2007年08月26日(日) [過去の今日]
#2 ネットユーザーのテレビ離れが激しいのは、コンテンツ云々よりテレビをつけっぱにしてそれで時間の進みを把握するという習慣が無いからじゃないだろうか
どうもテレビっ子世代の50代とかの話聞いてると、テレビを付けっぱなしにしてそれで時間を把握し、行動の指針にしてるみたいなんだよな。
特に朝のTV番組は時刻がいつも大きく出るし、たまに時刻をコールしてくれたりするし、天気予報とか占いもだいたい定刻にやってるんでしょ?
そうすると「ああ、もう占いの時間だ。これ見たら行動開始!」とか「もうすぐ朝の連ドラだから用事全部済ませて、見たら出勤しよう」とか、そうやってスケジューラのように使ってるっぽい。映ってる番組で曜日を感覚したりとかね。ツールとしてのTVって感じ?
これはプッシュ型でリアルタイム性のあるメディアならではの使い方だよな。ネットでそんなことができるサービスはちょっと思い付かない。メールじゃ遅延あるし、そんなしょっちゅうメール来てもウザいし。
でもネットにハマったやつらって、とくに古参ほどテレホーダイ時代を経験してるから、夜更し型だったり昼夜逆転がけっこう日常的だったりとかで、時間に縛られた生活スタイルではなかったりするんだよな。
だからあんまりTVに固執する必要も無くて、無いなら無いなりの生活ができる。そんなとこなんじゃないかと思うようになって来た。
逆にTVをスケジュールリマインダー的なツールとして使ってる人はそこからの脱却はほぼ不可能なのかも。1度ニートにでもなって時間に縛られない生活してみるくらいじゃないと難しいのかもな。
(@981)