2003年03月19日(水) [過去の今日]
#1 ツカない日
友達とご飯を食べて車で送って行く途中、右折待ちで止まってると、対向車がライトをちかっと付けた。行かせてくれるのかと思えば、全然スピード落さず突っ込んで来る。慌ててブレーキ。
再び右折待ちをしてると、対向車ががんがん来てるのに後ろの車ががんがんクラクションならしやがる。よく見ると女性ドライバー、携帯電話でくっちゃべりながらクラクションならしてやがる。男女差別と言われようとも女性ドライバーは危険というのは常識だ。バックギアに入れたらびびるかなと思ったが、人を乗せてるのでやめておく。
友達を送り届けたあと、とある雑誌が今日発売なのを思い出して買いに行くも、2件回って見つからず。3件目で見つかったのでよかったが、何も先月号置いとかなくてもなあ。発売日間違えたのかと思った。
家族に頼まれてた買物を済ますため、スーパーへ。追加買物の電話が入るも、指令は「おいしそうなもの見付けたら買っといて」。わかるかボケ。出来合いのもの買ってこいというのか、それともよさげな食材を買ってこいというのか。そう問いつめると手が離せないらしく、折り返し電話するとの由。どっこい30分たっても電話は来ない。こちらから改めて電話すると、「出来合いのものを3人分買ってこい」とのこと。それだけ伝えるために30分待たされたのか……
夕飯が済むとなんか体がだるい。思い出したが、薬を飲むのを完全に忘れてた模様。くそ。
たらちゃんの記事は何についてのことなのかわからないことがたまにあるけど、 「再放送」 と称するリンクをたどってやっとわかった。未来のOSこと Mac OS X とMacユーザーのblogに対してのコメントなのね。明言してないのは、範囲をそこに限定したくなかったからかな。
俺はアンチMacを自称してるし、MacOS Xを導入したとしてもUNIXとしてしか使わないのは目に見えてるので、少なくとも俺にとってはまったく価値は無い。だけど、UNIXベースのメジャーなOSとしてはおもしろいなと思ってウォッチしてる。なのでMacユーザーのblogも見てないわけじゃないのだが、確かにレガシーMacとOSX論争はたびたび話題にのぼってるね。どうせサポート終了してから巨大なセキュリティホールでも発見されれば嫌でも乗り換えざるを得ないのだから、ほっとけばいいとは思うが。
未来のOS像なんて俺には想像もできないけど、
何を使うのかではなく、何がしたいのかです。
という言葉には納得できる。俺自身がUNIXを使用してるのもテキスト処理の効率を追求して、という面も少なからずあるからだ。俺のコンピューティングの大半はテキストの入力と処理だからね。
だが、結局の所は「したいこと」と「できること」の妥協点の話になるのではないか。強力なテキスト処理はUNIXの最も得意な「できること」であり俺の「したいこと」だから、相当な高次元の妥協点だ。そして妥協点の選択は未来ではなく、「今」と「過去」が基準になるのは間違いない。未来に可能になろうとも、今できなくては意味が無く、できるかどうかは過去の実績を見るしか無いからだ。
我々人間は時系列にそって動き、五感を駆使して外世界を感覚し、知覚する。知覚は感覚の前には働かず、常に感覚という過去の出来事を用いて知覚する。すなわち、我々は未来を知覚することが無い。故に我々の知性は常に過去に対してのみ働く。我々の知覚可能な未来とは、過去の情報を元にした推論以外の何者でもない。
また、我々の知覚する世界とはすなわち知覚の総体であり、知覚とは前述の通り過去の情報とそれを元にした知性活動の結果である。おのれの知る範囲外は世界には存在しない。その世界が狭い *1 というなら広げてやればいいだけのことだ。
ただ、唯一未来を知覚する方法がある。それは自らの手でものを造り上げることだ。これから自分で作るものは現存せず、なおかつ未来において存在することを、作業を通して知覚できるのである。未来のOSは、未来のOSの作り手にしか見えないのである。
未来の見えない我々はさて、何をすべきだろうか。
(@779)
#3 戦争突入まであと何時間?
アメリカのイラク攻撃に対してあーだこーだ言う人が多いが、俺としては今回のことは湾岸戦争の事後処理の一つだと思っている。戦敗国が戦敗国らしくしてないからこういうことになるのであって、その意味でアメリカが悪いとはまったく思ってない。
かといって戦争賛成を唱えるつもりもない。繰り返すがこれは湾岸戦争の事後処理だ。ならば問うべきは湾岸戦争の是非であり、今回の攻撃云々ではない。そして湾岸戦争はすでに過去であり、いまさら何を言ってもどうしようもないのである。
俺としては極力儀牲者を出さずに戦闘を終らせ、今度こそ戦敗国らしくしてくれる国家に生まれ変わってほしい。そしてその国家がアメリカよりになりすぎない事を祈るのみである。これ以上アメリカに力をつけさせるのは得策ではない。
だからこそ、戦闘終了後の日本の動きには期待したい。いや、もちろん戦闘開始前にイラク大統領たちが亡命してくれるのが一番嬉しいのだが……
(@889)