2005年06月25日(土) [過去の今日]
#2 Ζガンダム 星を継ぐ者
見て来たわけだが、TV版のストーリーをかなり忘れてるので、いい感じに素直に見れた。 が、けっこう気になるところも。なんでカミーユはエマ中尉の名前を最初から知ってたのかとか。まあ、TVアニメ十数話分を凝縮したのだからしょうがないのかね。初代の劇場版はもっとうまくまとまってたようにも思うのだが。
あとけっこう映像のざらつきが気になった。さすがに20年前のフィルムじゃざらざらしちゃうのかなあ。新作カットのきれいなこと……。しかし新作かオリジナルかわからないシーンもけっこうあったりで、保存状態のいい部分と悪い部分があったのかね。
しかしけっこう楽しめはしたなあ。一つ再確認したのは、ガンダムは「リアルな戦争」と言われてるけども、実際は戦争じゃなくて「テロとの戦い」なのだなということ。初代もそうなんだが、毒ガス作戦や人質作戦、一般市民をもろともにしたコロニー落しなど、これらはテロリズムと呼ぶに十分であろう。だからこそ主人公側が主人公でいられるわけだ。そういう意味では、現実がガンダムに追い付いたと言えるのかな、と。SFなんだから現実に先行してるのは当然といえば当然なんだけどね。
しかし、現実のテロリストやジオンがテロ行為を行うのは戦力的に圧倒されてるという理由で多少なりとも理解はできるのだが、ティターンズがテロをやるのは納得いかないなあ。そのへんの理由も今後明かされるのかなあ。
(@676)