2005年02月03日(木) [過去の今日]
藝夢日報 でハッケソ。香ばしいな、松下。
MSではこの特許のことを「状況依存のヘルプ」と言うそうだ。 その実装のための文書 も公開されてるそうで、これを見るとヘルプモードボタンの外観として矢印にクエスチョンマークが付いたものが示されてる。絵も入ってるからアイコンってことで訴えなきゃならないんじゃないの、これ。
一太郎がMFCを使ってプログラミングしてるとも思えないので、おそらく独自実装なのだろうが、それもWindowsの機能の再実装と言うべき物でJustSystemのオリジナリティは認められない。つまりJustSystemはWindowsの機能を使ってるだけと考える事に筋も通るように思われる。だとすると1000000000000000000歩譲ってこれが権利侵害だとしても、JustSystemは善意の第三者と考える事もできるんじゃなかろうか。
ま、もっともこの手の訴訟は弱いところから狙うのが定石だそうで、ソーテックがよく訴えられてるのも、潰せる会社だと思われてるからだとか。松下はJustSystemを潰してMSにライセンス契約を持ちかけるつもりなんだろうな。
まあとりあえず知財の活用法として他者を脅して金を巻き上げるというのが一般化しつつあり、日本でその手法の先駆者とも言える状況になりつつある松下が、今後どうなっていくか注目したい。事と次第によっちゃ、知財という知財が価値を失う事にもなりかねん。
とりあえず誰か、×ボタンを押すとウィンドウが閉じる特許取ってみない? ×じゃなくてχだから侵害してないって反論してみるから。
(@649)