2008年02月08日(金) [過去の今日]
#2 どうせ大変革なんて起こらないんだ病
何気なくネットの文書を読んでると、「大変革が起きるとか言ったって、実際起きてみりゃたいしたことじゃないんだろ?」というような言説にたまに出会う。
そりゃね、それが起きたときの傍観者だからそう感じるんだろ、と思うんだよなあこれ。
実際さ、電子レンジ知らない人に電子レンジであっつーまに食品あっためたりしたら、すんげえ驚くと思うんだよな。自動車とかもそうでしょ。
それで生活が変わる程の革命的製品だったかっていえば、確実に生活変わってるでしょ? 電子レンジ前提で冷凍庫の活用が広まったり、電子レンジ前提の保存食が出てきたりして、みんな買ってるじゃん。そういう意味では商売も全然変わってる。
各種食料品メーカーが「電子レンジ? そんなの出来たとしてもたいしたことないだろ」といって新製品の研究に電子レンジをまったく無視してたとしたら、その会社はものすごい生き残りに苦労したんじゃないだろうか。
時代は刻々と変わり、その変わりつつある世の中にいる人にはゆるやかな変革に見えるのかもしれない。
でも本当にその変革の中に身を置いてみたり、変革後の世界から振り返って見ると、生活も仕事も変わる大変革だなあと思ったりするもんじゃないだろうか。
実際、Windows95が出てからのパソコン周辺は革命的に変わったと思う。インターネットに繋がったことで、大きく変わった事も少なくない。
Google以前と以後じゃ、検索のやり方もずいぶんと変わった。はてなみたいにウェブサービスで飯が食える企業が続々出てきた。
いまさらな気もするけど、すでに「大変革」は始まってるんだなあと思う。
10年後もごはん食べられるようにしとかないとな……。
(@807)