2004年12月05日(日) [過去の今日]
探偵ファイルの記事。アンケートをとってみたところ、B型者は血液型性格判断を嫌ってる傾向があるとのことで、言われてみればB型のイメージってよろしくないね、という話。
これは当り前といえば当り前のことじゃなかろうか。西欧はA型が多く、東に行くにつれB型者の出現率があがるそうで、それを悪用してA型者の多い民族は優秀でB型者の多い民族は劣悪だという形の差別が行われていた過去があるわけだ。世界で初めて血液型と性格の関連を説いた原来復医師の論文でも、A型者は優秀で温和、B型者は劣等で粗暴とされてたそうだ。これは先述のような差別・偏見が背景にあるとされている。
要するに元々血液型というのは差別に用いられてたわけだな。差別用語と称して言葉狩りは行うくせに、差別に基づいた知識を科学的であるかのように見せて広めて行く人間こそが、劣悪だと言わざるをえまい。
(@667)