2005年05月09日(月) [過去の今日]
#5 壊れずの銀矢駆け抜くコロセウム──スペインGP
というわけでスペインGPなのだが、まさかマクラーレンが壊れないとは思わなかったなあ。信頼性確保してきたってことだろうか。スピードはルノーより圧倒的に上だったのは前からだし、今後はライコネン旋風が巻きおこるのかな。
しかし忘れちゃ行けないフェラーリ。今回はどうやら何かを踏んでタイヤを失ったようだが、タイムは悪くない。予選1回目こそトップから0.5秒も遅れているが、レースディスタンスの半分を走り切るだけの燃料を積んでトップから1.7秒落ちはたいしたものだろう。しかも31周目には1分15秒648というラップを叩き出している。これはファステストであるフィジケラの1分15秒641とわずか7/1000秒差でしかない。F2005は決して遅いわけじゃないのだ。しかも次はミハエルの得意コース、モンテカルロ。期待せずにはいられないだろう。
それに、今のフェラーリは、このまま黙って引き下がる程甘いチームじゃなくなっているはず。必ずや選手権に絡んで来るだろう。そのとき、アロンソやライコネンと堂々とワールドチャンピオンを賭けて戦ってくれるはずだ。
願わくば、そこに琢磨の姿があらんことを。
(@736)