2003年12月12日(金) [過去の今日]
日頃から「オリジナリティなぞカスだ」と言ってるような俺には懐かしい視点。
オリジナリティというものが至上の宝物のように扱われる風潮は、正直いってよろしくないと俺は考えている。新しい大地を求めると、どこもかしこも開墾済みで何もできなくなるしね。それにいきなり未開の土地を切り開こうなんて無茶無謀。かぶっててもいいじゃない、パクリだっていいじゃない。喜びは開墾することではなく、作物ができることにあるんだ。手近な所から耕してけばいいじゃない。
積極的にパクるのもいいと思うなあ。もっとどんどんパクればいいのにとすら思う。吉野屋コピペなんてパクリ文化とすら言えるよね。上手な人の作品をパクっていくということは、その人の持ってる技を盗む事でもある。「技に著作権は無い」ってのは島本和彦だっけ。結果的に自分の血肉になっていくもんなんだよね。そしていずれは未開の大地を切り開く力も付いていく、そういうものではないのかな。
(@024)