表題のlogitech製トラックボールはなかなかの高級品。普段1000円程度のマウスしか使ったことの無かった狐志庵には過ぎた代物なのだが、父が使いにくいと言って譲ってくれたのだ。
それでさっそくDebianで使おうとしたのだが、これがうまくいかない。XのバージョンはXFree86 4.0.2。検索するも意外に情報が無くて困った。
ということで、同士がいるかもしれないのでここに書いておこう。
Section "InputDevice" Identifier "Mouse0" Driver "mouse" Option "Protocol" "IntelliMouse" Option "Device" "/dev/mouse" Option "Buttons" "5" Option "ZAxisMapping" "4 5" EndSectionこんな風に書いて、一応動いていた。一応というのは、スクロールが作動しなかったため。第3ボタンとしての機能は動いていたので、しばらくこれで我慢していた。元々ウェブブラウジング以外で使わないしね、スクロール。
一応海外の掲示板だかMLだかで、このトラックボールのプロトコルはMouseManPlusPS/2であるとの情報は得ていた。だが、これを指定するとどうしてもうまく動かない。それである時、ふとgdmが邪魔してるのではと思い立ち、gdm経由ではなく、直接XF86Config-4から使ってみることにした。
Section "InputDevice" Identifier "Mouse0" Driver "mouse" Option "Protocol" "MouseManPlusPS/2" Option "Device" "/dev/psaux" Option "ZAxisMapping" "4 5" EndSectionだが、これでもまだ動作が怪しい。マウスカーソルが時折ワープする。それで、やはりgdm悪?とか思いつつgdmをアンインストールしてみると、案の定正常に動いた。現在ではMozillaでもaterm+w3mでもスクロールでウェブブラウジングできている。快適快適。
CoregaのKVMというPC切り替え機を導入したら、ホイールが効かなくなりました(涙)
Windowsでは動くのになあ。くそー。
なんと、スクロールの動かし方判明。プロトコルもMouseManPlusじゃなくてよかったようだ。現状のXF86Config-4を書いておく。
Section "InputDevice" Identifier "Mouse0" Driver "mouse" Option "Protocol" "ImPS/2" Option "Device" "/dev/psaux" Option "Buttons" "5" Option "ZAxisMapping" "4 5" Option "Emulate3Buttons" EndSectionこれでKVMを通してても快適にスクロールボタンを使えている。まさかこんな簡単に動くとはなあ。