2007年04月14日(土) [過去の今日]
#1 孤独死50%時代を迎える団塊Jrの老後の暮らし方
今、老人ホームが足りてない。団塊世代が老人と言われる年齢になるにしたがって、これは解決するだろう。しかし、団塊Jrはそうもいかない。
団塊世代の需要によって増えた老人ホームも、団塊Jrの時代にはまた減っているだろう。それに、団塊Jrは就職氷河期世代でもあり、結婚できなかったりしなかったりしてる世代でもある。貯蓄も子供の支援もまったく望めないだろう。
こういう我々団塊Jrは、孤独死の確率が高い。へたをしたら50%以上が孤独死するのではないだろうか。
誰も部屋で腐り落ちてしまいたくはないし、そもそもそんなに孤独死してたら 特掃隊長 が過労死してしまう。
こういう問題は以前から認識してたが、ふとIRCでそういう話になったとき、 さかどん がなかなか先見の明がある発言をしていた。
<Sakadon> 老後にルームシェアをして知り合いと暮らし合うというのが流行りそう
なるほど、それはうまい。しかしどうせなら世代も越えられるのではないか?
老人になった団塊Jrは、私財を投じて家を建てる。その家の設計はシェアハウスとして使えるようにしておく。家を建てる私財が無い人は、共同で建てるのもいい。
そして、その家に入居してくれる人を格安で募集するのだ。我々団塊Jrはネットをもっとも効率的に使える世代だ。これくらいは老いても朝飯前のはず。
入居してくれる人は、家を建てた人よりも貧乏な同世代でもいいし、若い人でもいい。若者は常にお金が無いものだから、きっと需要はあるはずだ。 どうせ子供もいないのだから、気に入った若い入居者を相続人にしたって構わないだろう。 若い人は安くてそれなりに暮らせる住まいが手に入るし、老人は孤独死をしなくて済むようになる。折り合いが悪ければ出て行ってもらえばいい。
ただし、これができるのはある程度健康な人だけだ。さすがにお金払ってまで病気の老人の面倒を見ようという奇特な若者はいないだろう。そういう人はどうにかして老人ホームに入り、介護ビジネスのお世話になるしかない。
というわけで、我々団塊Jrの目標は、老後に家を建てること、健康でいること、この二つだ。家を建てるための貯蓄は、健康を失ったときの老人ホーム代にもなる。まずは頑張ってお金を貯めよう。
(@071)