2005年02月02日(水) [過去の今日]
#1 プリペイド携帯電話
急遽入り用でプリペイド携帯電話をコンビニで購入。が、しかしナニでアレだな。
悪用が多いために手続きが複雑化したのか知らんが、購入者がFAXで申込書を送らないといけなかったらしい。で、コンビニ側はそれをすっかり忘れてて申込書を自分のところに保管して終了にしちゃった。
待てど暮らせど通じなくてキャリアのサポセンに電話したのだが、この人もFAXすればいいことを伝えてくれなくて、直属のショップに持ってけとか言いやがる。で、ショップの場所を聞いたらすでに閉店時間になってるショップばかり紹介する。で、ああだこうだと30分ほど揉めて、ようやくキャリア側で繋がるようにしてくれた。
まあ、悪いのはコンビニ店員なんだろうが、指導が行き届いてないキャリアの責任も少なくはないなあ。無事繋がったからいいが、繋げられるならとっとと繋いでくれりゃいいのに。おかげですっかり疲れてしまった。
@ ついでに:
プリペイドカードの裏に書かれてる番号を登録するのだが、これがスクラッチになってる。コインで削ると番号が出てくるのだが、削りすぎて8が3に見えてしまい、登録できずにしばらく悩んでしまった。もちっと頑丈に作ってくれい。
(@554)
圏外からのひとこと でハッケソ。
騙された村上龍は法的手段に訴えたりしないのかな。まあ、大人が思ってる程いまどきの子供は素直じゃないってことかねえ。そういう答えを期待してるのが見え見えな大人にも問題ありそうだけども。
(@604)
アニメ・漫画業界人「名言」スレ からの引用で、
敵だったらいくら殺してもいいわけで、「ロード・オブ・ザ・リング」だってそうです。
敵だったら、民間人でも兵隊でも区別無しに殺していい。誤爆の範囲なんですよ。
一体アフガニスタンの爆撃で何人殺してるんですか?
それを平気でやっている映画が「ロード・オブ・ザ・リング」です。
と宮崎駿が言ったって話。
はて、指輪物語ってそんな話だっけと十代の頃読んだ物語を思い出す。表題のblogでは、ようするにオークやゴブリンは有色人種のメタファなんだとさ。
そうねえ、実際民話だったころはそうかも知れないが、それらをまとめて中つ国という世界観、ひいてはファンタジーというジャンルを生み出した時点で、メタファとしてとらえるのは相当無理があると思うんだけどね。
むしろ、いまだにファンタジーというジャンルに対して差別だのなんだの言い出す事自体が、いわゆる「空想と現実の区別が付いてない」という事になるんじゃないのかね。
@ モンスターは殺してもいい?:
まあ、我々ゲーマーの間でも、モンスターなら無条件に殺してもいいのか、という議論は大昔からあるにはあった。その一つの答えとして、山本弘とグループSNEの手によるリプレイ「モンスターたちの交響曲」があるのだろう。このお話では「モンスターはモンスターだから悪なのではなく、悪い環境で育てられたから悪なのだ」ということになっている。これも山本弘氏の優しさが溢れてる解釈で、俺も嫌いじゃない。
個人的には熊や猿が人里荒すから悪だというのと同じように、モンスターも悪という解釈でも十分だと思うけどね。邪神の下僕だから、という理由もあった気がするが、それはそれで利害関係が成り立つからゲーム上ではそれでいいだろう。ゲーム上の邪神というのはたいてい物理的な力をもって、主人公たちの世界を破壊しようとするものだからね。
ドラクエなんかが気を使ってるなあと思うのは、モンスターとの戦闘に理由付けがあるところだね。コンピュータ上でのRPGでは、とりあえず出会ったモンスターは殺していかなきゃいけない。なんで殺さなきゃいけないのか、というところの理由付けがなされてないゲームも多いのだけど、ドラクエでは街の人のセリフとして「モンスターが増えて街の外に出られない」「商売にもいけやしない」等々が出てきて、モンスターを排除しなきゃいけない理由付けがなされてる。
もちろんそれでも人間側のエゴなんだけども、利害関係も無く、殺していい存在だから殺すという形よりはずっといい。熊や猿やカラスだって、害があるから殺さなきゃいけなくて殺してる現実がある。メタファだと言うなら、そういう現実へのメタファだと思うね。
(@609)