2006年04月20日(木) [過去の今日]
#1 デュアルブートでも同じ環境を
ということで、WindowsXPとDebianのインストールされたノートPCのWindows側にVMware Serverをインストールしてみた。仮想OSのディスクには実ディスクを割り当て、デュアルブートになってるDebianのパーティションをそのまま利用。これでどちらで起動してもDebian環境が使えるという算段。処理が厳しいときはDebianで起動し直せばいいわけだね。
こういう環境を作った理由はいろいろあるのだが、大きいのはAirH"の速度。どうしてもLinuxで京ぽん1を使うと遅くて、こんなもんかと思ってたのだが、Windowsで京ぽん1接続してみると思いの他速い。初期化コマンドに何かが足りないのかなあ。今はATZだけだし。
ともあれ、こういう環境を作るのはけっこう面倒。eth0はe100の有線LAN、eth1はipw2200の無線LANなのだが、どちらもDHCPで利用しているので、VMwareで起動するとしょっちゅうeth0のIPアドレスが変わったりしてsshで操作するのに不便。かといって固定アドレスを割り当てるとDebianで起動したときに手動でdhclientを動かさなきゃいけなくて不便。
しょうがないのでVMwareでNICを3枚あるようにマシンを設定し、eth0, eth1はhost-only(dhcp無し)、eth2をNATに設定。これでeth0,eth1に余計なアドレスが振られることもなく、eth2の固定アドレスでいつでもsshできるようになった。
ついでにWindows側にはCygwin/Xをインストールし、CygwinのxtermからVMware側のmltermを起動してそこでGNU screenを利用。displayコマンドでぱっと画像を見たりするのも楽々だ。
不慣れなWindows環境は疲労感も強いが、こうしてmltermが動いてXアプリも自由に起動できるとなると、案外使いやすくも感じる。レジューム/サスペンドなんかはさすがにHWにあわせてメーカーが対応してるだけあって、確実に動作してくれるしね。
しかし、メモリが足りない……。実メモリ512Mあるのに、スワップが360Mかよ……。
(@167)