2007年02月03日(土) [過去の今日]
#1 はてなメンテ
うう、いまブクマしようとしたらはてながメンテ……。ていうか仕事の資料とかブクマしたやつどうしよう!!
うーむ、2つのSBMをつかってどっちでクリップしてもどっちにも反映されるような方法はないかのう。clip proxy的というか、中間に入るサーバソフトが必要になるかなあ。
(@194)
#2 怠け病に見える病気がいっぱいある件について
日テレアナウンサーの 大杉君枝さん(旧姓鈴木) がどうやら自殺されたらしい。実は密かにファンだっただけに、残念でしかたがない。
ニュース等によると 線維筋痛症 という病におかされてたとのことで、これがまた例によって「怠け病」に見える病なのだそうだ。
正直、この手の病気が多すぎる。 怠け病で検索 してみると、実にたくさんの病があるのがわかる。こういう周囲からまったく理解されない病がどれだけ大変なものか、普通はわからないだろう。
誤解を恐れずに言えば、癌や白血病のほうがまだマシだ。少なくとも終りがある。そのような病気にかかってる患者さんたちの苦しみを無視するわけではないが、戦うべき相手も戦いの終りも見えない状態というのは、想像以上の苦しみだという事は言っておく。
両手両足に10kgずつ、他人には見えない重りを付けて生活してるところを想像してみるといい。体は思うように動かない、すぐ疲弊する。病院の検査でも見つからない。重りを外してくれる人もいない。それどころか重りがあるんだと言えば怠ける口実だと言われる。重りがあるからといって体力が向上するわけでもない。
真面目な人ほど、思うよりも動けない自分にいらだつ。消耗して起き上がる力も出なくなる。全身に広がるだるさで、寝てるだけでも退屈すら感じなくなる。
そういう状態が家族の理解も得られぬまま、延々と、時には何年も続くのである。そりゃあ鬱病だって併発する。
なんでもいい、この状態から抜け出せるのであれば、たとえそれが死だとしてもそれでいい。かといってこの重りが自分を殺してくれるわけでもない。心理的には、そんなところだろう。死ねる病がうらやましいとすら、思い始めるはずだ。
ついでに言えば重りが付いてても慣れるとそれなりに動けてしまう。もちろん普通の人のようには動けないし、無理をすれば翌日からしばらく寝込んだりもする。昨日は元気そうだったのに、なんてことがあるのはそのせいだ。
それぞれ個人差はあるし病気によっても違うだろうが、たいてい怠け病扱いされる病はこんな感じだ。気力も出なくなるので、もっとひどいかもしれない。
冒頭の大杉君枝さんも、そんな状態で仕事や家事をこなしていたのだろう。そしてこなしきれない自分にいらだっていたのだろう。
周囲にやけに疲れやすかったり、休みがちだったり、気力のなさそうな人がいたら、怠け者だと思う前に、病気を疑ってあげて欲しい。できれば病院を5〜6件はまわらせてあげて欲しい。この手の病は見つかりにくく、理解されがたく、映画化もドラマ化もされないので知られにくいものなのだから。
(@648)