2003年11月11日(火) [過去の今日]
#1 RAID再構築完了
というわけで80GのHDDでRAID1を作り直してみたのだが、どうやらうまくいった模様。今回はマザーのセカンダリIDEを空けるという目的もあったので、玄人志向のATA133PCIというIDEカードも使用した。
しかしこのカードはドライバで悩んだ。Silicon Imageのチップなのだが、ネットで調べるとCMDチップだよとのこと。Silicon Image社に買われたらしい。ということでCMDドライバを突っ込んだのだがうんともすんとも言わず。しばらく悩んでよーく見てみると、Silicon Image用のドライバが別途あった。CMDチップとはいえCMD680とのことで、ドライバが違うらしい。Sil0680で始まる型番だったが、よく見ないとSIIとかSllに見える。実際間違ってるサイトがけっこうあった。
とりあえずプライマリのマスタとスレイブに繋いでRAID1を構築してみたのだが、ファイルをコピーしてる最中にDMAエラーが。BadCRCだと。電源が足りてないということもないだろうし、ケーブルだろうと思ってプライマリとセカンダリに一つずつのディスクを繋いでみると、見事に動作。ぬう、さすが安物カード。
どうでもいいがこのカード、コネクタの向きが基盤に対して垂直なので、ケーブルを挿すと直下のカードの背面に思いきり干渉して恐ろしい。カード背面のハンダがケーブルの被膜を突き破ってこないかとひやひやものなので、PCIの一番下のスロットに取り付ける事に。IRQかぶるけど、短絡するよりはいいだろう。
ということでわかった事は以下の通り。
- Silicon ImageのSil0680(CMD680)はLinuxでも取り合えず動く
- カードのコネクタは基盤と並行に挿さるタイプを選べ
- シーゲイトは静かだ
- SoftwareRAID1で総計32Gの数千のファイルをコピーすると書きこみ8MB/secくらい
- でも読み込みは55MB/sec出るぞ、さすが7200rpmだ
- 馬鹿みたいな分量のファイルを書き込まなければそれなりに書き込みも速い
- やっぱりディスクでパフォーマンスはだいぶかわる。
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