので、利便性はあがっても速度問題は大きくなる。
何かいい解決法は無いものかのう。
(@802)
#5 寝るのが恐い
ふーん。
寝るのが恐い の検索結果 約 401 件中 1 - 10 件目 (0.05 秒) 寝るのが怖い の検索結果 約 13,400 件中 1 - 10 件目 (0.06 秒) 寝るのがこわい の検索結果 約 149 件中 1 - 10 件目 (0.36 秒)
けっこういるんだな、寝るのが恐い人。
(@919)
2006年05月03日(水) [過去の今日]
#1 MSはやはり敵である
某動画サービスを見るのに、Windows Media Player のインストールを求められる → 自動でインストールが始まり、動画が再生される → 1日たって気付いたらWindows Updateが来ている → 昨日入ったWindows Media Playerのセキュリティパッチだった……
というわけで、俺はMSの奸計にハマってセキュリティパッチの当たってないWindows Media Playerで動画を見させられたわけだ。自動でインストールが始まってシームレスに動画再生ってのは問題すぎる。
やっぱりMSは敵だ、敵以外の何者でもない。
(@539)
#2 MSとDELLに繋がらない
2006年05月04日(木) [過去の今日]
#1 サンマリノGP
やっと見れた。
ていうかね、何あのホンダ勢のていたらくは。まあ井手の下手投げは見事と言う他無いのだが、これはSAF1のほうなのでまあ比較的どうでもいい。ホンダのピットチームはいったい何を考えてるんだろう。あれだけ豪快にピットミスしてりゃ、そりゃ勝てるものも勝てなくなる。
それにひきかえ、フェラーリのピット作業の見事なこと。41周目、アロンソが痺れを切らしてピットに入るやいなや、翌周ピットに飛びこむミハエル。この42周目のタイムはわからないが、きっと必死に走っただろう。そして一閃、瞬く間にピット作業を済ませてトラックにマシンを送り出したピットクルー。どう考えても不利なはずの状況を、これでひっくりかえした。ミハエルとクルーの勝利に対する執念、貪欲さはすさまじい。
ホンダに足りないものはこれだ。何が何でも勝つというモチベーションだ。これがあればピット作業も必死に練習するし、そうすれば早く正確になりミスも減るはず。それができてないのは、モチベーションの不足に他なるまい。
今思えば、現ホンダの前身BARホンダにおいて、モチベーションの塊のようなあの佐藤琢磨が結果を残せなかったのは、この熱意のギャップに原因があったのではないだろうか。そんなことすら思う程、ホンダのクルーたちのモチベーションは低く見えるのである。BARはBARであって、買収されたからといっていきなり全員がホンダマンになるわけじゃないだろう。だからといって、熱い伝説の数々に彩られたホンダの名前には、彼らは似つかわしくない。それは間違いない。
(@403)
@ アロンソとミハエル:
しかし、すごいなと思うのはミハエルのドライビングテクニックと、ルノーの安定性だ。アロンソとのバトル中、ブレーキとアクセルの開度が表示されていたが、ミハエルがブレーキ中も小刻みにアクセルで姿勢を制御し、エンジンの回転数を保っているのに対し、アロンソはゲームのようにアクセルとブレーキをオンオフしていた。
これはミハエルのテクニックの凄さと、ルノーの安定性の高さを示していると言えるだろう。どちらも高評価に値するのではないだろうか。そしてこの両者がほぼ互格の戦いをしていたということは、まだまだアロンソはミハエルに敵わないという当然の結論が導かれるのである。そしてミハエルとフェラーリに見られる「ちょっとでも速く」するための努力、これこそが5年連続チャンピオンという結果をもたらした、最高のモチベーションの現れではないだろうか。
もちろん、テクニックだけの世界でもマシンだけの世界でもないので、この両者の戦いの結論が出るわけではない。が、ギリギリの状態のとき、このミハエルの「ちょっとでも速く」という意識が、どこかで差を産むことになるかもしれない。
(@486)
Life is beautifulの記事「Windows95と地上の星」 でハッケソ。
へえ、Windowsの互換モードってこうやって作られてたのか。表題記事は外部から、ハッケソ元は実際にWindowsの互換モードを作ってた人の手による回顧録のようだ。
確かにこれだけのデータベースを作り上げるくらいなら、エミュレータを作っちゃったほうが速いかもなあ。Vista以降はVirtualPCが付属するんだっけ。使ったことは無いが、便利に使えるといいね。
(@432)
/.-jのこのスレッド のことかなあ。
Winny等を使って従来では視聴できなかった作品が視聴できるようになった、というのはそれ自体はすばらしいことなんだよね。版元の都合でリリースできないものってのはたくさんあって、それは市場が小さすぎるからだったり、契約のとれたTV局が地域限定だったりと、いろんな理由がある。それは今まで解決法が無かったから我慢もできたのだろうが、インターネットの出現によって解決法が産まれてしまった。
いま、「インターネットの出現によって」と書いた。「Winnyの出現によって」ではない。実は動画や音楽の非合法交換の歴史というのはけっこう古く、アンダーグラウンドのFTPサイトやウェブサイトでは、そのようなファイル交換コミュニティが形成されていた。
@ ファイル交換はP2Pじゃなくても存在する:
俺がPC UNIXをいじりはじめた頃の話だ。まだISDNのテレホーダイだったのだが、身内でちょっとしたファイルをやりとりするためにFTPサーバを立ち上げていた。テレホーダイで浮動アドレスなので、あまりセキュリティは気にせず、anonymousで書き込みもできるようにしてあった。しかし、ふと気付くとHDDの消費量がやけに上がっている。よく見れば、HDDにはソフトウェアや音楽のコピーがごろごろと……。ログを調べてみると、どうやらフランスやイタリアからアップロードされたものらしかった。そんなところから日本のanonymous FTPサーバを見つけてファイル交換に利用していたのだ。俺は驚き、慌ててanonymousでの書き込みを禁止し、当該ファイルを削除した。
2006年の今になっても、こういうコミュニティは世界各地にある。特に日本のアニメは人気が高く、UHFで3局程度でしか放映されない番組も、翌日には中国のサイトなどで発見されるという話も聞く。
P2Pファイル交換ソフトの出現は、こうしたコミュニティの勢いを加速したのは確かだ。だがP2Pやファイル交換ソフトが本質なのではない。
@ わがままだという断罪は無価値である:
もちろん、上記のようなファイル交換は違法である。しかし、視聴する機会が無い作品は我慢できても、非合法とはいえその機会があるのに我慢しろというのは酷は話ではある。不可能ならしょうがないが、可能なのに視聴できないというのはストレスがたまるものだ。それをわがままと言ってしまうのは簡単だが、それでは何も産まれない。そもそも逆に視聴させないのは版元のわがままとも言えるではないか。それに、文明というのは人間のわがままを実現することで発達してきた。
風呂が無かった時代のことを考えてみよう。風呂など入らないのが当り前だった時代は、あったはずだ。せいぜい水で身体を洗う程度か。それがお湯の発見により、より効率的に汗や汚れを流せ、石鹸の発明により油脂を流す手段が確立された。そしてそれが普及したのは、そこから得られる快楽が原動力であろう。今では風呂に入らないことのほうが非倫理的だと言われる。誰も風呂に入ることがわがままだなどとは言わない。
今、インターネットとP2Pが実現したのは、身体をさっぱりさせる技術ではなく、作品を限りなくゼロに近いコストで配信/受信する技術である。それによってP2Pユーザーは作品を視聴する快楽、おそらく一生かかっても視聴し切れない作品に埋もれる快楽を手にした。これは作品を見られないという飢餓状態からの脱却であり、本質的には身体を洗えないという不満状態から風呂によって脱却したのと変わらないだろう。
そしてここで気付かされるのは、従来は「制作コストを流通コストに上乗せして回収していた」ということである。つまり、流通は物品の流通だけでなく、コストの流通にも利用されていたという、考えてみれば当り前の話である。しかし、流通コストが限りなくゼロに近付いたことで、そこに制作コストを上乗せするのが難しくなってしまった。結果、非合法の流通が跋扈し、制作コストの回収も利益の取得もできなくなっている。
そう、簡単にいえば権利ビジネスが時代においてけぼりにされてしまっているということだ。これをわがままと断罪して終らせるわけにはいくまい。人のわがままは、飯の種になるからだ。
そうして飯の種にしてしまったのがiTMSだろう。音楽ファイルを比較的自由に取り扱える形で販売し、けっこうな利益をあげている。そしてiTunesという優秀なソフトによって、購入コストを下げている。そう、「購入コスト」だ。
流通コストは実は「ユーザーの手に渡るまで」ではない。それは販売側の考える流通コストであって、ユーザー側が販売価格外に負担している流通コストも存在する。それは店にいって買って帰るという、ショップからホームの流通だ。このコストを無くして成功したのがアマゾン *1 であり、iTMSなのだ。そして各種P2Pもまた、このコストを無くして広まったのである。
流通コストが限りなくゼロに近付いたとき、別経路で制作コスト回収と利益取得を行わなければならない。それを実現した企業がいくつも出てきて実証してるというのに、まだそれを「わがまま」の一言で断罪してしまうのか。Web2.0をただのバズワードだと思い込んでる人も多い現状では、それも致し方ないのかもしれない。
ただ、確かに言えるのは時代は変わっているということだ。流通コストゼロが見せる未来は、もう目の前にある。そこにビジネスチャンスを見出せた企業だけが、新しい時代を作り上げていけるだろう。
もう一度言う。わがままだと断罪してしまうだけでは、何も産まれない。金にならない。利益をあげられるのは、わがままを実現した企業だ。
(@492)
2006年05月05日(金) [過去の今日]
#1 おみくじパーツ
「今日のひとこと」というblog向けミニアプリ を見てiframeっておもしろいなーと思わず作ってしまった。
<iframe src="http://www.misao.gr.jp/~koshian/oracle/oracle.pl" marginwidth="0" marginheight="0" border="0" frameborder="0" scrolling="no" width="80%"> </iframe>
というようなコードを埋め込んでおけば表示される(はず)。実際にこのサイトのサイドバーにも表示してみた。
登録もできるようにしておいたので、楽しんで欲しい。
(@053)
2006年05月06日(土) [過去の今日]
#1 こっちもどうでもいいや
某所でリンクもトラックバックもしないと宣言されつつ、 先日の記事 に反応があった。あちらに追従してこちらもリンク無しにしておこう。
「なんでもやっていいわけじゃない、我慢すべきところは我慢しろ」なんてのも当然の話ではあるんだが、だからって目の前にニンジンぶら下げられて手を取らずにいられるかというのは別の話。
一言いいたいのだが、「版元のわがまま」と「作者のわがまま」はまた別個の問題だわね。作者がもっと人に見てもらいたいと思ってても、版元のわがままで見てもらえないなんて事例はあちこちで散見される。
しかし、よく見てみれば、俺がこんなところで版元にエールを送る必要は無いのかもしれない。HDDレコーダという商品がこの世に産まれてずいぶんたつが、これを「Winnyみたいだ」と形容した人を見掛けたことがある。
最近よく知られるように、Winnyユーザーは検索ワードに引っかかったファイルを全部ダウンロードするように設定し、気に入ったものだけ見ているらしい。HDDレコーダにも実はキーワード設定があり、そのキーワードに引っかかった番組を全部録画するように設定できる。キー局だけでなく、CSなどの番組も含めればその数は膨大であり、見切れない程の番組が録画される。
こういう視点でHDDレコーダを見てみたとき、これは「合法的なWinny」なのだと言うことができる。「わがまま」と形容されたWinny的需要を(部分的ではあるが)金に変えたという点で、先日の記事で例示したiTMSやアマゾンと同じわけだ。
偶然にも時を同じくして、アルファブロガーと呼ばれるような人たちも同じことに関心を寄せていた。 たけくまメモの「ソフトがタダになる時代」 と、その返答である 404 Blog Not Found の「タダより儲かるものはない時代はくるか?」 だ。 そこで見つけた b3 annex の「フランス国立視聴覚研究所(INA)がネット公開した番組10万本の衝撃 や、 50万本のNHK番組をネット配信解禁検討というニュース 、さらにはYouTubeの興隆、 そのYouTubeのフジテレビ版 などなどを見ていると、もはや何も語るべき事は無いようにも思える。すでに時代は動いていて、それに乗って来てる企業がこれだけ出てきているからだ。
そういう意味では、こちらとしても「もうどうでもいいや」な話なのかもしれない。
@ ただし……:
ただ、ひとつ言えることは、アンダーグラウンドでのファイルのやりとりが無くなりはしないだろうということだ。彼らは金を出すのが惜しくてやってるわけじゃなく、それ自体が趣味になっているからだ。
Winnyが興隆を極めてしまったのは、その容易さと潜在需要の開拓に起因する。潜在需要と容易さの面で勝てば、Winnyユーザーはぐっと減るだろう。残りはどのみち金にならない「趣味的」な連中なので、放っておけばいい。アンダーグラウンドがアンダーグラウンドに帰るだけのことだ。
(@451)
@ 追記:
もちろん、不正を放置しろと言ってるわけじゃない。どのみち金にならないところにコストかけるのはバカらしいぞ、というだけのことだ。
#2 キレやすいのはなぜか
前の記事と関連はしてるのだが、話の中身には関係無いので別個に書く。
キレやすい、我慢できない、そういう人が増えてるのだという。ニュースで見掛ける事件にそういうのが多いから、そういう印象を受けるのだろう。実際は増えたのか減ったのか、と聞かれたら、「実は変わってないんじゃない?」という答えもありえるかもしれない。
でも実はそうじゃない。実際にキレやすくて我慢できない人は増えているはずなのだ。
人間というのは、快楽 *1 を知らなければ快楽を我慢できるのである。知ってしまった快楽を我慢するのは、ものすごくストレスになる。そして現代は、たくさんの快楽が溢れている。
子供の頃からタダ同然でテレビが見られて、そのテレビは24時間延々と視聴者の脳内に快楽物質を発生させるように作られた *2 番組を流し続け、水が当り前のように水道をひねれば出てくるのはおろか、お湯まで当り前のように出てくる。交通機関の発達で遠出も楽になり、庶民が負担できるコストで外国に見聞しにいけるようにまでなった。PCとインターネットが当り前にある時代では、小さな図書館で必死に資料を探すなんて想像できなくなりつつある。
これだけいたれりつくせりで快楽を享受できる環境にいれば、我慢する力など培われるはずはないだろう。アメリカのエコーブーマー世代も、「すぐ結果を求めがち」という傾向があることはよく言われてる。
では不便な生活に戻ればいいか、というと決してそうではない。教育が必要なだけだ。だから俺は子供の夏休みには、ぜひキャンプなどに連れていってあげて欲しいと思う。そこで火を起こしたり、魚を取ったりして、昔の生活に近いものを体験させてあげてほしい。自分が連れて行けなくても、そういう体験学習をやってるところはいくつもある。そこにほうりこんでやるのもいいだろう。
別に毎日我慢などさせなくていい。必要な時に我慢するだけの力を培っておいてあげてほしいだけだ。そして、それはそんなに難しくないはずだ。
(@481)
./-jのコンピュータ将棋の記事 から辿ってハッケソ。将棋AI同士の通信に使われるわけだが、人間同士の対戦にも使えそうだね。IDとパスワードが暗号化できればなおいいのだが、SSL使えばいいのかな。
さらに記譜データの規格まで作ってある。こういうのに対応して将棋アプリ作れば、公開されてるデータを活用できるわけかー。
(@584)
2006年05月08日(月) [過去の今日]
#1 RSSのitem数
2〜3日見てないと、RSS内部に未読エントリしかないという状況はつらい。せめて3日分くらいは置いといてもらえまいか。
中には1日に更新する数よりRSS内部のエントリのほうが少ないという、悲しいサイトもある。そんな1日に何度も見に行けないよ!!
(@352)
#2 匿名性の担保は誰がやる?
考えてみれば、匿名性の維持というのはサービス提供者が行えばいいのだよな。例えば自分のblogに匿名で発言したいという人がいれば、それは表向き匿名でできるようにして、発言自体はアカウントが無いとできないようになっていてもいい。つまり、blogを見てる人からは匿名にしか見えないけど、blogの管理者には実名が見える。
P2Pサービスの場合はサービス提供者がいなかったりもするので、そもそも難しいな。こっちのほうは従来通りISPに担保してもらうしかないか。
(@396)
blogmap でハッケソ。
なるほど、これは恐ろしい。恐ろしすぎるな。
ネタバレになるので脚注 *1 にちょろっと書いとく。 (@831)
2006年05月09日(火) [過去の今日]
前にも反応した 、 「日本のインターネット、マジやばくね?」 の続きだそうだ。
前回はサービス業者が帯域使いまくってインフラ業者が怒ってるよ? という話だったのだが、今回はサービス業者の帯域が狭いよ、という話。どちらも本質は末端ユーザーの帯域が広すぎるということだねえ。
確かにサーバの回線なんて10Mbpsもないことも多いし、対してADSLでも20Mbps出ることもある。実際、我々FTTHユーザーが回線を使い潰すことのできる相手というのは、フレッツスクエアの回線速度計測くらいしかない。
うちもBフレッツなのだが、フレッツスクエアでの計測でだいたい80Mbps程度の速度が出ていた。ところがISP(DTI)に繋ぐと一番速い計測サイトでも40Mbps程度である。これだけでもISPがひとつボトルネックになっているようにも思えるが、じゃあ40Mbpsでダウンロードできるサーバが他にあるかというと、1〜2個あるくらいで、それも滅多に使うものではない。
じゃあこれが不均衡で、ダメなことなのか、というと実はそうでもない。
確かに単一のサービスで帯域を食いつぶすことは不可能だが、それゆえのメリットもある。それは複数のサービスを同時に使えるということだ。
例えば、ISDNの頃はダウンロードを仕掛けておいたままネットゲームに繋ぐと、ラグがひどくて遊べたものではなかった。今はゲームももっと帯域を使ってるはずだが、それでもダウンロードを同時にやれる *1 し、ゲームをしながらボイスチャットをしててもまったく問題無い。
そう、同時に複数のサービスを使えるようになった、というのが広帯域回線の最大のメリットなのである。それに家庭においては一人が回線を使うわけじゃなく、同時に数人が使う可能性もある。昔はゲーム中に家族にストリーミングなど見られてたらたまったものではなかったが、今ではGyaoだろうがなんだろうが好きにやってもらってかまわない。
こういうメリットが享受できる以上、サーバ側の回線が末端ユーザの回線より細くても、全然問題無いはずである。サーバ側はサービスに見合った回線を用意すればいい。
が、これまで述べてきたことは、すでに過去の話だ。
いまだにC/Sモデルだけで語るのは、ちょっとまずい。今はもうP2Pサービスがいくつも立ち上がってる時代だからだ。
そもそも回線を使い潰してる代表としてあげられたSkypeも、サーバ側の回線は大した帯域は確保してないはずだ。サーバは認証くらいにしか使っておらず、実際のサービスはP2Pで提供されてるからだ。
そう、P2Pは末端ユーザー同士を直接結ぶ。サーバ側回線なんてそもそも考える必要が無い。音楽や動画の配信でも、P2Pを利用する方法が考えられている。
また、最近はBフレッツを業務で使うパターンも少なくないようだ。サービス側がBフレッツでユーザー側もBフレッツ、P2Pと同じ末端同士の接続パターンであろう。実は商用回線が提供してるような高信頼性というのは、あまり求められてないのかもしれない。いや、これはBフレッツの信頼性が高すぎるだけかもしれないが。
@ 帯域制限したほうがいいんじゃない?:
そもそも利用帯域が増えまくってるのは確かに問題ではある。P2Pがあるからといって、そこが完全に解決するかというとそういう問題ではない。
だから、NTTもいつまでも「100Mbpsですよ!!」とか言ってないで、ちゃんと帯域制限したほうがいいんじゃないのか。通常のユーザーであれば、1Mbpsもあれば充分なはずだ。制限無しは倍料金取ればいい。
それにFTTHは現状ではけっこう高い。帯域制限で安くできるならそのほうがうれしいユーザーも多いはずだ。地域的建物的な問題でADSLが入らず、いまだにISDNを使ってたり、逆にVDSLしか入らなかったりしてるライトユーザーはけっこういるのだ。
(@322)
#2 security.debian.orgにstoneで繋いでみる。
むほ、Not foundでやがる。
そうか、Virtual Hostか。stone動かしてるhost名送っちゃってるのかな。うーむ、直接繋ぐとISDN経由しちゃうので避けたい環境なのだが……。
(@839)
2006年05月10日(水) [過去の今日]
#1 気に入ったbittorrentクライアントが無い
うーん、gnunetみたいにUIと本体が分離されてるようなものは無いのだろうか。バックグラウンドで起動させて放置したいのだが、それに適したものが見当たらない。
こういう仕様だからシーダーがすぐいなくなるんじゃないのか。立ち上げたら放置、という堕落さが、P2Pには必要な気がする。
(@359)
#2 ヨーロッパGP
ニュルブルクリンクは強い奴がとことん強いサーキット。やはりというかなんというか、シューマッハは強かったし、ジャックもなかなかいい感じだった。
アロンソは「2位でいい」なんてこと言ってたけど、内心はけっこう悔しいはず。今回もまだ13ポイント差があるとはいえ、こんなの1回リタイアして1回優勝されたらあっというまに3ポイント差になっちゃうからね。
しかし、井出はライセンス剥奪かあ……。2002年の琢磨はもっとひどかった気もするけどなあ。せめて2号車で走らせてあげたかったな。井出の乗ってた1号車そのものが劣悪だった可能性もあるんだし、実際2号車に乗ったモンタニーは琢磨とタイムも接近してる。
これでFポンチャンプというステータス自体が相当揺らいでしまった。今後のFポンの活動にまで影響しなきゃいいのだけども……。
(@666)
2006年05月11日(木) [過去の今日]
#1 wikipediaのミラーが欲しい。
まあいろいろと使い倒してるので、反応が遅いのも辛いし、思い切ってミラーを立ててみることにした。
が、ダウンロードしてきたデータには画像が含まれず、そのせいでレイアウトが崩れて見にくくなってしまったりしてる。で、その画像データっていうのが7.2Gもあったりして、まともに配布できないらしい。
こういうのこそbittorrent等のP2Pで配布してくれればいいのになあ。
とはいえ、画像をどうにかゲットしてもやはり一部の画像が表示されなかった。どうもsql.gzって拡張子になってるMySQLのinsert文でデータが記述されたものが必要っぽい。こちらはこちらで読み込ませると10時間くらいたっても終らず、ずーっとHDDががりがりがりがり……。このへんはMySQLのチューニングの問題なんだろうけどなあ。
やれやれ、wikipediaローカルミラーの夢は遠いな。
(@690)
2006年05月12日(金) [過去の今日]
KDE向けのRSSリーダー。悪くない。キーバインドも自由に設定できるし、けっこう扱いやすい。
ただ、RSSの中身ではなくウェブページをロードするように設定すると、アホみたいに遅い。Athlon64 3000+で数秒待たされる。KHTMLってこんな遅かったっけ。RSSフィードもたまにやけに時間がかかることがある。
それから本文内容をスクロールするキーバインドが設定できないのが悲しい。スクロールさせるにはマウスを使うしか無いようだ。できればスペースバーを連打してればスクロールして次の未読へというような挙動が欲しいのだが(Thunderbirdはそうなってる)。
この2点さえ改良できれば常用してもいいくらいの出来だけに、もったいない。
(@490)
#2 debianのsquashfs
あれ、いつのまにかkernel-patchじゃなくて、モジュールソースで提供されるようになったのね。make-kpkg modules_imageで作れるようになったのは便利だなあ。
(@895)
2006年05月13日(土) [過去の今日]
#1 RSSには二種類ある
RSSには二種類ある。全文が入ったものとそうでないものとだ。
前者はRSSによるコンテンツ配信だ。RSSさえ取得してしまえばすべてが読める。
後者はRSSによる更新通知だ。RSSによって読むべき記事があるかどうかを確認できる。
両者は実はまるで違う方向を向いてるではないか。なぜそれが「RSS」というひとつのフォーマットに乗っているのだ?
だからRSSリーダーの選定は難しい。コンテンツ配信と、更新通知を、ひとつのアプリケーションで処理しようとしてるのがそもそものまちがいであるようにも思う。これはどうにも、アプリケーションが2種類必要な気がして来た。
(@104)
2006年05月14日(日) [過去の今日]
#1 偽装請負のメリット
raddit でハッケソした 『IT業界のタブー「偽装請負」に手を染めてませんか』。
ううむ、こういうのは偽装請負っていうのか。そもそも客先常駐要員を募集してる企業が多すぎるな。実際、うちにも仕事探し系のサイトを通じてスカウトがいくつか来たことがあるが、すべて客先常駐要員の募集だった。その程度のスカウトしかこない俺も情けないのだが……まあ、それはさておき、そのへんも偽装請負の臭いがぷんぷんする。
そもそもそういう企業を立ち上げてる連中は何を考えてるんだろうね。外で仕事させてたら会社に技術は残らないし、会社の発展も無いはずだが。
となると、「事実上の派遣会社」として動き、利益を吸い上げる事を目的にしてるとしか考えようが無い。派遣業界は儲かってる。儲かってるはずだ、派遣人員が手にするお金の倍の料金を企業から受け取ってるのだから。そこを狙って客先常駐要員募集をかけているのだろう。だから技術など社内に残らなくていい。人を右から左へ流すだけで儲かるのだから。まさしくクソみたいなもんだな。
そういう企業は雇われる側にもメリットが無い。どうせ派遣されるなら派遣会社のほうが派遣先も幅広く、マッチングのノウハウも持ってるからだ。もちろん、小さい会社で客先常駐の仕事はあるけど出せる人員がいないという状況があるのも知っている。でも、考えてみて欲しい。社外に直接出す人員を新人に任せていいのか? 会社の面子は保てるのか? そこまで考えにいたらないから、客先常駐要員募集をかけてしまうのだろうが、そんなに余裕の無い会社で働くというのも、雇われる側にとってのメリットは低すぎる。
結局メリットがあるのは会社だけ。それも金だけだ。
(@899)
2006年05月15日(月) [過去の今日]
#1 空と海との間には
違う、違う、違う。どれもが違う。ここしばらくSageに我慢できなくて、ThunderbirdやAkrigator、そしてLifereaなどを試しているが、どれも俺の求めるRSSリーダーじゃない。はてはLivedoor readerまでも再度試してみたが、やはり違うのだ。
単独アプリケーションでかなり満足できるLifereaを使ってみて感じたのは、ブラウザとの連係の弱さだ。RSSフィードを登録するボタンがブラウザにあるわけでなく、外部アプリケーションから登録できるインターフェイスがあるわけでもない。また、RSSはblog配信形式という観点から見ると、そこには文章のみならずリンクも含まれるのである。そのリンクを辿るのに、使い慣れたブラウザが使えないのはやはり我慢できない。
そう、RSSもウェブなのだ。ウェブならウェブブラウザで見れるべきなのだ。しかしウェブであるというには境目が曖昧だ。ウェブという海は深く、RSSという空は高い。その狭間にRSSリーダーは立っている。
ブラウザ上で動かないRSSリーダーはダメ、ということになれば、これはもうウェブアプリケーションの独壇場だろう、と思いきや、そうでもない。ウェブアプリケーションではショートカットキーが自在というわけにはいかないからだ。Livedoor readerもショートカットがかなりよく設定されてて好感なのだが、うちのFirefoxではインクリメンタルサーチが動いてしまって使いものにならない。ショートカットの使えないアプリケーションなど使えたものではない。
となると、ブラウザ自身を拡張するしかあるまい。幸いFirefoxには拡張機能が備わっている。これでどうにか理想のRSSリーダーは作れないものか……。
(@932)
2006年05月17日(水) [過去の今日]
#1 ウィニー女
フジテレビのバラエティ番組で、おしゃべりで何でも話してしまう女性を「ウィニー女」と呼び、「ウィニー女度チェック」などやっていた。
まあ、情報漏洩という意味では確かに言いたい事はわかるんだが、Winnyのほうじゃなくてもいいだろに。かといって「仁義無きキン◯マ女」とかは放送できないか。「仁義なき女」じゃそのままだしなあ。
(@611)
2006年05月18日(木) [過去の今日]
#1 ぷららのWinny規制が総務省の指摘により中止
ぷららのWinny規制が 中止になる ようだ。総務省から指摘で、電気通信事業法違反だそうだ。プロトコルフィルタだとしたら確かにしょうがないね。
その点うまいなと思ったのは niftyのファイル交換ソフト規制 で、 通信速度低下だけで遮断はしない とか、 帯域を占有する通信に対して通信制御を実施 とか、パケットの中身を見てるんじゃなくてじゃなくて使用帯域を見てるんだよとさりげなく主張。 ま、実際はプロトコルフィルタなんじゃないかと思うのだけども、 社長に 「社員が働かないからいけない」 とか言われちゃうような企業の系列会社としてはけっこう働いてるじゃない。
まあ、ぷららも国から 「Winnyを使わないこと」 なんて言われて調子に乗っちゃったんだろうねえ。
そもそも特定アプリケーションの通信を遮断なんて危険な事はせずに、通信速度で料金変えればいいのにと思うのだが。1Mbpsなら今の半額、今と同じ価格なら10Mbps、今の倍額なら制限無し、という感じに。負荷的に難しいのか、収益シミュレーションでそうとう減額してしまうのか、やるところが無いのを見るとどちらかなのかね。
(@304)
2006年05月22日(月) [過去の今日]
#1 警察は市民の味方ではない
東京新聞の記事 「サウンドデモなぜ摘発」 。 セキュリティホールmemo でハッケソ
警察の指示に従いながら、フリーター団体が主催したデモを、いきなり当日逮捕したんだとさ。
ま、警察も一枚岩じゃないから、指導した側と逮捕した側で意見がわかれてたんだろうね。それじゃ困るんだが。そういえば、俺もよく学校で先生の許可とってやってたことを別の教師に咎められて(というかいきなり殴られて)、怒られたこと(叱られて、ではなく)あったなあ。栃木の教員レベルの低さの現れだと今でも思ってるが、警察組織も同程度か。こういうの、困るんだよね。内側は一枚岩じゃなくてもかまわないが、インターフェイスは一枚岩でなくては身動きがとれない。
そもそも、警察は市民を守る組織ではなく、市民を監視する組織なんだわな。「守る」という観点ならこんな騙し討ちはしなくていいし、駐車違反も夜中に警告張りに来て明け方回収するようなことはすまい。「監視」という観点だから、基準からはみ出た行動を「法律を利用して」制限する。そう、法律が基準なのではなく、基準はどこかにあって、そこに市民を踏みとどまらせるためのツールとして法律を使ってる。そう考えれば、 office氏逮捕事件 も Winny作者逮捕事件 も ドライバー持ってるだけで逮捕された事件 も 元国家公安委員長が違法な職務質問受けた事件 も ぜんぶ説明が付く。
まあ、守ってくれるのは金を出した分だけ働いてくれる弁護士ってことかねえ。こっちも法律をツールとして利用して防衛するってことだろな。
イノベーションは警察が許可したものだけ、あるいは許可せざるを得なくなったものだけが、合法とされるのかねえ。体制の腐りっぷりの割りに、持ってる権限が大きすぎるな。
(@115)
@ むう……:
友人からの指摘で気付いたが……このサウンドデモの主催者や協力者を調べてみるとなかなか……こう……「赤い」ですね……。
まあ、かといって警察に対する俺の意見が変わるわけでもないし、今回の事がまっとうな話だとは思わない。警察ももう少し上手にやれないのか、という意味ではむしろ無能の烙印を押したくなる衝動にかられる。
(@196)
あるふぁたんとこ でハッケソ。
これ面白いね。使い方は簡単、トレンド比較したいものをカンマで区切って入力するだけ。
F1 vs Indy を見ると、コロンビアの首都ボゴタで圧倒的なトップ。マクラーレンのコロンビア人ドライバー、ファン・パブロ・モントーヤの人気がうかがえる。2位と3位はスペイン、これはやはりスペイン人ドライバーでディフェンディング・チャンピオンのフェルナンド・アロンソの人気の高さだろうね。オーストラリアGPの開催地メルボルンは9位だが、やはりIndyも開催されるせいかこちらの人気もなかなか高い。
各種BSD対決 も興味深い。LanguagesランキングではFreeBSDがウクライナ語とロシア語が圧倒的多数で3位の日本語を引き離す。4位がコリア語、9位に中国語とアジア勢が大健闘。しかし、中核であるはずの英語がトップ10にない。FreeBSDは英語圏外での利用が多いのか? それとも国際的なプロジェクトであることの証明なのだろうか。
Honda vs Toyota では、Citiesで北米一色。やはり車社会といえば北米なのか、と思いきや、RegionsとLanguagesではUSA/Englishを押えてタイがトップ。なぜいきなりタイなのだろう? しかしどちらも日本企業なのに、国内都市も日本も日本語もトップ10入りしてないのが不思議。
他にも 柔道の圧倒的普及度を見せつけられたり 、 船橋では秋葉原という呼び方をする人が極端に少ないことがわかったり と、切りが無い。
これは面白いサービスだなあ。このランキング加工してblogにはっつけたり出来たらおもしろそうだ。
(@309)
うわあ、すげえ。このyumikoって子むっちゃかわいくて評判だけど、やってる内容がすげえ。逃げられた彼氏に向かって歌とビデオのメッセージをyoutubeにぶちあげちゃってるよ。ネタかマジか知らないけど、すげえなあ。
で、その彼氏ってのが E.M.C. Monkeys っていうアクション俳優チームかなんかみたいなんだが、そこの Xin って奴らしい。コメント見ればわかるけど、 Urban Ninja って名前の動画がやっぱりyoutubeにあがってる。
いや、こんだけかわいい子ふっちゃったんだから、妬み嫉みで四面楚歌間違い無しなんだけど、ここまでやられんのもつれえなあ。
まあ、このyumikoって子、何者か知らないけど、ルックスもグッドだし歌もお上手のようだし、パフォーマンスもたいしたもんだし、ちゃんと芸能界で生きて行けるんじゃないだろうか。男の事なんざ忘れて幸せになってもらいたいなあ。
(@380)
#4 挑発に乗ったら負け
元日テレアナウンサー薮本雅子のblogが炎上してる ようだ。後輩が盗撮した件で、盗撮される側の意識の低さを指摘したのが原因らしい。
というか、記事の内容自体はまともな話で、至極当然。問題はタイミングと導入かねえ。現代日本人というのは実はかなりモラルが欠落してるので、叩いていいという雰囲気が簡単に出来やすく、また実際に叩きに出る人達も非常に多い。弱いものはとことんいじめろの心理かね。
俺は知らなかったが、どうやら盗撮した後輩ってのは会社ぐるみで事件を隠蔽しようとしてたようで、そのへんが他社のスクープで暴かれたばかりらしい。そこに元日テレ社員のコメント。しかも読みようによっては後輩擁護と取れてしまう内容。
で、めでたく炎上とあいなった模様。
まあ、男性を挑発してしまうような格好をしただらしない女性が性犯罪を助長してるのだ、という言い分は理解できるのだが、一般の読み手にそこまで理解を求めるのは厳しいかもなあ。全体の刺激量が増えれば反応量も増えて、今回の被害者がそのようなだらしない女性だったかどうかは別として性犯罪が増えると。だらしなくない女性もとばっちりを受けちゃうんだぞと。そういう全体的な話なんだろうけども、個別を突っ込みたいやつは突っ込みに来るからねえ。
ま、挑発に乗ったら負けってのは間違いの無いところだな。
@ それにしても:
褒める力 というのはすごいなと思う。
叩くのは誰にでもできる。悪いところを見つけるのは簡単だからだ。
しかし、褒めるのは誰にでもできることじゃない。いいところを見つけるのは、とても難しいことだからだ。
(@443)
2006年05月23日(火) [過去の今日]
#1 魔法に見えるうちは追い付いてない証拠
よくJcode.pmやEncode.pmを参考にさせてもらってperlでプログラムを書くことがあるのだが、やはり圧倒的にレベルが高い人のソースは魔法のようだ。俺自身のレベルが低いせいもあろうが、あまりに魔法のようで思考がストップしてしまうことがある。
今日も今日とてEncode.pmのfind_encodings()付近で思考が止まった。Encode.pmの頭に%Encodingというハッシュがあるのだが、各エンコードのサブモジュールはここに名前を登録する。Encode::JP::JIS7では、
for my $name ( '7bit-jis', 'iso-2022-jp', 'iso-2022-jp-1' ) { my $h2z = ( $name eq '7bit-jis' ) ? 0 : 1; my $jis0212 = ( $name eq 'iso-2022-jp' ) ? 0 : 1; $Encode::Encoding{$name} = bless { Name => $name, h2z => $h2z, jis0212 => $jis0212, } => __PACKAGE__; }
というようにして登録されている。こうすることで$Encode::Encoding{$name}の中身はEncode::JP::JIS7のオブジェクトになり、当該ネームスペースのメソッドが呼び出せるようだ。
わかってみれば当り前のようにすら思えて来るが、これがなかなか思い付かなかった。実際、他のモジュールでは、substrでスクリプトの文字列を切り出して、evalで実行なんて手段でサブモジュールを動かしてた。それに比べてこの実装の美しいこと、美しいこと。
やはりレベルが高い人のソースを読むのは勉強になる。いろんな意味で、ためいきの出る瞬間でもあるが……。
@ newしてるのと同じ?:
しかし、これって各サブモジュールごとにnewしてんのと同じだよね? サブモジュールが増えると遅くなったりしないかなあ。
(@260)
2006年05月24日(水) [過去の今日]
広告が乗るのはしょうがないと思ってたが、pheedo.jpとかいうGMO社のドメインを経由したリンクになってたりするのはキモスギ。アナウンスと説明くらいあってもいいだろうに。俺は/.-jが広告収入で大儲けするのは望ましくないとは思わないし、たくさん利用させてもらってるから維持のためにも収入がきちんとしてる事は大事だとも思う。
でもこれはやりすぎ感漂うね。このPHPスクリプトは俺も使わせてもらおう。
(@153)
@ 2005-05-29 追記:
#2 エンコードされてないSubjectでフィルタを通過
デジタルARENAの記事 によると、Windowsに付属してるOutlook ExpressというMUAは、エンコードされてない生の日本語文字列をSubjectに書いてもがんばって表示しちゃうらしい。そのため、フィルタ避けのためにあえてエンコードしないでspamを送る業者がいるのだとのこと。
よく文字化けのspamが来てて、こいつらアホだなあ、ちゃんとしたエンコーディングも知らないのかと思ってたが、計算ずくの罠だったのか。ていうか、OEがんばりすぎ。IEもそうだけど、規格外のものまで対応しなくていいんじゃないのか?
(@175)
2006年05月26日(金) [過去の今日]
#1 perlのHikiDoc実装
#2 貧乏ほどデブになる法則
貧困が十代の過体重リスク増加と関連する という記事を見つけた。アメリカでの話のようだが、先進国というのは貧しい環境ほど太りやすい食生活になりがちという、50年前からしたらまるで嘘のような現実が眼前にあるわけか。
国全体が豊かな証拠なんだろうけどさ……。
(@084)
#3 Feed Icon
唯ゲーム論の記事 から RSSアイコン標準化プロジェクトがあるという記事 を見つけた。
Feed Icons というサイトで配布されており、元はFirefoxのLive bookmarkアイコンらしい。
さっそくうちのサイトにもこっそりつけてみた。
@ が……:
どうも最近rss.cgiがうまく動いてない。本文が入らないみたいだ。昔チャットで誰かに本文もRSSに入れてくれと言われて適当なhackで入るようにしたものなので、ちゃんと考えないといかんかも。
というか、うまいこと別のシステムに乗り換えられるのが一番いいんだが……。
(@125)
#4 google bot の仕事が終る日
ふとアクセスログを眺めていたら、昨日のこのサイトへのアクセスが422を突破していた。ここにbatta、いわゆるcookieを食わないエージェントなどを含めると、757のアクセスがあったようである。
これはこのサイトとしてはかなりのアクセス数で、もしかしたら新記録かもしれない。
が、ログの形式も悪いのだろうが、ずらずらとgooglebot.comからのアクセスが並んでるのは非常にうざったい。今までもずいぶん古い記事までごそっと持ってく事は何度もあったのだが、いったいgoogleはいつになったらうちのサイトの全文を取得してくれるのであろうか。
量としてもたいしたものではない。俺が書くhnf形式の文書は、年間およそ1.2M。昨年はちょっと多めで1.5M程度。2001年からのログ全部あわせても、せいぜい6〜7MBである。こんなのいまどきの回線速度なら、一瞬で持ってけるはずだ。
もちろん、実際にはHTML変換の手間もあるし、その段階で文書以外の部分(サイドバーやヘッダタグなど)も取得するから、実際にはもっと容量が増えるし、サーバの負荷もかかることは重々承知である。しかし、実際に検索エンジンのクローラーが必要としてるのは、それだけのはずだ。
だったら単一ファイルでどこかにおいといて、それを取得するようにできないものだろうか。robots.txtにでも書いとくとか……。
(@297)
#5 しかし、書けば書けるものだ
1年に書く自分のこのサイトの文書量を調べてみて、ふと文字数に換算してみた。もちろん実際にはHNSコマンドなども含まれるから、正確な量ではないが。
$ du -k ~/diary/200? 06-05-26 12 /home/koshian/diary/2000 1192 /home/koshian/diary/2001 1192 /home/koshian/diary/2002 1224 /home/koshian/diary/2003 1180 /home/koshian/diary/2004 1484 /home/koshian/diary/2005 520 /home/koshian/diary/2006
このうち2000年のものはインストール時に紛れたサンプルファイルだから無視する。 いちおうEUC-JPで書いてるのでほとんどは2バイト文字だろうから、全部足しあわせて2で割ればだいたいのところは出るだろうか。
$ echo '(1192+1192+1224+1180+1484+520)*1024/2' | bc 06-05-26 3477504
さ、三百四七万文字?! ざっと原稿用紙8000枚分か……。長編小説16本分だな。半分に見ても8本分だ。恐ろしい。
もちろん実際に小説でこれだけの分量を書くとなったら、もっと時間はかかるのは当然なのだが、それにしてもすごい量を書いたものだなあ。
(@306)
#6 明文化されてない基準
それで、アクセスが大量発生した原因というのは、どうやら 人気ブロガー(アルファブロガーっていうのかな?)の essa氏 が はてブに俺の書いた記事をブクマした かららしい。
essa氏のblogはけっこう前から読んでいて、俺自身がファンの一人であるのだが、そのessa氏から
「法律が基準なのではなく、基準はどこかにあって、そこに市民を踏みとどまらせるためのツールとして法律を使ってる」実に卓見!
などと言われてしまうと恥ずかしくなる。
しかし、ですよ。
それならそれでもいいけど基準を決める責任者は顔出せよ!
というのは、ハズレだと思います。
たぶん薄々気付いてるんだとは思うけど、この警察の基準というのは空気のようにそこにあるもので、明文化されてもなければ責任者がいるわけでもないだろうと思う。あるならそれこそどこかでリークされてる可能性が高いし、そんなものが見つかったという話も聞かない。
だから警察内部で「だいたいこんなところからはみ出させないようにしよう」という共通の観念があるのだろう。おそらく警察官自身も無自覚にそう考えてるのではないだろうか。そしてそれを一言で言ってしまえば「体質」ということになる。
(@323)
#7 hns-2.20 release....?
あれ、hnsの最新版って2.19.8だよね? ユーザーズガイド に、 2.20の新機能 ってのがあるんだが……、これはいったい……。
しかし、カテゴリ表示が強化されたり、 RT形式 によるtableが作れるようになったり、isbnコードなどでリンクが作成できるようになったりと、けっこうな機能強化が……。
うーん、hns、捨てるの惜しくなってきたなあ。
(@418)
@ ようやく理解:
よく見たら2.19.8にはもう含まれてる機能なのね。2.20リリースに向けたドキュメントということかー。
とりあえず2.19.8にアップグレードするか。
@ ということは:
今、2.19.5なんだが、RTは使えるのか?
OS | バージョン | サポート終了日 |
---|---|---|
Windows XP | Home Edition | Windows Vistaリリース後から2年 |
Windows XP | Professional Edition | Windows Vista リリース後から7年 |
Debian GNU/Linux | 3.1 | etch(3.2?)リリース後から1年 |
FreeBSD | 4.11R | 2007年1月31日まで |
FreeBSD | 5.4R | 2006年10月31日まで |
FreeBSD | 6.0R | 2006年11月30日まで |
FreeBSD | 6.1R | 2008年3月31日まで |
@ おお:
使えてるなー。しかし、左側の列をthにする方法がわからんなあ。alignも勝手に指定されてるし、しかも囲みがシングルクォートか……。微妙だ。
#8 HNFパーサはどこ……
2.19.8に付属してるrss.cgiでも、やっぱり出力されるRSSのdescriptionにSUBで書いた部分だけ入っちゃったりしてアレなので、ソースを読んでみることに。
そしたら、RSS.pmは独自にhnfをparseしてんのね……。hnsに付属のhnfパーサを使ってHTML化してCDATAで突っ込んでやろうと本体のソースまで読みはじめたのだが、これがまた見つからない。
ていうか、date_timeとかExpandTemplとか、どこで定義されてるのかわからないメソッドがいっぱいあって泣けて来る。違うクラスのメソッドとかもばんばん呼び出してて、クラス内部で閉じてるわけでもないし。
特に悩んだのが、 ObjectTemplate というモジュールを使ってるところ。newされるとinitializeが呼ばれたり、attributesでメソッドを定義したりできるらしい。よくわからんが、けっこうわかりにくい。 attributes.pm とも別物。
何年も前からhnsのソースを読むというのはチャレンジして来たが、いつもどこかで挫折してしまう。奥が深いというべきか……。
(@968)
2006年05月29日(月) [過去の今日]
#1 モナーの罠
404 Blog Not Found で知ったのだが、 モナというのはイタリア語で女性器を指す らしい。
ええと……綴りはmona? んーと……、
$ apt-cache show xfonts-mona Package: xfonts-mona Priority: optional Section: x11 Installed-Size: 3724 Maintainer: NOKUBI Takatsugu <knok@daionet.gr.jp> Architecture: all Version: 2.21-4 Filename: pool/main/x/xfonts-mona/xfonts-mona_2.21-4_all.deb Size: 3040382 MD5sum: 4f167a3838774cb3b85346c0e2954f8d Description: proportional fonts for 2ch ASCII art These fonts are suitable for some ASCII arts like mona, gikoneko and so on. Tag: made-of::data:font, role::content:data, x11::font Task: japanese-desktop
んー、イタリア人はこれ見てニヤニヤしてるんだろうか。
(@368)
#2 /.-jのRSS、続き
#3 低周波着メロ
Life is beautifulの記事 によると、イギリスの子供たちの間で低周波着メロが流行ってるのだそうだ。なんでも20歳あたりから聞こえなくなる領域があるそうで、その範囲で音をならしてるのだと。ほんっとよく考えるな……。
しかし、コメント欄を読むと、同じ原理で子供たちがたむろしないようにコンビニの前に低周波の不快な音をならしておくという手があるのだそうで。実はこの「悪ガキ追っ払い音」を録音したものが、先の低周波着メロの正体なのだとか。
いやはや、大人と子供の戦争もずいぶんハイテクになったものだ。
(@309)
2006年05月30日(火) [過去の今日]
#1 オタク女+ニャー速+Blog連合祭り
まとめページも潰れた 時期にいまさらではあるんだけども。
2chのスレってノイズが多いから、おもしろいところだけ抜きだし編集してくれるようなサイトって重要だと思うんだよね。俺もそういうサイトを何度も読んで爆笑させてもらったことがある。あれが2chの生ログだったら読んでられないだろう。アフィリエイトも、オチとして機能してる事があったりして、なかなかよかったと思う。この話題でどんな商品が紹介されるのか、というのはひとつの楽しみでもあった。
まあ、そんなわけでそこから利益を得ること自体は別にどうでもいい話だろう。編集という作業への対価だと思えば惜しくは無い。
が、2chの投稿は2chに著作権(厳密には著作隣接権か?)がある。それを編集の上とはいえ転載し、利益を得てるなら、そこから2chに還元しなくてはなるまい。
そういう意味では、こういう形にさえならなければ、面白いコンテンツと2chの収益の量面が増加されたのではないかと、非常に残念に思う。 まとめサイトなんかもそうだが、有志による無償労働のうちはこのへんの料金が見逃されてきたわけで、その延長線にあったがための誤解とも言えるんじゃないかと。
まあ、そんなわけで、2ch側はログの利用に対する料金体系をきっちりしたほうが、こういうトラブルがなくていいんじゃないかな。
(@237)
#2 DVDプレイヤー1台あたりの特許料は20ドル以上
日系BPの記事 で知ったのだが、中国のDVDプレイヤーに課せられてる特許料は、20ドル以上にもなるらしい。上記リンクの2ページ目から引用するが
2002年から今日までに、DVDメーカーから特許使用料を徴収する機関は当初の1機関から37機関に増え、特許使用料も当初の1台あたり5米ドルから20米ドル強へと上昇した。
だとさ。
つまり、およそDVDプレイヤー1台あたり、2000〜3000円程度の特許料が上乗せされるということになる。1〜2万程度で買えてしまう中国製DVDプレイヤーの価格を考えれば、値段のおよそ2割が特許料ということになる。
もちろん、 中国の特許侵害 があるからこそ低価格が維持できたのは否めないだろう。だが、ひとつの製品を作るのに、37もの機関に特許料を支払わねばならないということの異常性は認識しておきたい。 これは規格の複雑さを端的に表してると思うが、その複雑さゆえの弊害もある。
しかも「もっと厳しいのは、この先まだどれだけの特許使用料を支払わなければならないのか、われわれにも見当がつかないことだ」。
こう述べられる言葉を信じるなら、もはやちょっとした企業規模じゃ、ひとつのジャンルにおける特許の存在すら、調べつくせないということになる。
無いものを無いと証明するの事の難しさは、幽霊の例で有名である。いま、作っている製品に他社特許がこれ以上無いと証明するのは、難しいのではないだろうか。特許が、知的財産が、幽霊のようにあるかもわからぬ状態で背後に忍び寄ってるのではないかとおびえながら、仕事をせねばならないのか。
だとしたら、小さな企業はもはや参入不能である。特許を保有し、規格制定の段階から関わった大手数社だけが利益をあげられる仕組みと言ってもいいだろう。まるで談合のようだ。
知的財産の保護は重要であろう。それはわかる。しかし、新規参入すら妨げるような仕組みでは意味が無い。
解法としては、先行技術調査のコストを下げ、保護期間を短くする事が考えられる。特許データベースの検索性をあげることや、データ形式を現在のjpegファイルではなく、OpenDocument形式にするなど、検討してもらいたいものだ。
(@186)
2006年05月31日(水) [過去の今日]
#1 Web 2.0 は CMP Media の登録商標です
栗原潔のテクノロジー時評Ver2というサイトの記事 によると、Web 2.0が登録商標出願され、このたびめでたく登録完了したそうで。 各種イベントでも「Web 2.0」という言葉は使わないようにと要請してるそうだ。
日本国内でも昨年11月に出願されてるそうで、そろそろ完了とのこと。
言いたいことは上記サイトがみんな言ってくれてるが、まあ、なんともかんとも。権利意識の強さってのは悲しいねえ。
(@435)