2007年03月06日(火) [過去の今日]
#1 パスワードを書き留めて置く際の注意事項
「パスワードは書きとめて」:アップル、Macユーザーにアドバイス という記事。Appleのセキュリティ意識の低さいったら……。これだからAppleは……(溜め息)。
当然「これはひどい」タグを付けてブックマークしたわけだが、 ?B界隈の反応 や そこから辿った日記 などを見ると、なぜか好意的な意見が。
もちろんパスワードを書き留めておくという手法も無いわけじゃない。その場合あんなチートシートに書くのではなく、以下のようにする。
- どうせ覚えなくていいならパスワードは長くしておく(20〜30文字以上)。
- 覚えなくていいのだから同じパスワードは使いまわさない。
- パスワードを書いた紙は財布など家族も見ない場所に保管し、決して肌身離さない。
- 紛失したら即パスワードを変更する。
要するにパスワードを書いた紙をクレジットカードと同じように扱えばいい。それと、できればパスワードは自動生成したほうがいい。UNIX系のOSなら、mkpasswd(1)を使うか、以下の様にする。
$ head -c 18 /dev/urandom | mimencode
これで24文字のパスワードがランダム生成される。mimencodeコマンドはDebianだとwhoisパッケージに含まれている。Macな人は mmencodeコマンド をmimencodeコマンドの代わりに使えばいいだろう。
しかし、やはりパスワードは脳内から出さないのが一番だ。なので パスワードを記憶しておくためのコツ という記事も書いたので参照あれ。自分に合った方法を選ぶといいだろう。