狐の王国


2003年12月25日(木) [過去の今日]

#4 ALT="Something Alternative"

blogmap でハッケソしたのだが、何かと思えばクレームがついて削除されたサイトの移転先らしい。

そのクレームが付いた文書が復活してないのでなんとも言えないが、どうやら SALTY というサイトで展開されてるHTML文書作成講座系の文書のことらしい。このサイト自体もそうだが、やはりというかなんというか、講座の内容も「悪い手本」や「決してやってはいけない事」のオンパレード。まあそりゃツッコミも入るわな。俺も 朝日新聞にツッコミ入れた ことがあるし。HTMLのIEでの解釈を利用して見栄えを調整するってのは、初心者にはわかりやすいんだろうねえ。それで一通りエセHTML文書を作れるようになったくらいの人間が、今度はその中途半端な知識を人に教えはじめる。日本中世界中あちこちで起きてる現象なんだろうなあ。迷惑極まりない。

プロバイダ( xrea.com )の対応もすごい。誹謀中傷があったと外部からクレームが来たらアカウント止めちゃうのかよ。こないだうちのサイトを 「国系」なんていう分類でリンクしてるページ があったけど、これもプロバイダであるDTIに「俺のサイトを誹謀中傷した!」とか言えばアカウントごと停止させられるんだろうか(いや、言わないけど)。

まあ、ちゃんと双方の言い分聞いたと言える状況じゃないからはっきりとは言えないが、間違いないのは SALTY で行われてるHTML講座がでたらめ極まりない迷惑な代物であるということ、そして状況的にどうやら間違い無さそうなのが、誹謀中傷であるとされる箇所を誰も指摘してないということと、クレームを作成者ではなくプロバイダに送ったようだ、ということ。特に最後の箇所は重要だ。どうして上流に言いたがるんだろう。そんなに直接対決が嫌なのかね。インターネットは自由に誰とでも直接話せるのが素晴しいところなのに。効率良く相手を潰したいだけだとしか思えないな。

実際、上流にクレームを付けてどうにかしてもらおうという直接対決を嫌う臆病者は多いらしい。世界中あちこちで裁判沙汰を嫌うプロバイダの性格を利用した無闇なクレームの嵐。もっとも多くクレームがくるのはワールドコムだとどこかの記事で読んだ覚えがある。実際にコンテンツが置かれてるのはワールドコムのクライアントのクライアントが発行してるアカウントだったりすることも多いようだ。こんなことがまかりとおる世界じゃこちらが困る。プロバイダは訴訟を嫌うから約款をたてにあっさりアカウントを消してくれる。それをもって自分に都合の悪い発言をネットから消そうなどというのは卑怯者のすることだ。

もし、 ALT="Something Alternative" の言ってる事が真実であるなら、 SALTY の作成者さんとやらは卑怯者であると言わざるをえないのではないかね。

もう65歳だそうだから、分別くらいあるんだろう。卑怯者の誹りを払拭するような、きちんとした事態の説明を期待したい。一つのサイトを潰しておいて知らんぷりなんて道義的に許される事じゃない。

(@915)

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Sugano "狐志庵" Yoshihisa(E) @ 美紗緒ネットワーク <koshian@misao.gr.jp>
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