2005年05月30日(月) [過去の今日]
ううむ、こんなまわりくどい説明をしないといけないのかなあ。仕入値が無料だから技術料だけで提供できるんですよ、というだけじゃダメ?
ためしに俺も料理に例えて説明してみるかな。
お客:オープンソースを使うんなら無料なんでしょ。なんでお金取るの?
業者:オープンソースソフトウェアは、いわば材料です。それを調理して、お客様それぞれの口に合うおいしい料理にするのが私達の仕事です。
お客:うーん、でもレストランとかの材料は仕入値がかかってるじゃない。
業者:ええ、でも材料だけが無料でもレストランは成り立ちませんから。オープンソースはいろんな人が趣味や仕事のついでに作ってる畑の野菜なんです。そこからは無料で仕入れられますから、その分料理をお安くお客様に提供できるのです。
お客:それじゃ農家が作った材料より品質が悪いんじゃないの?
業者:そういうものもありますし、農家の作ったものより品質がいいものもあります。また、大手スーパーのIBMさんですとかSGIさんですとかがこのオープンソース畑をサポートしてくれてまして、全体として農家顔負けの材料たちができつつあります。
お客:なんでスーパーが畑をサポートするの?
業者:農家からお金を出して仕入れるより、オープンソース畑のサポートにお金を出して無料で仕入れた方が、安くつくからでしょうね。
しかし、こういう事言う人は、材料が無料ならレストランはタダになると思ってるんだろうか。コックやウェイターのお給料がどこから出てるのか *1 認識してないのかなあ。
(@091)
@ 2007-03-04追記:
ちょっと読みにくかったのでタグづけだけ変更。