2005年12月28日(水) [過去の今日]
いろいろ言いたいこともあるけど、GPLなソフトウェアも作者の知的財産なんだという観点が抜けてるように思います。
例えばMySQLなんかはうまくやっていて、GPLなソフトウェアとして普及を計り、商用ライセンスでGPLの制限を逃れる方法を用意してますね。無料で使ってもらいつつ、フリーライダーを抑止する、実にうまい方法だと思います。BSDライセンスとのデュアルライセンスでは、こうはいかないでしょう。
お互いがおいしいところを得られるような方法であるべきだ、とは思いますけどね。
@ ソース公開が好まれる理由:
自分の浅い経験からで申し訳ないのですが、トラブルを起こすソフトウェアというのはたいていソースが非公開のものです。ソースがあれば直せますが、無いものは直せないという単純な理由でしょう。
そういうトラブルが起きるのは、Linux環境一つとってみても多様であるからでしょう。多様な環境に一つのバイナリだけで対応するのは難しい、かといって多様な環境すべてに対応したバイナリを供給するだけのリソースは無い。そこらへんが問題なんだと思います。
しかし、Linux/UNIX環境から多様性を奪ってしまっては、大きな魅力が失われることにもなるでしょう。何か、上手にやれる方法があるといいんですけどね。
(@295)
#2 PIPS on sarge
エプソンのプリンタPX-G900をsargeマシンに接続、PIPSドライバをCUPSにインストールすると、うまく印刷されない。
どうやらこの原因はPPDファイルのインストールにある模様。元のppdファイルと比べてみると、/etc/cups/ppdのppdファイルは、A4_AUTOとなるべきところがA4になったりしている。んー、どういうことだろう。
(@376)