2002年09月24日(火) [過去の今日]
たいやき とIRCで話してる時に、気軽に「アメリカとアメリカが支援した国が殺した人数と、共産圏で虐殺された人の人数を調べて比較してみてよ」と言ったのだが、もう着手してるみたいだ。行動が早いのがたいやきのすごいところだね。
話としては、カンボジアが共産化された時に人口が1/3になったとか、共産化されると戦争で出る死人より多くの人が虐殺されるという話は聞くが、具体的なデータとして持ってない。なのでたいやきの調査結果は実に楽しみだ。
@ 共産主義:
俺は特に共産主義者でも反共産主義者でもない。ただ、いわゆる「西側」のやり方はまずかったんじゃないかなあとは思う。実際崩壊しちゃったしね。
もっとも共産化が進んでる国は、日本だ。貧富の差も少ないし、関東あたりは差別問題も比較的少ない。働けなくても国から援助金が出るし、最低限の生活は保証される。食事ができなくて死んでいく人なんていない。
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豊かで、平等で、国がなんでもやってくれる。国民の意志──選挙で選ばれた政治家──など無くても、国は国民の生活を保証し、アメリカという大きな盾を持ち、自国を防衛するのに十分な戦力を蓄え、住基ネットで情報化社会を作ってくれる。しかも表向きは民主主義なので、国際社会での理解も得られる。実に見事な共産主義だ。
だから日本に自由は無い。共産主義なんだから、国に対する義務を果たさねばならない。労働して納税して国民健康保険を出せと言われたら出さなきゃならない。頼んでも無いNHKの視聴料も払わなきゃいけない。ここはそういう国なのだから。
(@882)