2003年12月31日(水) [過去の今日]
#2 mozilla
今日はふと気がむいて、ゲーム用にインストールしてあるWindows2000に、mozillaを もじら組 から日本語版をダウンロードしてインストールしてみた。
これがびっくり。一見してわかるのが、昔に比べて非常に完成度が高くなってるということ。OSから浮いてしまったような雰囲気がまったく無い。自然にWindowsのデスクトップにとけこんでいる。
さらに速度も劇的に向上している。いつもWindowsのIE6よりLinuxのmozillaのほうが速いとは感じていたが、Windowsの入ってるマシンがCeleron1GHzなのに対し、Linuxが入ってるのはCeleron1.4Gであるせいだと思っていた。しかし、同一のマシンの同一のOSで比べてみてはっきりわかった。確実にmozillaのほうが速い。
特に高速化セッティングを施すと、比べるまでもなく速い事がわかる。編集->設定->詳細->HTTPネットワークにある、「パイプラインを有効にする」をオンにし、「user_pref("nglayout.initialpaint.delay", 0);」と書いたテキストファイルを user.js という名前で、Win2kやWinXPなら「C:\Docment and Settings\username\Application Data\Mozilla\Profiles\default\********.slt\」、Win9xなら「C:\WINDOWS\Application Data\Mozilla\Profiles\default\********.slt\」に置く。もう気持ちいいくらい速い。IE6のようなもっさり感がまったく無い。
また、昔は起動時間がずいぶんかかってたし、Linux版は今でもかなり起動に時間がかかるのだが、Windowsのmozillaはあっという間に起動する。さすがに最初から起動してるIE6には敵うはずもないが、それでもさほど待たされるということがない。高速起動オプションを有効にしておけば、IE6並の速度でウィンドウが開く。これは非常に驚いた。
ということで、今のmozillaはもはや誰にでも勧められるブラウザであることがわかった。IEより速くてセキュアなら使わない手は無いだろう。もうどんどん布教しちゃうぞ。
ちなみに、 巫女ぐにょ のmozillaにはこの高速化セッティングを施してある。自分の環境が壊れるのが嫌なら、ぜひ巫女ぐにょでmozillaの本当の速度を体験して欲しい。