2001年04月28日(土) [過去の今日]
#1 確かに言ったけど
ホントに
ネタにされる とは(笑)
今までFreeBSDからPC-UNIX入門して、だいたい使えるようになった頃、RedHatやTurboも入れてみたんだけど、何でもごろごろ入っちゃって、なにがどうなってるのかさっぱりわからなくなっちゃったんだよね。
やっぱり、FreeBSDのように自分のPCに入るソフトは、自分で一つ一つ入れていきたい。依存関係くらいは見て欲しいけどね。そうじゃないと、なにがなんだかさっぱりわからないもの。RedHat入れたときは、自分が今なんのウィンドウマネージャー使ってるのかもわからなかったよ。
Debianはその点、FreeBSDほど手動じゃないし、RedHat系ほど自動じゃなくて、スキルが無いくせに一つ一つ自分で設定したい狐志庵にはちょうどいい感じ。今なにが入ってるのか、だいたいわかるしね。
Debian便利ワザ集 なんかを見たりして、やっぱりDebianにしてよかったと思う。こんなにやりたいことが素直にできる環境は初めてだよ。FreeBSDでできなかったことが、Debianならできる。RedHatでわけわからなかったものが、Debianならわかる。
それにDebianは対応プラットフォームもたくさんあるしね。AlphaやSparcはもちろん、PPCやm68kでも動く。今まで、いろんな消えていったコンピュータを見てきた狐志庵は、永続性のある環境をずっと求めてきた。だから最初に買ったコンピュータはNECの98だった。主流なら安心、と思っていた。でも、今、98シリーズは消えた。今狐志庵が使ってるコンピュータは、AT互換機だ。今の主流だけど、これも主流じゃなくなる日が来るかもしれない。Debianなら、AT互換機じゃなくても使える。今まで身につけたことや、構築してきた環境が、そのまま他のプラットフォームでも通じる。特定の企業がやってるディストリビューションじゃないから、サポートされなくなるなんて心配もない。万が一そうなっても、最終手段として自分でサポートを続けるという道すらある。そりゃあ、そこまで技術を身につけるのは大変だし、自分に可能かどうかなんて疑問だけど、そういう道が残されてるというのは、すごく安心できる。こんな感動的なことはないよ。永遠というものが、少なくともその可能性が、目の前にあるんだから。
だからきっと、狐志庵はずっとDebianユーザーだと思う。Debianユーザーとして、生涯を終える。そういうつもりで、使ってます。