2007年03月12日(月) [過去の今日]
#2 差別は常に悪とは限らない
差別発言最終章 という記事。何事かと思ったら、 元売春婦であることを公言している yuki19762さんの記事 への はてブコメント に端を発する 喧嘩 のようだ。
正直に言うと、俺も売春婦には差別意識を持っている。お金が絡んでいようがいまいが、誰とでもセックスできる女性に好感を持つことは無いだろう。それが職業として明確になってる以上、売春婦に好感を持つことは無いだろう。
かといって積極的に叩く気もしない。性風俗産業が要らないものだとは思わないし、自分自身もいつか性欲に耐えかねてそういうところのお世話になる可能性も否定しきれないからだ。今のところそういう事態は避けられてはいるけども、そういう事態に陥ってる男性を救えるのは彼女らだけだ( 参考記事 )。
だからといって、正当なひとつの職業として認めろ、差別するな、というのは拒否する。もしそれをしてしまったら、子供の将来の職業選択の候補になってしまうからだ。
子供というのはピュアなものだ。正当な職業でお金がいっぱい稼げるなら選択肢に入れてしまう。それは避けたい。そういう意味でも、売春婦には申し訳ないけど差別され続けていて欲しいし、社会の下層でいてもらいたい。その代わりに普通に働いてたら稼げないような高給があるのだし。
だから「誰とでもセックスできる女性」ではない人が「誰とでもセックスできる女性」から「 おれに言わせれば売春婦じゃない女なんてこの世にいるの?って感じだし。おまえも所詮メスブタ。 」なんて一緒にされたらむかつくのは正常な反応だと思いたいし、そうでなければいけないだろう。
売春はよくないものだ。しかし一方でそれを必要としてる人がいる。その矛盾を矛盾のまま受け入れ、ひとつの歪みを歪みのまま社会に置いといて欲しい。正常化などしないほうがいい事もあるのだ。
(@967)